INTERVIEW 2019/07/31

【LEADER INTERVIEW】毎日、笑う男/転んでもただでは起きないRyoのポジティブマインドを徹底分析!!

 ≪最初の頃は「これはできるだろう」って思っていたことが、全然できなくて悔しくて…ずっと泣いてました。上手くいかないと自分はこんなにイライラするんだなぁって…気づかされましたね≫

 前回の昇格インタビューで、営業の仕事の厳しさを語ったRyo。
 久し振りにインタビューをした彼は、まるで別人のように生まれ変わっていました(笑)。
 降格が成長させたRyoの今を伝えるインタビューです。

■100万達成のコツはバスケ!!??

-5月に念願の100万を達成したね。おめでとう!!
【涼】初100万だったので、嬉しくていろいろな人に電話しましたね(笑)。最初から目標にはしていましたが、順調ではありませんでしたね。序盤、全然取れていなかったですし。

-序盤で転ぶのは痛いよね。売り上げが取れなかった時にネガティブにならなかった?
【涼】ネガティブには、あまりなっていないですね。もともとネガティブな性格ではありましたが、ポジティブな考え方を意識できるようになりました。リバースラボに参加して1年3カ月が過ぎましたが、ここは変化しましたね。

-おぉ、それはすごいなぁ!! 具体的にどう考えるの?
【涼】たとえば契約が1本取れた時に、契約内容によって金額が全然違うのですが、1番安い値段で契約をするとしますよね。確かに売り上げとしては悔しいところがありますが、でもお客様に会って説明をして契約は取っている訳です。
 だから、「今日は本数取れているし、たまたまこの金額になってしまっただけだ。明日同じ本数もってくることができれば、売り上げも絶対に違う。大丈夫、俺本数取っているし、いける!!」って感じで考えています。

-契約ができなかった時はどう考えるの?
【涼】契約ができなかったとしても、振り返りの材料になります。それをもとにすれば、取れなかったお客様から今度は取ることができるかもしれない。

-そうそう、涼は売り上げが取れない印象があったのだけど、最近の伸びはすごいよね。急に取れるような理由はなんだろう?
【涼】バスケですね。

-え、バスケ???
【涼】そういうリアクションになりますよね。自分も、バスケとこの仕事を結びつたことはなかったですから(笑)。

-詳しく教えてよ。
【涼】自分は中学・高校とバスケをやっていたんですけど、バスケっていろいろなシュートや動きがあったりするんですよ。そういうのを組み合わせたりして、工夫するんです。こうやったらカッコイイんじゃないかとか、こうやったら簡単に相手を抜けるんじゃないかとか、そういうのを考えて。
 ある時、ふと思ったんです。営業も同じような感じでできないかなって。こういうお客様がいて、こうやったらダメだった。でも、こうやってみたらできた。別のお客様は、同じようにやってみたらダメだったけど、こうやったらどうなるのかな? 「お、できた!!」ーこの組み合わせを、どんどんやってみたら、取ることができるお客様の幅が広がっていた感じですね。

-わからない場合は、どうするの??
【涼】「どうしてます?」って、誰かに聞きますね。で、聞いたことをやってみて、取ることができたら「お、すげぇ」ってどんどんテンション上がって、そんな風にひたすら追求をしていました。新しいお客様ともっと会いたくて、いろいろな方法をもっと試したくて、いつの間にか営業に出ることが楽しみになっていましたね。今度はこういう人が出てきてくれないかなーとか(笑)。

■涼の追求

-誰に聞くことが多かった?
【涼】純一さんでしょうか。
 純一さんはいろいろなお客様を知っていて、取り方についてアドバイスをもらうことが多かったです。あと、電話がかかってくるタイミングがよくて、自分が「あ、ヤバイな」って状態に陥っている時にスマホが鳴るとだいたい純一さんでした(笑)。
 「調子はどう?」「正直、焦っていますね」「いや、まだまだここからでしょう。上がる曲とか聞いて気持ちを切り替えてみたら?」って感じで、自分は音楽を聴いて気持ちを高めているので、言われたとおりに一曲聴いて、「さぁ、こっからいってきなよ」って背中押されました。そこから4本取りましたね(笑)。

-その時聴いた曲は?
【涼】湘南乃風の『晴伝説』です。

-そっか、涼の勝負曲、あとで聴いてみよう(笑)。 お客様と対応方法を組み合わせる作業は、いつやっていたの?
【涼】振り返りでやっていましたね。雄太さんと一緒にいろいろな振り返りを試してみて、自分に一番合う方法を探しました。

-振り返りって、そんなに種類があるの?
【涼】ありますよ。訪問数とか数字で行動を振り返って、この数字を上げるためには何をすればいいのか分析するというのもあれば、こんなお客様がいた場合どうやったら取れるようになるか考えるものもあります。

-それで、どのスタイルをとったの?
【涼】自分たちがやったのは後者ですね。
 まず断られたお客様を、誰がやっても難しそうだった人、この人は取れそうだったんだけど自分の何かが悪くて取れなかった人、自分はこうやって工夫して取ったって人、誰が訪問しても好意的そうだなって人に分類して、それを自分の中で全部説明できるようにする、そしてその情報を雄太さんと共有しました。
 そこから取れないお客様からどれだけ取れるようになるか、ひたすら追求して、同時に下に教えられるような自分を作っていったんです。

■降格がもたらしたもの

-振り返りを見直そうとしたのはどうして?
【涼】3月に降格したのですが、そのことが考え方を変えるきっかけになりました。
 自分はもともと取れないプレイヤーでしたが、取りにいくための振り返りを積極的にやってこなかったんです。さらに自分が降格したことにより、下にいた雅人が外れてしまって、直上として何もしてやれなかったという後悔が残りました。
 この時のことを思い出してみると、自分は本当に何もしていなかったなと思います。

-降格からの学びだね。
【涼】ポジティブな考え方をするようになったのも、この頃からです。失敗したとしても、大事なことは同じ失敗を繰り返さないことだって思うようにしました。「俺は、ここからだ。前みたいなことは、もう起こさねぇ」って、まず100万という目標を設定して、取りにいくために≪振り返りのやり方≫を見直しました。
 こうやってポジティブに考えるようになったことで、今では仕事はもちろん、お客様に断られることさえ楽しくて仕方がありません。前までは、断られるのは嫌だったんですが(笑)。

-普通はそうだよ(笑)。
【涼】でも、振り返りの材料になりますし、こうしたらどうなるんだろうって試してみたいことが見つかる。早く試したい。今度はこういう断られ方をしたい、そんなことを思うようになりましたね(笑)。

-そういえば前回のインタビューで、≪思い通りにならなくて、悔しくて泣いていた≫って話があったけど、今でも泣くことあるの?
【涼】ないですね。毎日、笑ってばかりいます(笑)。

※ライバルの智文(左)です。どちらも最初は売り上げが取れず苦戦していましたが、現在では営業部を代表するトッププレイヤーに成長しています!!!

 同期のTomofumiとともに、雄太の右腕・左腕として埼玉西局の売り上げに貢献するRyo。
 でも組織のためというよりは、「単純にこいつには負けたくねぇ!!!」というライバル心から売り上げを競っているようです。
 バチバチと火花散る埼玉西局。こうやって組織を活性化していく方法も、またありかもしれませんね(笑)。


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