入試で落ちる人がほぼいない、誰でも入れると思われているFラン大学ですが、実際そんな大学なら行く意味があるのでしょうか。
この記事では、Fラン大学に行くことで得られるメリットや、Fラン大学に行く意味がある人とない人の特徴についてまとめています。
今からFラン大学を受験しようかどうか迷っている人にとって、非常に参考になる記事です。
あなたにとって「Fラン大学に通うこと」は意味があるのかどうかを、しっかり見極めていきましょう。


Fラン大学に行く意味がないのか

Fラン大学に行く意味があるのか、という質問に対しての答えは、「ある」です!
なぜなら、Fラン大学でも大学は大学。卒業すればあなたは「大卒」だからです。
大卒は社会に出て働く際に、年収や出世の面で有利になりますし、そもそも大卒でなければ入れない企業もたくさんあります。
Fラン大学なんて行っても意味ない!と決めつけてはいけません。
逆にFラン大学に行く意味のない人に関しては後ほど解説しますが、一言で言うと「大学名」だけで勝負しようと考えている人たちです。

Fラン大学に行く意味がある3つの理由

この章では、Fラン大学に行く意味がなぜあると言い切れるのか、その理由についてお話ししていきます。
Fラン大学に行く意味がある理由は大きく3つ。
- 求人数
- 年収
- 出世
これら3つの面で、大卒という肩書が大きな意味を持つからです。
ではそれぞれの項目について細かく見ていきましょう。
1.応募できる求人に影響するから
求人サイトをささっと見てみればすぐに分かることですが、大卒と高卒では応募できる求人数がものすごく違います。
求人数が多ければ、
- 就活の際いろんな企業にチャレンジできる
- どこが応募できるかではなくどこに応募したいかを考えられる
- 応募数が多ければ内定数も必然的に増える
などのメリットがあります。
高卒や専門卒では、「大卒以上」の求人にチャレンジすることができないため、基本的に「応募できるところから選ぶ」しかなくなります。
そのため「あまり興味のない企業」や、「やりたいと思えない職種」も視野に入れて就活をしていくのが高卒や専門卒の特徴です。
大卒は求人数が多いため、受かるかどうかは別として「可能性を広く持つことができる」のは確かです。
2.学歴が年収に影響するから
日本はまだまだ学歴社会。
年収に関しても最終学歴が大きく関わってきます。
▼最終学歴別平均年収比較表
平均年収 | |
---|---|
中学卒 | 250.8万円 |
高校卒 | 264.8万円 |
高専・短大卒 | 278.2万円 |
大学・大学院卒 | 369.7万円 |
全学歴平均 | 304.3万円 |
参照:第二新卒エージェント neo 「中卒の年収を上げる方法3選!収入(給料)・初任給をUPさせて平均年収を超える」
この表からもお分かりの通り、大卒の年収は高卒と比べて100万円以上も高いですよね。
同じ仕事をしてもこれだけ収入に差がつくのです。
「Fラン大でも卒業してよかった!」と思えるに違いありません。
3.学歴が出世のスピードに影響するから
社会に出て働き始めれば、最終学歴が高卒であろうと大卒であろうと関係ないと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。
▼学歴と性別ごとにみる昇進スピード比較
係長への昇進 | 大卒男性=大卒女性=専門卒男性>専門卒女性 |
課長への昇進 | 大卒男性>専門卒男性>専門卒女性 |
部長への昇進 | 大卒男性>専門卒男性 |
参照:大阪大学「昇進競争における学歴と性別~百貨店業の事例~」
このデータからも明白ですが、出世するのはいつも決まって「大卒」が先。
その後に専門卒、高卒と続くパターンが一般的です。
仮に仕事が同じくらいできたとしても、大卒の方が早く出世できるのですから、高卒からしてみれば納得いかない気持ちにもなるでしょう。
しかし、世の中はそれくらい大卒を優遇しているのです。

