INTERVIEW 2019/07/17

【MEMBER INTERVIEW】赤ではなく、青を数えること/自分を認めたKazutoが乗り越えたもの

 2018年10月にリバースラボに参加したKazuto。
 翌月には、同期の中では唯一、テンポよく昇格を果たしました。
 この調子でLEADER、そしてMANAGERへ…、順調に感じられた彼の成り上がりストーリー。

 ところが、これが大きなつまずきとなります。
 昇格と降格を繰り返し、迷走した果てにKazutoが固めた覚悟は≪できていない自分を認めること≫でした。
 その歩みを振り返ってみましょう。

■交わされた約束/すべてのはじまりは、≪自分を認めること≫から。

-昇格まで時間がかかったのかなって印象があるけど、どんなところでつまずいたと思う?
【一斗】最初に昇格した時点で、自分は取れる人間だと思い込んでしまったことです。順調にどんどん昇格できる、そう過信してしまいました。
 それからはロープレとかでも、取るためにこれをしようとかいう努力もしなくて、で実際には売り上げを取ることも全然できずにいて、それだけじゃなくてそのことを認めることができない自分がいました。そのことを≪認めた≫、そこから売り上げが上がってきたのかなって思います。

-自分が思っているほど、できていない自分がいる。そのことは、誰かに指摘されたの?
【一斗】はじめて指摘してくれたのは、直紀さんだったと思います。「まずは、自分を認めるところからじゃないの?」って言われて、いろいろアドバイスをしてくれたんですけど、言われたことに対して、やっぱり素直に聞くことができない自分がいて、やってはみるけど上手くできなかったりすると勝手に元に戻してしまったりとかして、結局のところ進歩がない状態が続いていました。
 全部自分のものさしで考えていたんです。自分でこれをこれだけやったから、「がんばった」という評価をする。でも、それって結局自分の中での話じゃないですか? 他人から「もっとがんばれるだろ」とか努力が足りていないと判断されたら、それは全然できていないということで、でもそれを認めることができませんでした。最初の頃は取れていた時期があったし、今が変でも後々でどうにかなるだろうとか、そういった甘い気持ちがあったんでしょうね。
 直紀さんに指摘されてからは、まずは自分でがんばれるところまではがんばろう、ただ周りから何かを言われたら、まだまだやれることがあるんだって思うことにしよう、そしてそれをできるようになるにはどうしたらいいのか考える、その流れを意識するようになりました。

-まずは、素直じゃなかった自分を改めた訳だ。その後は相当苦労したみたいだね。
【一斗】埼玉から千葉にかけて直紀さんに見てもらった期間、2月から4月はずっと辛かったですね。
 売り上げも基準値も全然結果を出せなくなって、どうすればいいのか分からなくなりました。
 直紀さんには、営業の仕事はちゃんとやっているのか、出る前のロープレはどうなのかというところまで細かく見てもらったのですが、とくに変なところもありませんでした。「じゃぁ、どうしてなんだろうね」って分析した時に、たぶん自信であったりとか… 営業の仕事って自信をもってやることが大切なんですけど、「そういう仕事以外の部分で、引っかかっていることがあるんだろうな」って結論になりました。
 そこから、いつもの自分とは違う行動をしてみようって話になったんです。仕事中に普段と違うことをするといっても、できないじゃないですか。だから、私生活とか事務所にいる時とか、そういうところから変えていこうって。いつもと違うことをやったから、今日こそは行ける気がする!! みたいな気持ちになることってないですか? そうやって、無理矢理勢いをつくって取りにいくみたいなことをしていました。

-うーん。負のループを打ち破るには、やってこなかったことに挑戦するというのは、確かに一理あるかなー。
【一斗】いろいろ、やりましたね。ワンピースも読みました(笑)。
 そんなことをやっているうちに、売り上げとか基準値も少しずつ戻ってきたので、翌月、調子が本格的に戻ってきたところで走り切ろう、昇格しようって目標を設定したところでした。
 神奈川支局への異動が伝えられたのはその頃です。直紀さんは「お前を上げてやることができなくて、正直悔しい」って自分の下を離れることを本当に残念がってくれましたし、自分も直紀さんが真剣に向き合ってくれていたのはわかっていたので応えられなかった申し訳なさがありました。
 だから異動が決まった日の夜、一緒に飲んだ時に約束しました。「自分は変わります。次の決起会で会う時には、≪お前、変わったな≫と思われるような、違う自分を絶対に見せます」って。5月はどうしても昇格したかった、その理由のひとつに直紀さんと交わしたこの約束のことがありました。

