TREND 2019/03/04

いつかビッグになるあなたへ贈る、『起業で成功した人が本当に大切にしていること』とは?

■起業家を夢見る若者たち

2020年春卒業予定の大学生らを対象にした、就職・採用に関する会社説明会の開催が解禁されました。近年は学生優位の≪売り手市場≫が続いていて、企業の採用担当者たちも優秀な人材確保に躍起になっていることはNEWSでもお伝えしてきたことですが、その裏で気になるニュースを見つけました。
それは、学生の起業意欲が高まりつつあるというものです。≪中小企業白書(2017年)≫によると、起業を希望する学生の割合は1982年こそ2.6%止まりだったものの、2012年では4.2%まで上昇したようです。現在ではこの数字も、もっと上がっていることでしょう。

「学生時代に起業した著名人といえば?」と質問を受ければ、日本国内では堀江貴文とか米国ではビル・ゲイツとか思い浮かぶのは人それぞれだと思いますが、やはり海外に対して遅れているのが日本の現状です。諸外国と比較して起業家を支援する環境が整っていないこと、日本人は安定志向が強くリスクを回避したがる傾向にあることが挙げられます。

日本の学生は起業することを難しく考え過ぎる傾向にあると指摘するのは、前述の堀江さん。
「何でも商売になるんですよ。会社ってものをきっちり考えて起業する、っていう時代は20世紀で終わったんです」

リバースラボの研修生たちも、2年間の研修を終えたら「起業したい」と回答している人たちが多くいます。教育や支援の場さえあれば花開く、可能性を秘めた卵たちが多くいる中で、今の日本を少し寂しく感じます。

■起業家の歩みは汗と涙の塩味!?

起業すれば、さまざまな試練が待ち受けることでしょう。
よいことばかりではなく、時に辛く絶望することもあるでしょう。
ここでは少し休憩して、そのことを視覚と味覚で教えてくれるアイテムをご紹介したいと思います。

プロ野球チップスをご存知ですか? ポテトチップスにプロ野球選手のカードが1枚同封されているポテトチップスです。
この社長版、日本経済を支える企業の社長を紹介するカード付きポテトチップスが株式会社ESSPRIDEが発売する≪社長チップス≫です。
カードには社長の写真とプロフィール、そしてQRコードが貼り付けられています。QRコードを読み取ると、社長が汗と涙を流したエピソードが紹介されたページに飛ぶことができます。汗と涙のCEO(塩)味と、「あ…コレは終わったな」と感じさせるような絶望から奮起したエピソードを紹介するスパイCEO (スパイシー+CEO) 味の2種類が展開されています。

社長の自己採点による”戦闘能力”も見所です!!

■その起業は誰のために?

さて、皆様は起業するとしたら、どんなことをやりたいですか?
起業するからには、あなたは成功したいはずです。それでは成功するために、必要なものとはなんでしょうか?

起業家に必要なことは、困っている誰かを助けたいという社会貢献の視点だと説くのは皇學館大学准教授の遠藤司さんです。
「≪ベンチャー白書2018≫によれば、日本の起業家の主な起業の動機は<自分のアイデアや知識・技術を活かしたい>(60.9%)と<社会的な課題を解決したい、社会の役に立ちたい>(59.8%)である。<経済的な成果を得たい>と回答した人は、24.6% しかいない。ようするに彼らは、アメリカ的な幻想を抱いて起業したのではない。自らの手で現状を変え、よき社会を実現しようとして、新たなビジネスに乗り出したのである」(引用元:Yahooニュース「幼稚な起業家と成功する起業家の根本的な違い 幻想から脱却せよ」)

そして、こう締め括っています。
「ビジネスとは、他者に貢献することで、感謝の気持ちとしてお金をもらうことである」

そういえば、リバースラボ 三浦尚記代表も自身のTwitterに、こう投稿していました。
「思えば20~27歳は自身の≪成り上がり≫だけが目的だった。でも大事なのは≪誰かの為≫がないと成果は続かないと気づけた。28歳からは≪好きなこと≫を模索した。33歳でようやく≪志≫と≪使命≫が宿った。随分遠回りした。今が一番大変だけど一番人生が充実してる。俺のやり方で世界に変革起こすよ」

もう一度、その夢を確認してみてください。
あなたが起業して、幸せにしたいのは誰ですか?