2019/12/06
こんにちは、広報部スタッフです。
2019年11月26日、3Backs設立から10年を迎えました。
10年と言葉にすれば一言ですが、そこに流れた時間はその倍に匹敵するほど密度の濃いものでした。
古くから関わりのあるメンバーたちに登場してもらい、思い出話を通して3Backsの歴史を紐解く特別企画、その第2回をお届けしたいと思います。
今回インタビューをお願いしたのは、取締役・営業管理部 鈴木亮平さんと広報宣伝部 佐久間良美さんです。
2人の話を通して感じたのは、会社の規模もある程度大きくなり、少しずつ守りに入ってもおかしくはないターニングポイントにありながら、なお攻め続けようという挑戦の姿勢でした。
功績者たちが語る3Backsの歴史、ぜひ最後までお付き合いください!
□取締役・営業管理部 鈴木亮平
3Backs歴:10年
大学中退後、広告代理店に3年ほど勤務する。主な業務は、経理事務とデザイン・校正。
□広報宣伝部 佐久間良美
3Backs歴:8年
留学後、出版社で編集職に従事。2年半で転職し、以後PRに関わるようになる。
【佐久間】亮ちゃんは、面白い人かな。社内イベントとかでのはじけ方がいいよね。
【鈴木】…あれは、演じているんですよ。気持ち良くてやっている部分も、確かにありますが…(笑)。良美さんは、うーん…。
【佐久間】綺麗だよね?
【鈴木】え、お、えぇぇっ!? 自分で言う?すごくないですか。… まぁ、確かに綺麗な方はありますけど。そうですね… 実は、僕はずっと上が欲しいなと思っていました。そういう意味では、良美さんは姉みたいな存在ですね。遠回しにものをいう方じゃないので、何でも相談したくなる、頼りになる存在です。
※決起会では進行役を務める鈴木さん。昇格者の名を告げるシャウトは、もはや名物です。
【鈴木】出会いは、大学時代ですね。マルチみたいなことをやっていた時期があって、…面接にくる子たちをあまりどうこう言えないのですが、その頃に出会いました。三浦さんが20で、自分が19だったでしょうか。素直にすごい人だな、と思いました。あと、見た目が怖かったですね。肌も今よりも黒かったですし。
【佐久間】私は共通の知り合いと、皆でご飯を食べに行ったのがきっかけですね。第一印象は… ≪ギャル男≫かな。その頃の三浦さんは、色がすごく黒かった。焦げパンみたいな感じ(笑)。
【鈴木】実は3Backsより前、20か21の頃、三浦さんと一緒に会社を立ち上げたことがありました。失敗して、半年ほどで撤退してしまいましたが…。その後、広告代理店で働いていた時に、もう一度会社を立ち上げるからと声をかけられて、再挑戦したいと思って転職を決意しました。三浦さんの下でもう一度って気持ちが強かったですね。
【佐久間】最初は3人だっけ?
【鈴木】そうですね。三浦さんとたいちゃん(営業本部 木村太一部長のこと)と自分の3人です。池袋にあるタワマンの一室が事務所でした。
【鈴木】彼とは3Backsを立ち上げる少し前に初めて会ったのですが、第一印象は≪黒くないギャル男≫でしたね(笑)、ロン毛で。
【佐久間】最初は広告代理店としてですね。3Backsが運営していたセレクトショップの知名度を上げるために、メディアに露出をさせたりしていました。その後メディアとスタイリストをつなぐマッチングメディア≪@FASHION≫のローンチが決まってからは、私がファッション業界経験者だったこともあって、「一緒にどう?」と三浦さんに声をかけてもらいました。2013年頃だったかな。
【鈴木】そうですね。三浦さんはファッション好きですから。当時は「頂点を取る」、「突き抜けたい」って意気込んでいましたね。
【佐久間】セレクトショップの方では、「目指せ、Z●ZO!」とか言っていたよね?(笑)
【鈴木】そうそう、MAGAS●EKとか(笑)。
【佐久間】本気で超えるつもりでやっていたんだよね(笑)。でも、今見ても≪@FASHION≫は魅力的な事業でした。時代を先取りし過ぎてしまっただけで。だから当時の私も、関わるからには自分が培ってきた人脈とかリストとか、自分がもつすべてを出し切ろうって、全力で営業をかけにいっていました。