Fラン大学に行く意味がある人の3つの特徴

Fラン大学に行く意味があることが分かった上で、ここからはさらに「Fラン大学に行く意味がある人」に注目していきましょう。
どのような人であればFラン大学に行く意味があるのか、その特徴を3つのポイントにまとめました。
1.学歴に左右されない
Fラン大学の名前がついて回ると、どうしても大学のレベルのせいで「学歴が低い」とみなされることは日常茶飯事です。
しかし、学歴により自分自身の価値までを低く見てしまうようでは逆境に立ち向かうことはできません。
「自分はFラン大だし、人より努力すれば周りと同じレベルに並べる!」と考え、前向きに努力を怠らない姿勢を持っている人なら問題ありません。
Fラン大のレッテルを貼られても成功への道を進むことができるでしょう。

2.環境に左右されない
Fラン大学の特徴として「周りの学生のレベルが低い」という点がありますが、これに影響されて自分のレベルまでを下げてしまってはいけません。
「努力したってFランだし意味ない」という考えを持つ意識低い系のグループと群れることなく、自分を保っていくことが重要です。
環境がどうであれ、それに左右されないメンタルを持っている人なら、Fラン大卒でも就活を成功させられる可能性は十分にあります。

3.Fラン大学を言い訳にしない
Fラン大学生に多いのが、「まあ、Fランだから仕方ないよね」という諦め発言。
就活がうまく行かないときにこのようなネガティブワードを発する人は多いですが、実際Fラン大学生でも努力して良い企業へ就職している人はいます。
そのような人たちはFランを言い訳にすることは一切せず、「自分はFランだから、これをやって周りと差をつけよう」など、方法を見つけ惜しみない努力をしているのです。
Fラン大学に行く意味がない人の3つの特徴

この章では、Fラン大学に行く意味がない人の特徴を3つのポイントに分けて解説します。
これらに当てはまるなら、Fラン大学に通う意味を見出すのは非常に難しくなるでしょう。
今からFラン大学への入学を検討しているなら考え直してみるのも一つです。
1.ステータスを大切にしている
ステータスを重視する人にとっては、自分がFラン大学に通うこと自体が自分的にも気に入らないでしょう。
なぜなら、Fラン大学に行ったところでステータスは得られないからです。
大学名にこだわり、大学名だけで人の価値を決めるような人なら、Fラン大学に行く意味はないと言えます。

2.大学名の看板がないと何もアピールできない
イメージの良い大学に通うことで、自分の価値を上げられることは事実です。
しかし、大学名の看板がないと何もアピールできないというのは残念な話もあります。
大学名以外で自分をアピールできる強みを持つことはとても重要です。
これができないとなれば、大学名のネームバリューを利用するほかないため、Fラン大学では不十分。
あなたがもし、大学名だけで就活を勝ち抜こう、人生勝ち組になってやろうと思うのならレベルの高い大学を狙う必要があり、Fラン大学など行く意味はありません。

3.努力が無駄だと考えている
Fラン大学で就活を成功させるためには、努力が絶対に必要になります。
そのため、努力することが無駄だと考えている人や、努力なんてしたくない、という人はFラン大学に行ったところでその先の就活を成功させる見込みはありません。
なぜ努力が必要なのか、それはFラン大の学生である時点で就活時にマイナスからのスタートとなってしまうからです。
このマイナスをマイナスで終わらせずプラスに変えて行くためには、スキルを身につけるなどの「プラスアルファの努力」が必須となるのです。
そのため、努力が無駄だと考える人にとっては、Fラン大学に行く意味はないと言い切れます。
まとめ
ちょっと厳しいことも書きましたが、結局Fラン大学に行く意味は大いにある、というのが結論です。
しかし、この記事で書いた通り、「ただFラン大学を卒業しただけ」で就活を有利に進めることは不可能です。
ここでおすすめしたいのが、「専門性の高いスキルを身につけて就活に挑む」方法。
ただの「Fラン大卒」ではなく「スキルのあるFラン大卒」になれば企業の見方は変わります。

そんな専門スキルを効率よく身につけることができる方法を最後に紹介しましょう。
その方法とは、リバラボインターンシップを活用すること。
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