「大学中退することでクズ呼ばわりされるのかな」
と、大学中退という選択肢を選んだときに不安が付きまといますよね。
結論を言うと、大学中退という経歴を見られたときにネガティブな印象を与えてしまうことが多いです。
特に、過去にすごく期待されていた人が中退するという結果になったときに、クズ扱いをされてしまうケースはあるようです。
しかし、大学中退をしてしまった事実が変わらないので、周りの目を気にするのではなく、「どうすれば大逆転できるのか」を考えて欲しいと思い本記事を作成しています。
この記事では、なぜ大学中退するだけでクズ呼ばわりされるのか、大学中退という経歴を持ちながら大逆転できる3STEPでできる就職までの戦略を大公開します。
『キャリアゲ』では、多くの大学中退車を逆転就職させた経験から語れるノウハウを凝縮してお届けしていきますので、期待して読んでみてくださいね。
大学中退者はクズ扱いされるのか
大学中退者がクズ扱いされるかどうかは、場合によって異なります。
もちろん、目的を持って大学中退を選んだ場合は説明すれば分かってもらえますが、『大学中退』とだけ聞かされるとネガティブなイメージしか持たれないことが多いです。
大学中退者がよくクズ扱いをされるケースとしては、目上の人が中退した自分に対してクズだと感じている場合が多いです。
身近な例としては、近い存在の人が「あいつはどうしようもないな」と思ってしまっているケースです。
- 親や親戚
- 先生や部活の監督
- 先輩
中退した人が名誉挽回する手立てとしては『就活に成功してきちんと仕事につくこと』がとても重要になりますが、以下のような周りからの評価を気にしてしまう人が多いかと思います。
- 世の中的にどう評価されてしまうのか
- 就活の際の採用担当者はどう評価するのか
この章では、上記の2つについて解説するとともに、大学中退前後で周りの環境がどう変わるかを詳細に解説していきます。
それではまず、『大学中退前後で周りの環境がどう変わるか』を見ていきましょう。
大学中退前後で環境は劇的に変わる
大学中退したことであなたを取り巻く環境はがらりと変わります。
ここでは大学中退前後の変化を人間関係と人間関係以外の環境に分けてそれぞれ考えてみましょう。
大学中退前後で人間関係はどう変わるか
まず、大学をやめると大学というコミュニティに属している大学生の仲間や先生とのつながりが薄くなります。
- 大学の仲間たちと疎遠になる
ライバルがいなくなり、孤独感が強くなる - 大学の先生とのコネクションが薄くなる
大学の先生の推薦というカードがなくなり、就職活動でも不利になる
自分が進む道を示してくれる人がいなくなるのは、寂しさもありますが、それ以上に未来を描くときの地図を失った状況になることが大きいです。
学生から社会人になるという大きな変化に対して、自分の力で決めていかないといけない厳しい状況になってしまうことは受け入れないといけません。
大学中退前後で人間関係以外の環境はどう変わるか
次に、大学に属さなくなることで自分に影響を与える環境の変化があります。
環境によってやるべきことを示されていたのに、大学をやめた途端自分でやるべきことを探さないとやることがなくなるのです。
- 大学在学中:やることが決まっている
- 大学中退後:やることを自分で決める必要がある
大学在学中は大学がレールを敷いてくれていますが、大学中退後はレールから外れる形になります。
大学中退者は、大学在学中の人よりも自分の頭で考えて行動しなければ、望む未来を手にするのは難しい状況です。
このように、大学というコミュニティや看板を使えない状態になるのが大学中退であることを覚えておきましょう。
大学中退は世の中的にどう評価されているのか
大学中退者は、世の中的に「嫌なことから逃げてしまうタイプ」だと決めつけられてしまうことが多いです。
大学中退者は世間的に見ると
- 逃げ癖がある
- 適応能力がない
と評価されてしまいます。
なぜこのようなネガティブな評価に繋がってしまうのか、その理由は下記の2点にあります。
- 多くの大学在籍者は卒業できるから
- 大学中退者本人に問題がある場合が多いから
つまり、何か嫌なことがあったら「すぐあきらめて逃げ出すのでは」と思われるのが大学中退者たちです。
このような固定観念が就職に限らず人間関係によくない影響をもたらしてしまうことが多々あります。
「大学中退=負け組・ダメ人間」のイメージを持たれるのは非常に残念なことですが、世間から見て大学中退の評価が低いのは受け入れるしかありません。
大学中退は就活の際にはどう評価されるのか
就活の際には、大学中退に対してどれだけ説明できるかで評価が決まります。
多くの場合では、特に目的なく大学を中退するケースも多いため、
- 目的がない大学中退であればマイナス評価
- 目的を持った大学中退であればプラス評価
という結果になってしまいます。
上記をみると目的がない大学中退の場合には「目的を後付けすればいいのか」というと、そうではありません。
