INTERVIEW 2020/04/01

「厳しい選択をし続けろ」借金600万を背負ってリバラボに飛び込んだ、Junkiのその後 ー卒業ストーリーVol.1ー

 こんにちは、リバラボ広報部のきこりんです。

 リバラボインターンシップでは、学歴・職歴に関係なく18~29歳の若者が2年間の長期有給インターンを通し、キャリアを再生するプロジェクトです。2年のインターンを卒業した後は、転職までサポートしています。


 今回お話をお聞きしたのは、リバラボ卒業生で転職第1号の松本順樹 (30歳) です。
 2019年の2月にリバラボを卒業した順樹は高知県出身、高卒で調理師専門学校に通った後、横浜にあるレストランに就職。しかしどの職場も長く続かず、6年ほど転職を繰り返していました。次第に「楽して稼ぎたい」 という気持ちが増していき、ネットワークビジネスに手を出すも詐欺に遭い、気付くと借金は600万にまで膨れ上がっていました。これじゃあ親にも合わせる顔がない、でも学歴も職歴だってない…と人生に絶望していた時に知人から紹介されたのがこの「リバラボインターンシップ」 でした。
 2年間のインターン卒業後、株式会社ファストコムに転職し、活躍の場を広げている彼に当時の様子や現在のお仕事について聞いてみましたよ。

■リバラボを乗り越えたから、何も怖くない

ー今はどんなお仕事を?
【順樹】
 60人弱の不動産ベンチャーで営業として、建築現場で働く監督や作業員の方々のために、建築現場のトータルサポートを行っています。現場の調査からクライアントの事務作業フォローなど業務は多岐にわたりますが、現在は主に、建築現場で必要になる駐車場の開拓・手配代行を行っています。

ー仕事の楽しさや成果などありますか?
【順樹】
 今の仕事の評価基準は「クライアントの声」も入っているんです。リバラボの時は営業売上が1番見られていましたが、ここはプロセスも評価されるので面白いですね。「松本さん、いつもよく頑張ってくれて嬉しいよ」 と言われるとやりがいに感じます。
 また、営業として働き始めて2ヵ月程で、東京エリアを自分1人に任せてもらえるようになりました。これからもっと全国展開していくので、東京だけでなく新しいエリアも任せてもらえるといいなと思っています。あとはMVPも狙っているので…(笑) まずは上司を越えてやる! と密かに闘志を燃やしているところです。

ー前向きに取り組まれているんですね。会社の雰囲気はどうでしょう?
【順樹】
 人数も少ないのでアットホームな雰囲気です、飲みにも行きますし。一緒に助け合いながら頑張れるそんな社風です。まだまだ2年目なので、先輩・上司に教えてもらいながら日々勉強中です…まぁでも、リバラボの2年間を乗り越えたので、自分にできないことは何もないと思います。(笑) ここの卒業は今の自信に繋がっています。

■誰よりも愚直に、素直に。

ーリバラボで学んだことで一番活きてると思うのは何ですか?
【順樹】
 2つあって、1つ目は「数値との向き合い方」です。上手くいっているときはいいですが、思うように自分の数値が伸びていない時、逃げずになんとしても解決策を探る力はここで身につけたと思います。もともと自分はものすごくめんどくさがり屋で飽き性な性格です。何度営業本部の木村さんに叱られたか数えきれないですよ本当…。(笑) でもそのおかげで「何で数値が伸びないんだっけ?」「どうやったらできるようになるのか」自分が納得いくまで考えるようになり、それは今でも継続しています。

※研修生時代、1番お世話になったという木村さんと

 2つ目は「コミュニケーション力」です。今こうして話してますけど、リバラボに入るまで極度の人見知りで、人の目を見て話せないわ挨拶もろくにできないわで散々だったんです。(笑)

ーそういう風には見えない!

【順樹】
 そういってもらえると嬉しいです。リバラボに入って数ヶ月した頃、三浦代表から「順樹、めっちゃ変わったじゃん。」って言ってもらえた時に初めて気付きました。周りからも、「明るくなったね! 」「笑顔が増えたね」と言われることが増えて、嬉しかったですね。挨拶とか人と目を見て話すとか人として当たり前の事かもしれないですが、自分にはできてなかったので、人としても成長できましたし、現職でもこの2点はとても活きてますね。

ーこれは研修中キツかったなという思い出を教えてください。
【順樹】
 研修生になって3~4ヵ月くらい経った時、3日間売上0円の時があったんです! (笑) もう本当にしんどかったですね。でも理由は簡単で、リバラボにいる目的もブレて、数値に貪欲に取り組めていなかったからです。
 そしてついに、当時の上司に「もうお前、リバラボ辞めろよ!! 」って言われてやっとこのままではダメだ、変わらないといけない…と決意してとことんできない自分と向き合いました。

 自分ははっきり言って人より成長は遅かったです、だからこそその分誰よりも愚直に素直に取り組みました。

 苦しい思い出ではありますが、自分のターニングポイントだったと思うので今ではいい思い出ですよ。

※「離れてみるとさみしいですね。もう1回皆とリバラボで営業したいな~ってふと思う時もあります。」 と語る順樹

■厳しい道を選択し続ける

【順樹】
 忙しくてなかなか会えてませんが、当時自分の上司だった直紀や、同じ支局だったメンバーからはたまに連絡が来ますね。この間は、「支局長になったよ」と広太が、弘樹からは「卒業したよ」と報告のLINEをくれました。卒業してもこうして繋がれているのは嬉しいですし、自分も負けてられないな! といい刺激をもらってます。いつか卒業したメンバーで大同窓会とか出来たら楽しいだろうな~って思ってます。

ーそれは是非開催したいですね!順樹さんにとって、リバラボの強みって何でしょう?
【順樹】
 家族以上に家族のような存在であることですかね。叱ることなんて好きな人誰もいないと思いますが、皆がお互いのために嫌われ役を買って指摘してくれるんです。愛情に溢れた自分が大好きな場所です。

ー今頑張ってる研修生にメッセージはありますか?
【順樹】
 楽な選択をしないで! と伝えたいです。2年間って長く感じますが、本当にあっという間です。でも今の現状・自分を本気で変えたいと思うのであれば十分な時間なんです。その2年を充実させるのか、棒に振るのかは、まさにこの「厳しい道を選択し続ける」かどうかにかかっていると思います。何十年もある人生の中のたった2年間です、この期間だけ本気で頑張ってみてください、そのあとに見える景色が全然違いますよ。そして日々の業務に追われて目的を見失うこともあると思いますが、初心と感謝の気持ちは常に忘れず、愚直に頑張ってください!

ーではリバラボインターンシップに入ろうか迷ってる方には?
【順樹】
 ここしかないだろーーー!! と言いたいところですが。(笑)
 はっきり言うと、相当な覚悟が必要だと思います。これは他の研修生もよく言うので、間違いないと思いますね。生半可な気持ちじゃ続きませんよ。でも、ここの人たちは「変わりたい」と思う皆さんを絶対に見捨てません、納得するまでとことん向き合ってくれますし、サポートがどこよりも充実していると思います。学歴も職歴もない、借金抱えちゃった自分でも変われたんです、迷ったらまず行動してみてください。


ー順樹さん、ありがとうございました!

「自分が頑張って成果を残すことが、今の自分にできるリバラボへの恩返しかな」と言う彼は自信と誇りを身にまとい、堂々としていました。
学歴も職歴も関係ないんです。
だって人生は、いつでもやり直せるから。