【鈴木】ないですね!これがやりたかったというものがあって入ってきた訳ではないので。僕はプライベートではもともとやっていたことを継続する方が好きなのですが、なぜか仕事になると新しいことを取り入れていこうという意欲が湧くタイプの人間でした。ここでは、新しいことをやって失敗しても、また新しい事業が生まれてくるので、「あぁ、また新しい自分に挑戦できる」っていつもワクワクしていましたね。
【佐久間】三浦さんが2015年にファッション事業から手を引くことを決意するのとほぼ同じタイミングで、別の営業案件を引っ張ってきたんです。この時に入ってきた営業部隊が、後々リバースラボにつながっていったんじゃないかな、たぶん。
【鈴木】三浦さんの中で、これまで自分がやってきたことから、得意な分野を伸ばしていこうという方向に考えがシフトしていきました。もともとファッション事業と並行してスクール事業を手がけていたこともあり、人を成長させることについては結果を出してきたという自負があったようです。「利益を生みつつ、人を成長させ社会に還元できるような、人材再生事業を手がけたい」というような説明を受けました。
【佐久間】その時点では少し離れていて、スポット的にお仕事をいただくような感じでした。リバースラボと関わるようになったのはローンチ後、ブランドサイトが完成したものの運用できる体制が内部で整っていなかったこともあって、また三浦さんからご縁をいただいた形ですね。
【鈴木】苦労ですか!?…常に苦労しかないですね…。局面局面でやらないといけないところとか、変えないといけないところがあって、それに適応したりとか、そのために自分を成長させたりとか、そういうところはすごい苦労しています。ちょっと成長しても、また違うスキルが必要になったり、違う考え方が出てきてしまって。
【佐久間】そうそう。私の方も、「あれもやりたい」「これもやりたい」って、どんどんアイデアが出てくるので、困っているかな(笑)。でも、自分の手だけでは変えられない、クイックに対応できていないところはもどかしく感じますね。SNSとかもそうだし。今のサイトデザインもガラッと変えたいという構想もあるので、適宜対応していかないとなっていうのはあります。
【鈴木】3Backsに入社してから、立場がプレイヤーからマネージャーへ、やがて営業管理部という部署を任されるようになりました。そして取締役に就任した今、会社全体を見る立場になりました。なので、三浦さんが望んでいること、各部署が望んでいること・抱えている課題に対して、先手を打てるようにならないといけないなとは感じています。
【鈴木】そうそう、僕がリバースラボなんですよ!(笑) 本当に何もないところからスタートしましたからね。20歳で大学を辞めてから、バイトとかを転々として20代前半をムダにしましたし。
【佐久間】超リバースしているじゃん! (笑) 確かに、亮ちゃんってサボり癖あるよね。
【鈴木】そうそう!しかもやった感出す上に、すぐにバレるという(笑)。
【鈴木】そうですね。だから、面接者には面接官として上からというよりも、「自分も昔はそうだったんだよ」って相手に合わせた目線から話すようにしていますね。
【佐久間】そうですね。基本的にフランクに接するのが好きだし、研修生とは年が違うから、向こうに背伸びさせてしまうよりも、やっぱりこちらがしゃがんだ方がいいのかなと思いますね。
【鈴木】昔から知っている人たち、たいちゃんや良美さんも含めてですけど、この関係値はこの先何十年経とうが変わらないでほしいですね。僕は良美さんのことを人生の先輩というか、さっき言ったように何でも相談できるお姉さんだと思っているので。
【佐久間】私からは…うーん、そうですねー。まぁ、…亮ちゃんは優しくて、ちゃんと気を遣える人だから。決起会とかで盛り上げ役に徹しているのは、そういうところからだろうし… そのままの亮ちゃんらしく、がんばっていただければと思います。
【鈴木】うーん。リバースラボだからこういうことを言う訳じゃないのですが、人生をやり直すことだったりとかは、何度であってもその人の気持ちだとか覚悟で決まると思っています。僕だって、ここまで成長できています。だから一歩を踏み出して、一緒にやる機会があったらぜひやりましょう!