無職でいるときに起こりがちなのが、「精神的に辛くなる」という状況。
なぜ無職は辛いのでしょうか。
そこには、仕事をしていないことによる罪悪感や、周りからの否定的な意見、将来に対する不安などさまざまな理由があります。
今回は、無職のあなたにぜひ読んでいただきたい、「無職が辛いと感じるときの対処法」です。
これから再就職を目指すにしても、まずはあなたの精神状態をポジティブに転換し、脱無職に向かって歩き始められるようにすることは必須です。
この記事を読んでいただくことで、あなたのマインドを整え、新たななスタートを切れるようにしていただきたいです!
「無職が辛い」と感じる7つの原因
無職が辛いと感じる原因は、大きく2つの種類に分けられます。
- 生活が困窮する
- 精神的なストレスが溜まる
働かなければお金は入ってこないわけですから、当然生活は苦しくなります。
しかし、無職が辛い多くの原因は「精神的なストレス」に関係しています。
この章では、無職が辛いと感じる原因を具体的に7つ挙げていきます。
あなた自身にもきっと当てはまることがたくさんあるはずですよ。
1.金銭的な余裕がない
無職が辛い理由と聞かれて真っ先に答えることが多いのが「金銭的余裕がない」ことではないでしょうか。
仕事をしていないのですから、給料は入ってきません。
会社を辞める段階で貯金を十分にしていたのであれば別ですが、そこまでの計画性がある人は多くありません。
無職になるとお金に困るのです。
無職でいても以下の出費は避けることができません。
- 日々の生活費
- 年金・保険・税金の支払い
- 就活に必要な交通費
- 冠婚葬祭
2.周りと比較される
無職でいると、親や親戚から「従兄弟の○○くんは△△商社でバリバリ稼いでるのにねぇ」などと同年代の従兄弟や兄弟と比較してとやかく言われることもあるでしょう。
たとえ今後進むべき道が定まっていて目標に向かって前向きに行動していても、周りと比較されることが多ければ多いほどあなたの自尊心は傷付いていきます。
親戚の集まりでは両親にも肩身の狭い思いをさせてしまい、どんどん罪悪感が高まっていくのです。
3.周りと比較してしまう
人と比べられたくない!と思いながらも自分自身が他人と自分を比較して劣等感を感じてしまうケースも多いです。
「人は人、自分は自分」と割り切ってポジティブなマインドを持ち続けたいと思っていても、本気で周りを気にしないなんてことができる人はほぼいません。
だんだんと無職の期間が長くなると、頻繁に自分を周りと比較してしまう癖がついてしまい、常にネガティブな思考に取り憑かれてしまう状態になってしまうのです。
4.うつ病などの精神疾患にかかっている
うつ病と聞くとものすごく極端な例のように思えるかもしれませんが、うつ病などの精神疾患はあなたが思うよりも身近な問題です。
無職で辛いと感じる人の中でも、以下の項目に当てはまるようなら精神疾患にかかっている可能性があります。
- 朝ベッドから出られない、起き上がるのが困難
- 不眠に悩まされている
- 食欲不振もしくは過食の傾向がある
- 動悸がする
うつ病や適応障害を患っていても、本人は「ただ無職の状態が辛いだけ」だと思い込み、放置するケースは少なくありません。
5.仕事が見つからない
無職から抜け出そうと、就活に励んでいるのに関わらず「仕事が見つからない」という状況が辛いと感じる人も多いです。
仕事を辞めて無職になることは多くの人が経験すること。
しかし、そこから早い段階で次の就職先を見つけられずにずるずると時が流れていくと状況はみるみる悪化します。
以下はフリーターから正社員を目指す場合の年齢別就職率です。
▼年齢別フリーターの就職率
参考:若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③-平成29年版「就業構造基本調査」
フリーターは無職ではありません。
雇用形態はアルバイトであっても仕事はしているわけですから、その点では無職よりも良いのでは?という考え方もありますよね。
しかし、フリーターでさえ30代になると正社員就職率は2割を切っています。
10人に1人か2人しか正社員になれないと考えると、30代の正社員就職がいかに難しいかが分かります。
6.結婚相手が見つからない
無職だというだけの理由で、結婚に支障をきたすこともあります。
特にあなたが男性なら、無職のままの状態で結婚することはまずできないと思っておくほうが良いでしょう。
仮に付き合っている彼女がいたとしても、無職で結婚しようとすれば相手の親は黙っていません。
ほぼ確実に反対されるでしょうし、下手すれば恋人関係さえも破綻してしまうかもしれません。
婚活をしようにも、婚活市場において「男性の無職」の価値は最低レベルです。
女性は最低限に設定した条件でまず男性をふるいにかけますが、この時点で無職の男性は選択肢から外されてしまうことがほとんどです。
7.人間関係が薄くなる
無職でいる期間には、なるべく人との関わりを避けようと思うもの。
なぜなら、人に会うたびに「仕事何してるの?」という話題は避けられず、毎度言い訳を考えなくてはならないのが億劫だからです。
人と会う機会を避け続けることで人間関係はどんどん希薄になってしまい、「こんなに友達いなかったっけ‥」と孤独感に苛まれるのも無職の辛いところです。
「無職が辛い」と感じる時の7つの対処法
というわけで、無職が辛いと感じる主な原因を理解したところで、ここからは無職の辛さを和らげるための対処法について紹介していきます。
1.金銭的な余裕がない場合
無職でいる限りお金が増えることはありません。
金銭的な余裕がなくなると、人はつい
- お金がなければ何もできない
- 家にこもる以外できることはない
などの極端な考え方になりがちですが、案外そうではありません。
無職でいるうちは、「お金をかけない気分転換の方法」を見つけておくのがおすすめ。
- 図書館に通う
- ジョギングを日課にする
