就職・転職活動などで履歴書を書くとき、「配偶者」や「配偶者の扶養家族」をどのように記載するか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。このような質問は企業にとって重要であり、正確に答える必要があります。
そこで、配偶者とはどういう意味で誰をさすのか、履歴書での書き方、企業がどのような回答を求めているのかなど実際の例をもとに解説していきます。
配偶者とは?
配偶者の意味
配偶者とは、法律上の婚姻関係にある一方から見た相手のことで、一般的に「妻」や「夫」のことを指します。配偶者になるとさまざまな控除が受けられるようになります。
配偶者に当てはまらないケース
法律上婚姻関係にない事実婚をしているカップルは「内縁の関係」といわれます。事実婚の場合、税法上は配偶者として認められないので、配偶者控除や配偶者特別控除などの税金の優遇は受けることができません。ただし、内縁関係を証明することができると、相続税や遺族年金などを受給する権利が認められ、配偶者に近い扱いを受けることができます。
扶養家族とは?配偶者との違いは?
配属者と一緒に扶養家族についても聞かれることがあります。
扶養家族の意味
扶養家族とは、自分の金銭で養っている家族を指します。扶養家族の情報は、企業側が所得税や社会保険の手続きの際に必要になります。
配偶者欄と扶養家族欄の書き方
- 配偶者がいる場合は「有」に◯
- 独身の場合は「無」に◯
履歴書によっては「配偶者を除く」と記載されている場合があります。この場合、例えば家族構成が記入者・配偶者・子ども2人で記入者に扶養義務がある場合、「2」と記入します。
配偶者と扶養家族から、企業は何を見てる?
こうした情報から、企業はどんな情報を読み取っているのでしょうか。
面接で合否に影響する?
履歴書の配偶者と扶養家族欄は、企業側が健康保険や手当支給手続きなどの有無を知るためのものです。そのため、この記入内容が選考結果に影響することはほとんどないでしょう。
書き方を間違えるとマイナスの影響を与えるかも
履歴書とはその人の経歴や状況を正確に記載する文書であり、その企業への志望度をアピールするチャンスでもあります。そこで記入漏れがあると、「志望意欲が低いのかもしれない」と思われてしまうかもしれません。必ずルールに沿って、正しく記入していきましょう!
履歴書がなくても転職できる業界
履歴書の書き方で不安が残る方も少なくないと思います。ポテンシャル採用、学歴・経験不問といった求人は人柄重視な選考が多いため、履歴書が不要な場合があります。ここでは、履歴書が不要になりやすい仕事や業界を紹介します。
経験不問・ポテンシャル採用になりやすい仕事
営業職
営業職の魅力は、結果次第でどれだけでも上を目指せること。特に個人向けの営業は専門知識などが不要なため、学歴よりもメンタルのタフさ、体力、行動力、コミュニケーション力が重視される傾向にあり、未経験でもスタートしやすい職種です。
建設業界
建設業界の中でも、施工管理系のお仕事は未経験でもスタートでき、頑張り次第で稼げる仕事と言われています。専門資格も必要ないため学歴不問でもチャレンジできますが、時には夜中まで働いて作業をしなければならない時も。ハードな仕事もこなせる体力やメンタルが必要かもしれません。
製造業
工場勤務では決まったルールにのっとって仕事をこなしていくため、学歴も経歴も不問な場合が多いです。全ての仕事内容に当てはまるわけではないですが、肉体労働で単純作業をこなしていくケースが多く、体力はもちろん、同じことをずっと繰り返し続けられる強い忍耐力も必要とされます。
履歴書に迷ったら、エージェントに頼ろう!
配偶者や扶養家族の意味は分かったけれど、履歴書の書き方に不安が残るという方も多いのではないでしょうか。
1人で就職活動を進めることに不安を感じる方は、転職エージェントを頼ることをおすすめします。履歴書の書き方から面接対策まで行ってくれるエージェントを探して進めるようにしましょう。
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