INTERVIEW 2020/02/18

【MANAGER INTERVIEW】芽生えた恩と、Hirokiの証明/ふたりのSECTION MANAGERが誕生した舞台裏

2017年11月にリバースラボにジョインした弘樹。
言葉で感情や物事を伝えることを、少し苦手とする研修生です。
ジョインの動機は≪内気な性格を変える≫こと、そして≪迷惑をかけた両親に親孝行をする≫こと。
トークスキルが物を言う営業において、苦戦するのかなと思いきや、予想に反し昇格は順調で、半年後には研修生たちが最初の目標とするLEADERという役職を掴みます。

ところが、ここが長きにわたる低迷のはじまりでした。
悪夢のはじまり。繰り返された昇格と降格、成績不振で支局を転々としました。
そんな彼が復活の兆しを見せたのが、2019年10月の上野支局でのことでした。
このインタビューは2年の歳月を経てMANAGER昇格を果たした、ひとりの研修生の復活の物語です。

■仕事の愉しみと、力を証明するということ。

-MANAGER昇格、おめでとう!いやー、長かったね。
【弘樹】感無量です。組織の皆の力でもありますし、直下の一稀やミノルが弱い自分と向き合って売り上げを取ってきてくれたお陰でもあるので、ふたりには特に感謝してます。名ばかりの役職にならないように、これからは下のマネジメントもそうですが、組織全体を見る力ももっとつけていきたいですね。

-昇格は順調に決まった感じ?
【弘樹】そうですね。最終日の2・3日前には決まっていたと思います。
あと1本で昇格確定って時に、ミノルから電話がかかってきて、そこからどちらが先に契約を取ることができるか勝負することになって、30分くらいで自分で獲得して昇格&勝利した感じですね。

-ふむふむ。…ところで先ほどから気になっていたんだけど、ミノルって誰?
【弘樹】拓実です。

-なんでミノルなの?
【弘樹】山下さんがある日、「お前はタクミって顔じゃないな。俺の周りのタクミは、カッコいいヤツしかいない(※たとえば、この人とか)」と言い出して、「お前は、今日からミノルだ」って感じで、そこから定着しました。

-(世の中のミノルさん、申し訳ない…) で、現在はふたりの部下をもつ弘樹だけど、性格的な面もあってマネジメントで苦戦することも多いんじゃないの?
【弘樹】そうですね。できる限り個性を尊重して同じ目線で話すようにはしているものの、上として強く言わないといけない場面もあって切り替えが難しいですね。
さらに向き合って一緒に悩むというころがあまりできていなくて、見て見ぬ振りをしちゃったりとか、聞くことはできるのですが、そこに対して何をすればいいのかわからなかったりして。そういう部分は上に相談とかしたりして、もっとしっかりやっていかないといけないなと思います。人に聞くのは、あまり得意じゃなくて…。

-低迷期から抜け出したものの、課題は多く残っているみたいだね。でも、調子が上がってきたのはどうしてだろう?
【弘樹】仕事の愉しみを見つけることができたからですね。具体的には支局全体で一丸となって、ひとつの目標に向かって取り組むこと。たとえば11月でいえば皆役職がかかっていましたし、幸一さんをSECTION MANAGERに再昇格させたいという思いも共通のものでした。支局で売り上げランキング1位を獲得を目指すという目標もありましたしね。

-ひとりで数字を追うのと、支局全体で数字を追うのはやっぱり違うものなのかな?
【弘樹】違いますね。ひとりの時は気合いを入れなくても、無難にこなそうと思えばこなせるんです。でも、その状態で成長できるかと言えば難しいし、結局数字に追われるようになってしまって、調子を崩していくんです。すると片頭痛が悪化したり体調を崩してしまったり、余計に仕事に集中できなくなったりして…。

-そういえば、弘樹は片頭痛持ちだったね。メンタルの状態が体調に影響するのは、持病持ちの辛さといったところかな。ところで幸一の話に戻るけど、自分の上を昇格させることって、やっぱり嬉しいことなんだね。
【弘樹】上が上がるということは、下が強いということです。つまり、自分の力を証明する機会になるんですよ。そして、その力を伸ばしてくれたのは上なので、上の力を証明することにもなる。だから、一層力が入るって部分があるんです。
広太の時もそうでした、なんとか上げたかった。でも、結局上げられなくて…。

■届かなかった役職、返せなかった恩。

10月にSECTION MANAGER昇格を決めた、埼玉支局長の広太。
彼がリバースラボにジョインしたのは、弘樹の半年後、2018年4月のことでした。
LEADER INTERVIEWでは「自分の後に入った人の下につくのは、正直悔しいというのがあった」と述べていた弘樹でしたが、その意識はどこで変化したのでしょうか?