目的がない大学中退でも、そこから何を学び、どう行動に結び付けてきたかを説明できる状態にしておくことで、大学中退という経歴でもプラス評価にすることができます。
では、具体的にどうすればプラス評価を得られる状態になるのかというと…それはこれからお話する3STEPを行うことで実践できるようになります。
それだけではなく、人生大逆転をするためのノウハウが詰まった3STEPなので、気合いを入れて読んでほしいと思います。
クズ扱いされる大学中退でも大逆転できる3STEP
大学中退者は世間からよく思われないのは事実ですが、挽回する方法はいくらでもあります。
あなたが大学中退という呪縛から解放され、ドヤ顔で自分のキャリアを作り上げるためにやるべき3STEPがあります。
- 大学中退者という立場を理解する
なぜ大学中退者がクズ扱いされるのかを理解し受け止める - 逆転までに必要な行動リストを作る
逆転するために必要なものが何なのかを知る - 逆転に必要な実績を出す
大学中退という呪縛から解放されるための場所を見つけ、実績を出す
この3STEPをものにするためには、本質的に理解する必要があります。
大学中退というハンデを覆すためには、非常識な考え方と行動が必要になるので、これから語る解説をよく読むことで今から何をすべきか明確になっていきますよ!
STEP1:大学中退がクズ扱いされる原因を知る
大学中退者がクズ扱いされてしまうのなら、なぜクズ扱いされるのかを知り、その原因を潰さなくてはイメージを挽回するのは難しいということになります。
なぜ大学中退者がクズ扱いされるのか、その原因を知るには「大学中退者が大卒者と決定的に違うと思われるのは何か」を考える必要があります。
- 大卒者=やり遂げられる人
- 大学中退者=やり遂げられない人
と見られているわけなので、「やり遂げられないやつだ」というイメージを払拭しなければ「クズ扱い」から解放される手段はないのです。
このように、大学中退者が大卒者と違うポイントに意識を向けることで「具体的にどの部分においてクズ扱いされるか」が見えてきます。
STEP2:逆転できる3つのポイントを押さえる
次に、世間一般的にどうすれば大学中退者たちが「逆転した」ことになるのかを考えます。
大学中退者が、「すごいね!大学中退してあそこまで成功するなんて!」と思われるためには、次の3つの点において分かりやすい成果が出ている必要があります。
- 収入
稼ぎが良ければそれだけで「すごい」と思われる - 職種
皆が羨む職種ならその職種に就いたことが「成功」と見なされる - 企業
有名企業に就職すれば「エリート」と見なされる
結局、大学中退者が周りを驚かせるほどの「逆転勝ち」をするには、これら3つのいずれかを達成する必要があります。
もちろんお金以外にも大切なものは世の中にたくさんありますが、「見返したい」という思いが強い場合には、収入・職種・企業のいずれかで望む結果を出さないといけないことも覚えておきましょう。
また、上記3つの要素を達成しやすい職種としては
- 営業
- エンジニア
- 人事
この3つの職種が特におすすめです。理由としては、
- キャリアを描きやすい
- 平均収入が高い
- 有名企業で上記の職種が特に重視されている
以上の通りで、独立したいと考えている場合でも応用が効く点もポイントが高いので覚えておきましょう。
STEP3:実績を積むための会社を見つける
なぜSTEP3で実績を積むための会社にこだわるのかというと、その会社を踏み台にして転職を成功させるためです。
つまり、【就職orインターン→実績を積む→転職】というルートを歩むための下準備が必要なんです。
大学中退は、特別なスキルを持っていない限り就活で圧倒的に不利になってしまうため、1,2年の準備期間(実績を積むまで)を経て希望の転職先に行くというルートをおすすめしています。
そこでキモとなってくるのが、大学中退後に就職orインターンする会社です。
実績を積むための会社選びをする上で以下の4つのポイントを軸に絞っていくと間違いないです。
- ある程度実力主義の会社か
勤続年数や年齢が重視される会社だと実績を出しづらい - 営業・エンジニア・人事の3職種のどれかにつけるか
『収入・職種・企業』の要素を達成するために必要 - スキルアップできる環境が用意されているか
スキルを磨くための環境がなければ実績を出しづらい - 給与が自己投資できる程度に入ってくるか
スキルアップのために書籍や有料記事、オンラインサロンなどにお金を使えた方が効率化されるため
ということで実績を積むための会社選びを解説させていただきました。
しかし、こうした会社を探し出すのは難しいのが現実で、探すだけで多くの時間がかかってしまいます。
「探すのは面倒だ、イチオシの会社を教えてくれ」という方も少なくないはず。
そこで【就職orインターン→実績を積む→転職】のルート全てを一直線でサポートしてくれるサービス『リバラボインターンシップ』をご紹介したいです。
長くなってしまうのでサービスの詳細をここでお話しすることはしません。
以下のページで詳しく紹介していますので、ご興味ある方は覗いてみてはいかがでしょうか?
