INTERVIEW 2019/10/03

【卒業INTERVIEW】Another Rebirth Story NAOKI― 継続は力なり/心優しき≪うちなーんちゅ≫、振り返りのその向こうに ―

 7月にリバースラボを卒業した直紀は、おおらかさと面倒見のよさで多くの研修生から信頼を集めるうちなーんちゅ(沖縄人)。
 子どもの頃からサッカーに没頭し、専門学校も、仕事もと、サッカーとともにあった半生。
 そして、新しいことに挑戦したく飛び込んだリバースラボ。
 2年間の研修を終え、彼はどのような学びを得たのでしょうか。
 自分、部下、そして組織と、ひたすら真面目に向き合い続けたSECTION MANAGERがお届けする卒業インタビューです。

サッカーとともにあった青春時代

・サッカー一色の青春時代だったようですね。

 そうですね。兄の影響で、小学校1年生の頃からはじめました。すっかり夢中になって、中学校・高校の頃は、授業が終わったら部活、そして帰る、毎日がその繰り返しでした。

・高校卒業後は、どうしましたか?

 サッカー関係の仕事をしたくて、生まれ育った沖縄を出て、新潟にある某専門学校に進学しました。卒業後は上京して、フットサルスクールで働いていました。

・リバースラボへの参加を決意したのはなぜでしょう?

 仕事は楽しかったのですが、23歳くらいの頃から「このままでいいのかな?」と漠然と考えるようになりました。
 せっかく地元から出てきたんだから、他のこともやってみたい、いろんなことに挑戦したいという欲が強くなってきたんです。サッカーだけやっていると、サッカーしかできない人になってしまいそうだったので、一度きりの人生もったいないのかなって。
 そんな時に、SNSを通して人事の方に会いました。自分が変わっていくことができる、その環境に魅力を感じました。

言葉なき支局長

・リバースラボに参加して、まずプレイヤーとして自身の売り上げを追う日がはじまりました。どのようなことを意識しながら営業をしていましたか?

 「この人にだったら契約してもいいかな」って思われるような接し方は心がけています。誠意はやっぱり必要かなと。
 そのおかげか、売り上げを落とすことはありませんでした。お客様への感謝を大切にする、このスタンスが自分の強みになったのかなと思います。

・役職が上がると、部下がつくようになると思いますが、マネジメントで苦労したことはありますか?

 最初の頃についた部下は、もともとポテンシャルが高い子たちでした。優しく接して、寄り添っていれば自然と上がっていく、おかげでテンポよく昇格することができました。
 でも結局、マネジメントの部分、メンバーに対する思いが追いついてなかったんですよね。

・思いが追いついていないというのは、具体的にどういうことでしょうか?

 マネジメントが作業的になっていたんです。
 当時の僕は、自分を出すことが苦手でした。おとなしい訳ではなくて、遠慮とか「自分が言った方がいいのかな?でも、言っていいのだろうか?」とかいろいろ考えてしまって、結局言えずじまいでいることが多かったんです。でも、優しくするだけが優しさじゃないですし、本当にそいつのことを思うなら、時には強く言わないとダメなんですよね。
 そのことが悪い面として、≪壁≫となって現れたのが、神奈川支局の時でした。

・何がありましたか?

 僕がMANAGERだった時、当時の支局長が突然離脱し、代わりに支局長を務めることになりました。
 自分だけではなく、組織全体で売り上げを取ってこないといけない中で、何をしたらいいのかわからず、部下の売り上げも組織の売り上げも伸ばすことができませんでした。リーダー会議に出席すれば、「できていない」「部下への思いが足りない」と怒られ、結局何も言うことができませんでした。
 あの頃は辛かったですね。メンバーもいっぱい変わりました。

・部下の売り上げを上げることは、やはり難しかったですか?