-そして、昇格を果たしたんだね。決起会で再会した時に、直紀に何か言われた?
【一斗】これまで自己最高は70万くらいだった売り上げも、97万と過去最高の結果を出しました。直紀さんは、「お前良くなったじゃん、あと少しで100万だったね」って笑ってくれました。

-それで今は神奈川支局だけど、千葉支局とは雰囲気はやっぱり違う?
【一斗】神奈川支局は、やりやすいですね。「これやれ」とか「あれやれ」とか言われる訳でもなく、かといってだらける訳でもなく、自由にやらせてくれる感じなので居心地がいいですね。千葉支局も良かったのですが、千葉の頃は自分の基準値を上げることや、できない自分を認めることから徹底的にやってもらったので、正直きつかったですね(笑)。ただ、1番成長したのは間違いなく千葉です。

■停滞期間の焦りと確立されたスタイル

-昇格に時間がかかったことについて、焦りはなかった?
【一斗】同期がLEADERになったり、どんどん成長している中で、自分はまったく変わっていないというところでやっぱり焦りがありましたね。

-同期で、こいつ成長したなって感じるのは誰?
【一斗】雅人でしょうか。千葉支局で一緒になった時、ご飯を食べに行ったんです。話を聞いているうちに、気持ちだとか、これから先のことをしっかり考えているところとか、いろいろな面で雅人が成長していることに驚かされました。同時に、自分はまだ変わってないということ、その現実に怖さを感じました。
 あいつも前は全然取れなかったんですよ。それがいつの間にか80万とか取るようになって、この間も100万を達成したのですが、キャンセルが発生して届かなかったんです。でも、実際に取れている訳じゃないですか? 変わった訳じゃないですか?
 その理由を聞いた時、埼玉西支局の頃に「人から言われたことをただやる、作業的に考えるのをやめた」って教えてくれました。「言われた通りにやったけど、結局伸びてないじゃん」、最初の頃は雅人もそう思っていたみたいです。でもそれは努力が足りていない自分を認めていないからで、僕もそういう時があったので素直に共感できました。
 千葉支局に配属になった時に、雅人は僕のことも見てくれたんですよ。自分の数字とか、あいつパソコンで管理しているんですけど、自分の数値も一緒に見てくれてアドバイスをしてくれました。「ここはこうやって考えるといいよ。そうすると部下をもった時に、こう教えることができるから」とか。アドバイスを聞きながら、2ヶ月分くらい先を越されているなって感じました。

-その2カ月を埋めるためには、プレイヤーとしてもっと成長することが必要になると思うけど、自分の強みってなんだと思う?
【一斗】自分に都合のいいように考えることができることでしょうか。
 取れていない時って、ネガティブな思考になりがちなんです。ピンポン押して人に会えれば「あ、今日会えてる」「よし、次行こう」ってなるじゃないですか? でも取れてない時って、「会えていない」ってことだけを考え過ぎるんです。でも、実際に会った回数とかを比べてみると、調子がいい時とあまり変わらなかったりします。
 車を運転している時、信号がいくつかあって「青青赤」「青青赤」だったら青の方が多いのに、赤で止まった時だけ「あ、赤だ」「また赤だ」と思ってしまうことありますよね。気持ちに余裕がない時はとくにそうで、赤信号、悪いところばかり意識してしまう、そういう状態に陥った時は都合のいいように考えるんです。コケたとしても最終的に100万を取ればいい訳で、明日・明後日でこれくらい戻せば問題ない、だから自分は青を数える、そう都合よく考えるようにしています。

 最近は売り上げも絶好調なKazuto。
 プレイヤーとしてだけではなく、支局の雰囲気を盛り上げるために面白いことを言うなど、周りのことを気遣うようになったようです。
 悩みは、そもそもギャグセンスがないため、いつも「つまらない」と一蹴されてしまうこと。
 「これも勉強しないとですね」と笑うKazutoに、どうか輝かしい未来あれ!!!


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