大学中退の自分自身をクズ扱いする前に考えたい3つのこと
あなたは自分のことを「大学中退のクズ人間だ」と思ってしまっているかもしれません。
しかし少し目線をずらすことができれば、自分を肯定しながら前に進むことができます。
もしあなたが「自分はクズすぎる….!」と感じているのであれば、これからお話する3つのことを実践してみてほしいです。
- 大学中退の自分を受け入れる
- やりたくないことや嫌いなものを整理する
- 自分自身の幸せとは何かを考える
これら3つについて考えることで、自分を肯定しながらしっかり前に進むことができます。
まずは大学中退の自分自身を受け入れること
まずは、自分自身を受け入れないと行動に移すためのモチベーションはなかなか湧きません。
「だけど、自分自身を受け入れるって簡単じゃないよ」
そう思ってしまう方もきっと多いはず。
大学中退の現状を受け入れられないということは、何かしらの後悔があるからなんですね。
そこでおすすめしたいのが『ジャーナリング』という方法で、『もし大学中退してなかったら』というテーマで、1枚の紙に箇条書きで書き出してみることです。
紙に書き出すことで、大学にどんな後悔が残っているのかを探ることができます。
大学への後悔を客観的に見た上で理解できたときに、大学中退した等身大の自分を受け入れられた状態になっているはずです。
やりたくないことや嫌いなものを整理する
やりたくないことや嫌いなことを整理する理由としては、自分が幸せに人生を歩んでいく際に排除しないといけないものだからです。
特に人生の1/3を占める『仕事』を選ぶ時でも、嫌いなものややりたくないことを整理しておけば、自分には合わない仕事を避けることができます。
実は、やりたくないものや嫌いなものを整理するときも先ほどの『ジャーナリング』が役立ちます。
大学中退者の場合は、以下3つのテーマで書き出してみると自分の選ぶべき職種が見えてくるはずです。
- 嫌いな周りの環境
(例)大勢が苦手 - ワクワクしないこと
(例)単純作業 - 嫌いなポジション
(例)マネージャー
しかし、嫌いなことややりたくないことだけで仕事を決定するとネガティブな考え方になってしまうので、次の『自分自身の幸せとは何かを考える』を読んで改めて決定してみて欲しいです。
こうして、自己分析を行っていくとクズだと思っていた自分自身を肯定できるようになってくるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
自分自身の幸せとは何かを考える
心理学的に幸せとは、『より良い状態を継続すること』を意味します。
『より良い状態を継続すること』とは、幸せの柱とされている以下の『PERMA』を満たすことなのです。
- P:Positive emotion
ポジティブな感情を持つこと - E:Engagement
没頭できること - R:Relationship
特に家族や親密な人との関係を大切にすること - M:Meaning
自分の人生における目的や意義を持って行動すること - A:Accomplishment (Achievement)
何かを達成したり、習得したりすること
『PERMA』の要素を踏まえて、自分自身が大切にしていきたい考え方を探ることで自分自身の幸せとは何かを見つけることができます。
そして、特にこれから『就職』について考えていく場合には、『PERMA』のEとMとAを重点的に考え、先ほど整理した『やりたくないものや嫌いなもの』を避けながら幸せを追求できる仕事を選ぶといいでしょう。
まとめ:大学中退後の今からでもできる行動リスト
大学中退者が大学中退という事実を取り消すことはできませんが、今から行動すれば皆さんのこれからの未来には無限の可能性があります。
最後に、今から行動できることをリストにまとめました。
大学中退がクズ扱いされる原因を知る
逆転できる3つのポイントを押さえる
実績を積むための会社を見つける
この記事を読んで少しでも勇気を持っていただけたら嬉しいです。
そして、もっと嬉しいのは上記の行動リストに沿って行動に移していただけること。
大学中退という現状に落ち込むことはあると思いますが、次につながる方法はあるので前向きに行動してくださいね。
おれも読んで勉強するから詳しく解説頼むわ!