 難しいですね。人それぞれ悩んでいること、足りないものが異なりますから。
 それが何かということを分析した上で、どのように解消していくか考えていく…、そこを変えていかないと売り上げを取ることは困難です。
 そういう意味では、SECTION MANAGERに昇格した時も苦労しました。でも、あの時は下に優秀な子が多かった。だから辛かったということであれば、やっぱりこの支局長時代になりますね。

ゼロから誕生した2人のSECTION MANAGER

・その後、どうなりましたか?

 組織が解体され、翌月にエリア埼玉支局に異動になりました。支局を立て直し、マネジメント力をしっかりつけること、それが自分に与えられたチャンスとミッションでした。
 僕とヒロちゃん(大貴)、そして今はもういない子なのですが、この3人からスタートしました。そして、その子が部下と本気で向き合うこと、厳しく言う優しさもあるということを教えてくれました。

・その子はどんな子でしたか?

 正直、なかなかできない子でした。でも、思いはすごくあるんです。何よりも、本音で言いやすい関係…気のおけない間柄でいてくれました。
 そいつは僕に何でも話してくれたんです。「自分はこうなりたい!」「この支局が好きなんです!」とか、気持ちを素直にぶつけてきて、熱意が伝わってきたので応えたいなって思うようになりました。
 この子を変えたい、なりたい自分にならせてあげたい、そのためには上である僕が強く言わないといけないんだと気づきました。僕を成長させてくれた部下でした。

・その子が離脱した時のことを教えてください。

 その子がエリア埼玉支局から本社に異動することになり、僕の下を離れました。それでも調子が悪い時とか電話をくれたりしたので、相談に乗ることはありました。でも、ある日突然辞めてしまったんです。
 それを聞いた時に、自分のところで変えることができなかったという後悔がありました。「次はがんばれよ」って言った後のことだったのでなおさら。もっと何か言えたんじゃないかな、できることがあったんじゃないかなって。
 でも大切なのは後悔することじゃなくて、次に自分の支局に来てくれた子がそうならないように気をつけることじゃないかって思い直しました。

・そして、その後悔をバネにして支局を成長させ、昨年12月には念願のSECTION MANAGERに昇格しました。喜びも一入(ひとしお)だったのではないでしょうか?

 もちろん嬉しかったのです。でも、3月にヒロちゃん(大貴)がSECTION MANAGER昇格を達成した時がムチャクチャ嬉しかったですね!

・それは、エリア埼玉支局の再建を一緒に果たした仲間だからでしょうか?

 そうですね、一緒に≪濃い時間≫を過ごしましたから。
 3人からはじまった支局が、いつの間にか8人という大きな組織になりました。自分がエリア埼玉支局を去って、その後を今度はヒロちゃんが引き継いでくれたんです。僕と同じようなことに苦しみながらも、それでも支局をひっぱっていってSECTION MANAGERに昇格して…僕は、その姿を「すごいな」と思いながら見ていました。
 僕が離れたことによって、彼は成長したんだなって思います。自分でやらないといけないって気づいたのかもしれませんね。

継続は力なり

・リバースラボの研修を終えた先輩として、研修生たちに伝えたいことはありますか?

 きついことがあっても諦めずに、またチャレンジすることです。
 子どもの頃から、父に「継続は力なり」とよく言われていました。その言葉を信じたからこそ、ずっとサッカーも続けることができましたし、ここでも辛い時はたくさんありましたが、絶対に投げ出したくないって一心でがんばりました。それがあるから、今があると思っています。
 順調に上がっている人も今は上がれずにいる人も、どこかで必ず≪壁≫に突き当たることがあると思います。その時にどれだけ歯を食いしばることができるか、自分のなりたいものであったりとか、そういうものに対して諦めずにやり切ることができるか、努力し続けることができるか、それが一番重要なんだということを伝えたいです。

 リバースラボ卒業後は営業本部に配属、千葉支局を経て、そして10月にはエリア埼玉支局に帰ってきた直紀。
 思い入れのある支局を今後どのように成長させていくのか、彼の手腕とさらなる成長が期待されます。
 彼の追求の日々は、まだまだ続きます。