あなたがアルバイトを探すときに重視することは何ですか?
フリーターがアルバイトを選ぶ際には、きっと多くの人が「時給が良ければいい」、「あまりキツくなければいい」と安易に選んでしまうことが多いものです。
しかし、そもそもあなたはなぜフリーターをしているのでしょう。実は、フリーターでいることがあなたの人生においてプラスになるのは、「将来の目標が明確に設定されている」人に限られています。
今回は、
- あなたにとってフリーターでいることは正しいのか
- フリーターとしてアルバイトを探すよりも前にやるべきこと
- アルバイトを探す際に重要視すべき2つのポイント
について詳しく解説していきます。今現在フリーターをしているあなたにとって、とても意味のある内容が詰まっています。
フリーターは『アルバイト』を軽く考えすぎている
世の中のフリーターの多くは、はっきり言ってしまうと「アルバイトを適当に考えている」ところがあります。
どういうことかと言うと、アルバイトを選ぶ際にフリーターが考えることと言えば
- お金さえ稼げたらいい
- 合わなければ辞めればいいし、とりあえずやってみる
などであり、深く考えて選ぶことはしないケースがとても多いのです。
しかし、実際にはアルバイト勤務が始まると意外にも思ったよりも時間を奪われるもの。
そして、時間に対する給与は満足するほどもらえない、という苦しい状況に陥りがちです。
フリーターは自由だとイメージされることが多いですが、実際にはそれほどの自由もなく収入もないのが現実です。
現状多くのフリーターが「それほど自由を感じない」のは、アルバイト選びに時間をかけず安易に決め過ぎているのが原因と言えます。
フリーターがバイトを探す前に考えるべきこと
冒頭にもお伝えしましたが、そもそもあなたはフリーターでいるべきなのでしょうか。フリーターとしてアルバイトを探す以前に、まず考えるべきことがあります。
それは、「あなたにとってフリーターでいることにメリットはあるのか」です。この章では、フリーターでいることの意味と、どのようなフリーターならメリットがあるのかについて解説していきます。
フリーターでいる必要があるのか
あなたが今、フリーターでいるのはなぜかと聞かれたとして、サッと答えが見つからないとしたら、あなた自身もフリーターでいることの意味を深く考えたことがないのかもしれませんね。
- 生活ができればいいから手っ取り早くフリーターとして稼ごうと思った
- 責任のある仕事はまだやりたくないからアルバイトが良いと思った
- 時間的に余裕がなくなるのは嫌だからフリーターでいたいと思った
これらの理由に当てはまるのなら、あなたは要するに「フリーターでいる理由が特にない」ということになります。
「正社員として働くのってなんかダルそう…」
「就職活動が面倒だし、採用されなかったら嫌だし…」
など、正社員として働く必要があることは分かっていても、気乗りがせずにフリーターに逃げてしまっているのです。
その理由として、以下の2つの事実があるからです。
- フリーター歴が1年を超えるとどんどん正社員移行率が下がる一方
- 年齢を重ねれば重ねるほどフリーターは正社員として採用されにくくなる
フリーターでいる必要がないのなら、早い段階でフリーターから抜け出して正社員を見つける方がそのハードルは低いです。
だからこそ、このままズルズルフリーターを続けているわけにはいかないのです。
目的(夢)を持ったフリーターなのか
ではフリーターでいる必要がある人とはどのような人なのかについてここで説明しておきましょう。
フリーターでいる意味があるのは、「目的や夢を明確に見据えている人」だけです。なぜ、目的があれフリーターでいる意味があるのかと言うと、
- フリーター期間に目的や夢を叶えるための下準備ができる(時間的余裕)
- 今目的と関係のない職種に正社員として就職すれば、望むキャリアが手に入りにくくなる
- 目的や夢を叶える準備期間の生活費を自力で得ることができる
やりたいことがあり、その準備をしている期間にフリーターとして収入を得る方法は理にかなっています。むしろ、この場合を除いてフリーターでいる必要があるケースは考えられません。
現在フリーターでバイトを必要としない人がすべきこと
ここまでのお話で、「自分はフリーターでいるべきなのか」とフリーターになった目的に疑問に感じた方もいるかもしれません。
そこでこの章では、目的を持たないフリーターがアルバイトを探す代わりにやるべき3つのことについて紹介していきます。
「目的がないからやりたいことが決まるまではフリーターでいいや」と言う考え方では時間を無駄にしてしまいます。今すぐに行動を開始しましょう!
自己分析して将来を考える
将来の目標や夢は、実は自分の中に眠っています。
つまり、将来の夢や目標を見つけることは、「自分を知ること」がもっとも大切なのです。
そこで必要になるのが、「自己分析」なんです。
自己分析の方法は様々ですが、「自己分析ツール」を使用するのが手軽で確実な方法です。
あなたの人間性を分析し、適性を見出すことで「あなたに向いているキャリア」が見えてきます。
※自己分析ツールについては以下の記事にまとめています。
将来に必要なスキルを把握する
将来の夢や目標が決まれば、自分自身に必要なスキルが何なのかが見えてきます。しかし、今のまま正社員として採用される可能性は高くはありません。
だからこそ、スキルを身につけることがとても重要なのです。そのために「具体的にどのスキルがあれば、目指す職種に就くことができるのか」を把握することが必要です。
例えばあなたがプログラマーを目指したいとします。この場合考えられる必要スキルは以下の通り。
- プログラミング能力
- コミュニケーション能力
- 数学的な処理知識
- 論理的な思考
プログラマーだからと言ってプログラミングスキルだけが必要なわけではありません。それ以外にも人と接する際に備えてコミュニケーションスキルも必要ですし、論理的に物事を考えるスキルだって必要です。
重要なのは、プログラマーという職種についた時の未来を考えて、「プロジェクトマネージャーになったら◯◯のスキルも必要だ」という風に必要なスキルを把握するようにしましょう。
スキルアップに必要な環境を手に入れる
スキルアップに必要なのは、以下の条件を持った企業に入ることです。
- ある程度実力主義の会社か
勤続年数や年齢が重視される会社だと実績を出しづらい - 営業・エンジニア・人事の3職種のどれかにつけるか
『収入・職種・企業』の要素を達成するために必要 - スキルアップできる環境が用意されているか
スキルを磨くための環境がなければ実績を出しづらい - 給与が自己投資できる程度に入ってくるか
スキルアップのために書籍や有料記事、オンラインサロンなどにお金を使えた方が効率化されるため
しかし上記の条件に合う企業は日本中探しても非常に少ないですし、競争率も高いです。
しかし、上記の条件を満たしていて誰でも参加できるインターンシップがあるのを知っていますか?
