2019/03/06
リバースラボに参加する研修生たちには、2つのパターンがあるような気がします(もちろん、どちらもという回答が1番多いとは思いますが…)。
(1)成り上がりたいという願望を追求するタイプ
(2)弱い自分を変えたいという希望を抱くタイプ
今回登場するHirokiは、(2)のタイプです。
2018年12月、さまざまな支局を渡り歩いた果てに手にした再昇格を、彼はどのように感じているのでしょうか?
□16歳:過敏性腸症候群のため、緊張すると腹痛が起こるようになる。
□18歳:とくにやりたいこともなく、人並みに好きだった映画を「やりたいこと」と親に嘘をついて映画制作系の専門学校に入学する。卒業こそしたものの、就職はせず。
□20歳:専門を卒業するもバイトを転々とする日々に危機感を覚え、テレビ番組の制作を中心とする制作プロダクションにADとして入社。しかしながら続かず。
□22歳:内気な性格を直そうと、コールセンターでバイトをはじめる。生産性重視の環境にメンタルをやられ、遅刻するようになり最終的にクビになる。
そんな彼がリバースラボの門を潜ったのは2017年11月、23歳の時。
そして、1年と少しの月日が流れました。
-リバースラボに参加して変えたかった自分って、どんな自分??
【弘樹】高校・専門から卒業して、何となくで進路を選んで流されてきちゃって。人付き合いとかも高校の時から壁を作っていたせいで、自分を抑え過ぎてしまって(自分が)分からなくなっていて、居場所もありませんでした…。自分の考えを主張してくる友達を「自己中心的な人だな」とか「わがままだな」って疎ましく思ってしまった時期もあったんですが、今にしてみれば自分をちゃんと持っていたから言える訳で、自分もそういう人になりたいなって、変わりたいって思って参加を決めました。
□2018年のHirokiの異動歴
1月:上野支局→2月:千葉支局→3~5月:埼玉支局→6・7月:神奈川支局→8~10月:埼玉西支局→11・12月:エリア埼玉支局
-弘樹は今LEADERだけど、昨年はTRAINEE・MEMBERやLEADERの間を昇格したり、降格したりを繰り返していたね。こんな不安定だったのは、何でだろう?
【弘樹】環境の変化が大きかったですね。1月には上野支局、2月は千葉支局、そして3月に埼玉支局に配属になったんですが、埼玉は雰囲気が良くて自分も売り上げを取れていました。でも、大澤さんが本社異動になって、当時のSECTION MANAGERも辞めてしまってから少しずつ(雰囲気が)悪くなっていきました。
そのSECTION MANAGERが圧倒的な空気を作れる人で、その人がいなくなって自分は3・4番手になったんですけど、支局の雰囲気が暗くなっていくのは分かったんですが何もしなくて、そこから自分も売り上げを落とすようになりました。空気だけで上がってきて追究もしなくて、環境の変化があっても自分で何もせずにそのまま落ちていった自分がいけないんですが…。
-その後も低迷が続くんだね。
【弘樹】はい。埼玉から神奈川支局に異動になりました。でもエリア的に厳しくて、安藤さんとかも確認に入ったんですけど地方とかに比べてきついなって、その時期に売り上げを落とした人は降格とかなしってことにはなったんですが、自分はそれ以前にもう落としていたので、チャンス(※)を使ったんですが結局戻れずに降格しました…。その後にエリア埼玉支局に異動して、やっとLEADERに再昇格できたって感じですね。
※降格した研修生に与えられる、再昇格する際に有利に働く特典(?)のようなものです。たとえばLEADERだと2カ月連続で目標の売り上げを達成しないといけないのですが、チャンスを使うと1カ月で目標の金額を達成すれば昇格することが可能となります。
-エリア埼玉支局の雰囲気はどう?
【弘樹】いいですね。SECTION MANAGERの直紀さんが圧倒的な空気を作ってくれて、その人の持ち味を活かそうとしてくれたり、抱えている悩みだったりとか敏感に感じ取ってくれたり、親身になって面倒を見てくれます。
-弘樹は、エリア埼玉支局では広太の下についていると思うんだけど、リバースラボに参加したタイミングは弘樹の方が先だよね? そこら辺は先輩として複雑な思いとかあったりする?
【弘樹】そうですね。自分が2017年11月参加で広太が昨年の4月参加で、自分の後に入った人の下につくのは、正直悔しいなっていうのはありました。ただ、自分は自分なりのやり方でずっとやってきてしまった部分があって、自分ではやっているつもりでも周りからしてみれば全然できていなかったのに。分からないことがあっても分からないままにしていたりとか…。広太は自分にないものを持っているので、そういうところはしっかり教えてもらおうと思っています。
-話を聞いていると、いろいろと辛抱した2018年だったね。
【弘樹】信頼していた先輩たちが相次いで辞めて行った時は辛かったですね。すごい自分のことを分かってくれて、自分は悩みとかを相手に伝えることが苦手で、でも自分が表現できていないところを理解してくれてアドバイスをしてくれたりとかして…。丁度その頃は、自分も売り上げを取れていない状態だったので…このままやっていけるのかなって不安になりました。でも辛いことから逃げていたら、ここに来た意味がない…そう思いました。
-いろいろな人に支えられて、別れを経験して、それでもなんとかここまで来ることができた。リバースラボでの日々を振り返ってみて、今一番感謝をしているのは誰?
【弘樹】拓弥さんですね。埼玉支局で同じ組織になって、最初は売り上げを競ったりしていたんですが、昇格してその後売り上げが取れなくなって降格してと、良い時と悪い時を一緒に過ごしてきました。嫌なところしか見えずに距離をとったこともあったんですが、それでも人一倍自分の事を気にかけてくれました。
拓弥さんの≪人≫の部分を知ったのは下についてからで、話してみるといろいろと重い過去を背負っている人でした…(※)。別の組織に移った元部下や新人の事などもいつも気にかけて、連絡したりしてるところは見ていてすごいなと思います。
※『オンリー・ホーリー・ストーリー』参照
-うん、そうだねー。それで拓弥や直紀とかいろいろな人に支えられて、LEADERに再昇格することはできたよね。これからの目標ってある?
【弘樹】自分は変わりたいっていうことしか考えていなかったので、まだ何をやりたいっていうのは正直なくて。ただ、自分は最終的には家庭を持ちたいと思っています。それが恩返しになると思っているので。
-恩返し? 誰に?
【弘樹】親です。ずっと、親孝行したいって強く思っていました。専門を出て就職もせずにふらふらしてたり、結構心配かけたりしているんで。リバースラボに参加した時も(面談で)そういう話をしたんですけど、「まず自分が幸せにならないと、人を幸せになんかできないよ」って言われて、自分がどうやったら幸せになれるだろうって考えた時に、最初に思い浮かんだのが≪家庭≫でした。だから家庭をもって幸せになりたいです。
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