- サイクリングを日課にする
- 読書をする
お金に余裕がなくてもできることはいくらでもあります。
気分転換をすることでネガティブな思考が切り替えられ、将来に対する前向きな思考が生まれることもあります。
積極的にいろいろな趣味や日課を探す意識を持つことが大事です。
2.周りと比較される場合
人と比べられるのは気分の良いことではありません。
ですが、いつまでも気にしていてはキリがありません。
確かに今現在は無職なわけですから、働いている人よりも下に見られるのはある意味仕方のないことでもあるのです。
対処法としては、「気にしないこと」です。
今安定した仕事に就いている人が、この先安泰かなんて今のご時世分かったものではありません。
会社員も突然解雇される可能性だってあるわけです。
「言いたい人には言わせておく」くらいの気持ちで右から左に受け流すテクニックを身につけましょう。
3.周りと比較してしまう場合
あなたがもしも仕事をしている周りの同世代と自分を比べて劣等感に打ちひしがれているのだとしたら、見方を変えてみるのがおすすめです。
周りと比較して嫌な気持ちになるのは、自分が劣っているからですよね。
- いくら年収があれば劣等感を感じずに済むのか
- どんな仕事に就けば自分の気分が良くなるのか
ただ劣等感に悩まされるくらいなら、「どうすれば劣等感から解放されるのか」を考える方がよほどポジティブです。
4.うつ病などの精神疾患にかかっている場合
精神疾患は自分では気付かないうちに悪化することも多いため、少しでも「もしかしておかしいかもしれない」と異常を感じたら放置しないようにしましょう。
うつ病や適応障害はただ怠けたい人の言い訳ではなく、本当に治療すべき疾患なのです。
対処法は「病院を受診する」の一択。
病院に行く場合には心療内科を受診しましょう。
5.仕事が見つからない場合
求人に何度もエントリーしても書類選考で落とされる、面接をクリアできない、という場合には就活の方法を見直す必要があります。
ありがちなのが、「とにかく無職から抜け出せるならなんでもいいや!採用してくれるならどこでもいいから働かせてくれ」という気持ちになってしまうケース。
どこでもいいからという気持ちで就活を続ければ、もちろん仕事はいつか見つかるでしょう。
しかし、多くの場合
- やりたい仕事じゃなかった
- 給料が安すぎる
などの理由でほんの数ヶ月でまた無職へ逆戻りしてしまうのです。
このような事態を避けるためには、以下の2点が重要なポイントとなります。
- きちんと準備をして就活をスタートする
- 本当にやりたいこと、将来目指すキャリアにつながる業界や職種を選ぶ
無職の期間があるあなたは、すでにその時点で就活において不利なのです。
それなら、就活に有利な要素を備えた上で就活をスタートする方が、結果的には良い企業に就職できるのは目に見えていますよね。
ここでおすすめしたいのが、リバラボインターンシップです。
リバラボインターンシップを活用すれば、
- あなたの求めるスキルと実績が積めるインターンシップの舞台を用意!
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など、無職から逆転就職を叶えたいあなたにぴったりのサービスを受けることができます。
頑張るのはあなた自身ですが、インターンシップを自分で探す必要もなければ、転職活動をどうすれば良いかわからず途方に暮れることもありません。
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6.結婚相手が見つからない場合
無職であることが原因で結婚相手が見つからない、という問題に対してあなたができることはただ一つ、「まずは就職する」のみです。
あなたが男性で、これから真剣に婚活をしようと考えているなら以下の点について理解する必要があります。
- 婚活市場において無職男性は底辺である
- 女性は条件で男性をふるいにかけている
- 無職のままで婚活サービスに申し込んでも無駄
厳しい言い方をしましたが、本当に無職での婚活はそれくらい望みの薄いことなのです。
まずは仕事を探すことを先にしましょう。
婚活を成功させるためには、「安定した仕事」につき「経済力のある」男になることが先決です。
7.人間関係が薄くなる場合
無職でいることでどんどん人間関係の輪が小さくなってしまう問題に対してできる対処法としては以下の2つをおすすめします。
- 仕事をしている友人との交流を避けず関係性を保つ
- 自分の目指すライフスタイルを送る人と積極的に関わる
無職で人間関係が希薄になるのは、本人が「人と関わることを避ける」からです。
比べられることや仕事のことを聞かれるのが嫌で、会う機会を減らそうとしていれば次第に相手からも誘われなくなるのは当たり前。
しかし、それでも友人関係をキープしておくメリットがあります。
- 自分も頑張らなきゃと思える原動力になる
- アドバイスをもらうことができる
下手なプライドなどがあるから、「仕事をしている友達と会いたくない」となるわけです。
考え方を切り替えて、「仕事をしている友達からヒントをもらおう」とすれば、きっとあなたも「早く仕事を見つけてバリバリ働きたい!」と思えるはず。
特に、あなたが羨ましく思えるような仕事に就いている知人友人がいれば、自分から積極的に話を聞きにいきましょう。
成功者から学ぶことができる人は、成長できる人なのです。
まとめ
無職でいる期間は、金銭的にも精神的にも「辛い」と感じることがたくさんあります。
無職でいる期間が長ければ長いほど辛いと感じる気持ちが大きくなり、就職に向けて前向きな気持ちを取り戻すことが難しくなってしまいます。
脱無職を目指すためには、正しい方法と前向きなマインドで取り組む必要があります。
早く行動を起こせば早く結果はでるもの!
1日でも早く脱無職を叶えられるよう、気持ちを切り替えて行動を起こしましょう!