【弘樹】長い間、同じ支局で苦楽をともにしましたから。
確かに最初の頃は関係値も低かったです。自分の中で納得しきれない部分がありましたし、それが邪魔をして言いたいことがあっても結局言えずにいました。それに、なによりお互いに余裕がなかったんです。
広太が支局長になると、それはより深刻になって、とにかく仕事が増えていっぱいいっぱい。自分は自分で、直下のマネジメントでいっぱいいっぱい。そんな状態だったので、当然ながら支局の空気も少しずつ悪くなっていきました。

ある日、ひとりひとりと食事をする機会をつくりたいと広太から提案がありました。支局の空気が良くないのはコミュニケーションが足りないからじゃないか、そう考えたみたいですね。
自分の番がきて一緒に食事に行った時、場の勢いもあって普段だったら恥ずかしくて絶対に言えないようなことを、本音でぶつけ合うことができました。

それからは、関係性にも変化が出てきました。
部下との向き合い方とか、支局の中での役割とか、いろいろなことを話し合ったり、わからないことを教えてもらうようになったんです。自分の片頭痛が悪化して調子を落とした時、向き合ってくれたりもしました。
そうしているうちに、いつの間にか広太を上げたいという気持ちが芽生えていたんです。

だからSECTION MANAGER昇格がかかっていた月、必死に売り上げを追いました。恩がありましたから。
でも、メンバーの離脱が続いて、悪い空気に引きずられるように自分も調子を落としていきました。
結局、自分が下にいる時に、広太をSECTION MANAGERに上げることはできませんでした。

それから9月に自分が上野支局に異動することになり、埼玉支局を離れました。
その翌月に広太がSECTION MANAGER昇格を決めた時は、本当に嬉しかったんですよ。
自分が上げたかったという悔しさも、同じくらいありましたけど。

■いつか、きっと両親に…。

-ジョインのもうひとつの動機でもある親孝行についても聞いていこうかな。家族は、ご両親と…
【弘樹】姉と妹が2人います。

-仲が良いの?
【弘樹】家族仲は良いですよ。家族LINEがありますし、今でこそできていないのですが1年に1回は旅行をしたりしていますね。姉は何かと心配してくれますし、妹は結婚して子どもがいるのですが「いつ結婚するの?いい人、いないの?」っていじったりしてくれますし、一番下の妹は小6なのでかわいいですし。

-両親に迷惑をかけたという話は、過去にしてくれたよね。
【弘樹】そこまで好きでもなかった映画制作の専門学校に「行きたい」と言って行かせてもらったのにかかわらず、卒業しても映画の仕事をしないばかりか、飲食店でだらだらとアルバイトをしていました。「どこでもいいから正社員として働けば?」と心配してた両親にも、イライラして当たったりとかしてしまいました。

-そういう時期ってあるよね。将来はどんな親孝行をしたいと思っているの?
【弘樹】人として成長したところを見せて、安心させてあげたいというのはありますね。それから、海外旅行に連れて行ってあげたいです。あとは… 早く結婚して、元気なうちに子どもの顔も見せてあげたいです。

-じゃぁ、ご両親に一言メッセージを送って、インタビューを締めるとしようか。
【弘樹】えっと、もう少し時間がかかると思いますが、どうかそれまで健康でいてください。

今回のMANAGER昇格はひとつの達成点であり、ひとつの通過点でもあります。
今回の昇格を経て、本格的にマネジメントフェースに移行した弘樹。
人との向き合い方の追究も、きっとこれからが本番です。
でもこの試練に打ち克てば、両親に成長した姿を見せることができることでしょう。
大丈夫、彼ならきっと乗り越えられる。そう信じています。


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