このインターンシップは、インターンシップ期間中でもお給料が発生します。
さらに、頑張り次第では役職もつくので、お給料が爆発的に増えることも珍しくありません。
その上、将来的に必要なスキルも身につき、インターンシップ終了後には優良企業に就職も可能です。
どうですか、気になった方も少なくないでしょう。
詳細を知りたい方は以下のボタンからチェックしてみてはいかがでしょうか?
目的(夢)を持ったフリーターがバイトを選ぶ際の2つの軸
話は戻りますが、目的がはっきりとしていて将来の夢や目標が明確に設定されている人なら、フリーターでいる意味があります。
この章では、目的を持ったフリーターがアルバイトを選ぶ際に重視するべき2つのことについて解説します。
これらを意識しなければ、フリーターでいることが夢や目標の達成の邪魔になりかねません。とても大切なポイントなのでしっかりと頭に入れておきましょう!
シフトの自由度
目的を叶えるためには、そのための勉強やリサーチなど、さまざまな準備に割く時間が必要です。アルバイトを探す際にはシフトの自由度を重視してください。
フリーターでいることのメリットの一つに「時間的余裕がある」点が挙げられますが、まさにその余裕を有効活用していく必要があるというわけです。
目的を持ったフリーターが選ぶべき職場は、
- 働く時間は自分で選べるフレキシブルな仕事
- 店長や責任者が向上心を持ち夢の実現を目指す若者に理解を示している
- 人間関係が良くいざと言うときには協力してくれるバイト仲間がいる
などに該当するものであると良いです。
例えば、バイト先がとても少ない人数で営む飲食店だったとします。あなたが急に大切な用事(夢や目標実現に関わること)ができたとしても、簡単にシフトの変更をお願いするのは大変な迷惑になりますよね。何度もシフト変更を依頼しているうちに、きっとあなたの印象も悪くなり働きづらくなっていくでしょう。
もしも、バイト先が規模の大きいコンビニエンスストアで、年齢が近いフリーターや学生のアルバイトが多く在籍しているとします。この場合、きっとアルバイト仲間として友人も増えるでしょうし、必然的に助け合うことが当たり前になっていくでしょう。
誰かが都合が悪くなれば他の人がカバーするという仕組みが自然と出来上がっていくため、あなたが夢や目標を叶えるために急遽予定を変える必要があったとしても問題ありません。
その上、店長も「バイト同士で調整してくれるなら問題ないよ」と言ってくれるとしたら、あなたは何の気兼ねもなく自分の目標達成にフォーカスすることができるでしょう。(もちろん日頃からバイト仲間や先輩、店長への感謝は忘れてはなりません!)
シフトの自由度は、単なる時間的なものだけでなく人間関係にも大きく関わります。その点を踏まえて、シフトの自由度を重視したアルバイト探しをする必要があるのです。
時給単価
あなたの目的や夢の実現のためにフリーターをするのであれば、そのアルバイトは「効率的に稼げる」ものでなければなりません。
時給が低いバイトを選んでしまうと時間ばかりが取られてしまい、結局自分の目標達成に向けて勉強する時間が取れなくなってしまいます。
最も効率良く稼げるアルバイトとしておすすめしたいのは、「深夜帯のアルバイト」です。
- 深夜手当があるため時給がUP
- 夜働いて昼勉強するルーティーンを確立できる
最初は慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、「夜働き昼勉強する」という毎日に慣れればそこからはある意味規則正しい生活を送ることができます。
- コンビニ
深夜のコンビニは場所にもよるが暇なことも多いため、体力をすり減らすこともないのが魅力。
- 交通整理
深夜の工事現場などでの交通整理は時給が高く短時間で効率的に稼げるため体力に自信のある人には特におすすめ。
- 工場での作業系バイト
単調な作業が苦にならない人なら深夜の作業系バイトがおすすめ。人と話す必要もほぼなくストレスが少ないと感じる人も多い。
効率良くサクッと稼いで、あなたの夢や目的を叶えるために勉強する時間をしっかりと確保しましょう!
まとめ
今回は、アルバイトを探すフリーターの皆さんに、
- そもそもフリーターのままで大丈夫なのか
- フリーターでいる必要がないなら何をするべきなのか
- 目的を持ったフリーターならどのようなアルバイトを選ぶべきか
という点についてお話しさせていただきました。あなたの時間は限られています。将来の夢や目標が定まっている人、まだ分からない人、様々だと思います。
大切なのは、なるべく早く目標を設定しそこへ向かって進みだすこと。つまり行動を起こすことです。
今日という1日は二度と戻ってくることはありません。
無駄にすることのないよう、時間は有効に使っていきましょうね!