INTERVIEW 2019/07/08

Yamazaki流、覚悟のススメー営業本部 山崎勇人課長に聞くー

 学歴や職歴はないけれど、覚悟はある。

 リバースラボのサイトで目にするフレーズですが、ある日ひとつの疑問が湧きました。覚悟を決めるとは、具体的にどういうことでしょうか?
 リバースラボで活躍しているメンバーなら教えてくれるはず… ということで、白羽の矢が立ったのがやる気の塊 山崎勇人課長です(※広報部スタッフの勝手な印象です)。
 2015年に3Backsに入社、7月1日に5年目を迎えた男が覚悟を決めた瞬間について聞いてみました。

 それでは、さっそく登場いただきましょう。

・ズバリ聞きます。覚悟とはなんでしょうか?

 ≪覚悟≫とは、目的をどれだけ明確化するかということです。そして目的との向き合いが、≪覚悟決め≫だと思っています。
 この4年間で、もっと言えば35年間の人生の中で、僕が1番頑張ったのは2015年の12月でした。この月はLEADERに昇格した月だったんです。

・今でもはっきりと覚えているくらい頑張った、その原動力になったものはなんでしょうか?

 すごく強い目的意識をもって仕事をやっていたんです、これが覚悟を決めるということなのですけど。

 僕はもともと借金を返済したくてこの会社に入社しました。でも、目的って果たしても果たさなくても誰も困らないんですよね。自分のためのものでしかないので。
 借金が350万あった。今月はいくら返さなくちゃいけない、でも返さなかったとしても別に死ぬことはないんです。できない理由はいくらでも探すことができますし、結局そういう理由でずっとやってこなかったんですけど、5年後・10年後をイメージした時に「いい加減にちょっとヤベェな」って焦りました。借金抱えたままの自分には、絶対になりたくないなって思いました。

・そこから返済のことを考えはじめたのでしょうか?

 そうですね。いい加減返さないといけない、自分の力で。これまで催促とかも無視をしていたのですが、そう決めてからまずはお金を借りていた消費者金融すべてに電話をかけました。「催促を止めてもらえませんか? 来月はこれくらい返して、その次の月はこれくらい必ず返しますから」って伝えて、自分の中で返済計画を固めました。
 そうすると、来月これくらいのお金が必要になるってことが分かりますよね。でも、払うお金がない。じゃぁ、どうしたらいいのかを考えながら役職表を見ていたら、LEADERになればギリギリ返済できそうだってことに気がつきました。つまり借金を返すためには、LEADERに昇格しないといけなかったんです。
 そうやって自分を追い込みました、もうやるしなかいって。頑張らなくても死にはしないから、頑張らない。だったら、追い込むしかないじゃないですか。

・でも、研修生の中には自分と上手く向き合うことができていない子も多いですよね。

 皆、基本的にはそうですよ。

・そういう時にどのようなアドバイスをしますか?

 イメージさせますね。1年後でもいいので、自分はどうなっているのだろうって考えてもらうんです。
 今の自分のままで、なりたい自分になれているのか。こうなれたらいいなってイメージはあるかもしれないんですけど、今の延長上だったら自分はこのままだろうって、イメージすればするほど嫌になるはずなんですよ。でも人間って、こういうマイナスな想像ってしたがらないんです。宝くじが当たるようなイメージをしたくなっちゃう。現実を見ようとしない、これが≪向き合っていない≫ということです。
 僕は借金を返していない自分を想像した時に、ゾクリとしました。こんな人生、絶対に嫌だって本気で思いました。変わることができていない未来の自分と、対面することができたんです。タイムマシンに乗ってきた僕が、「おいおい、お前。今変わらないと、自分みたいになるぞ」って本気で叱ってくれた。だから僕も「あぁ、未来の自分が言うのだから間違いないんだろう」って納得できました。

 こんなこと紙とペンと、1・2分の時間があればできることなんです。ただ、向き合っていない子はそれをやりたくないんですよ。
 だから1年後をちゃんとイメージしなさいと伝えたいですね。過去こうなっていた、現在こうなっている、未来はきっとこうなっているだろう、この面倒な想像をやるかやらないかですね。どんな景色だろうって、想像すること自体は難しくないので。
 自分も想像なんてしたくなかったですよ。でも想像したら嫌な人生だなって納得できた、それなら軌道修正して人生を変えるしかない、だったらそのために「この環境で何ができるのか」を考えました。この会社は昇格昇給が早いから、だったら稼ぐしかない。頑張るだけ頑張ろうって。
 やるだけやって結果がついてこなかったんだったら仕方がない。でも、そもそも頑張っていないのだったら、頑張って結果が出るのであればバンザイでしょう? 頑張った先に結果がついてくるって分かっていれば皆挑戦するんですが、現実はそうじゃない。結果が出ないこともある。でも頑張らなかったら、そもそも結果を出せるはずがないんです。

・なるほど、覚悟を決めた瞬間、すごく参考になるお話でした。ありがとうございます!

 あとは、当時付き合っていた人と結婚を考えていたというのもありますけどね。あ、これは必要ないですか? (笑)

 山崎課長、ありがとうございました!!
 現在は神奈川支局と上野支局を担当する熱血漢からのアドバイス、参考になりましたか?
 皆様も紙とペンを用意して、ぜひ1年後の自分を想像してみてください。

 -その自分は、本当になりたい自分の姿ですか?

 リバラボNEWSでは、これからも個性的な仲間をどんどん紹介していこうと思います。どうぞお楽しみに!!