ニートの学歴は様々で、高学歴のニートもいれば低学歴のニートもいます。
ここで気になるのが、「小卒ニートは存在するのか」という点です。
小卒ニートは今の時代ほぼ存在しませんが、その数はゼロではありません。
今回の記事では、
- 小卒ニートは存在するのか
- 小卒ニートの特徴
- 小卒ニートが逆転就職するための方法
について解説していきます。
小卒に限らず、低学歴ニート全般にも通じるところがある内容です。
ニートから脱出したいけれど学歴が低く、自分に自信がないと感じている方にぜひ読んでいただきたい内容です!
小卒ニートは存在するのか
小卒という言葉はあまり聞きません。
なぜなら現在は小中学校が義務教育化されているため、中学校に進学しない人や中学校を退学する人はいないからです。
つまり、実際のところ現在の日本で小卒が生まれることはないということ。
ただ、家庭の事情などにより、ごく稀に小卒になってしまうケースはゼロではありません。
小中学校の9年間が義務教育として定められたのは昭和22年のことです。
つまり、昭和前期においては何らかの理由で小卒になってしまうケースはそれほど珍しくなかったと考えられます。
今の時点で60代後半や70代の人たちの中に学歴が小卒の人たちがいるのも納得ですね。
小卒ニートと中卒ニートに違いはあるのか
小卒ニートと中卒ニートでは、中卒ニートの方が「まだマシ」だと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際のところ小卒も中卒も大きな差はありません。
強いて挙げるのであれば、
- 人と会話した経験
- 会話に必要な語彙力
に関しては、小卒よりも中卒の方が優っていると言えます。
ですが、小卒ニートも中卒ニートも、
- コミュニケーション力が低い
- 勉強ができない
- 成功体験が著しく少ない
などの点においては違いはありません。
小卒も中卒も、人と関わる機会が極端に少ない子供時代を過ごしていることから、コミュニケーション全般に苦手意識を抱いているのです。
小卒ニートの5つの特徴
小卒ニートはどのような人たちなのでしょう。
この章では、小卒ニートによくみられる特徴や傾向についてまとめていきます。
ニート全般に該当する特徴とも言えますが、中でも特に低学歴のニートに多くみられる特徴を5つ挙げておきましょう。
1.ひきこもり
中学校を卒業していない小卒ニートは、なるべく人との関わりを避ける傾向があります。
その結果ひきこもりになり、自分の部屋からほぼ出ない生活を続けるケースがほとんど。
実家暮らしの場合には、同居している親や兄弟とも顔を合わせずに済むようにしている人も多いです。
2.無口でほぼしゃべらない
人と会話をしてきた経験が著しく少ないのが小卒ニート。
会話を楽しむことはおろか、会話のキャッチボール自体ができない人がほとんどです。
結果、小卒ニートはほぼしゃべることをせず、ものすごく無口な人が多いのも特徴の一つ。
そのため、社会復帰を目指し就活する際には、「面接」が最大の難関となります。
3.昼夜逆転の生活スタイル
小卒ニートは人を避ける生活をするため、自然に夜型の生活になっていくことが多いのも特徴です。
特に、同居の家族がいる場合、家族と生活時間をずらすことで、家の中で家族と顔を合わせる機会を最小限に留めることができます。
一人暮らしの場合も同じことが言えます。
極力人が起きている時間を避けて行動するため、食事を調達しにコンビニに行くのも夜中になりがち。
ニートは、夜型人間の占める割合が圧倒的に大きいのです。
4.ネットに依存している
小卒ニートが日々自分の家や部屋で何をしているかというと、その大半はインターネットです。
人との関わりを避けるニートも、結局自分一人では生きていけず、仲間と呼べる人を必要とします。
そして、ニートの多くがネット上に「自分の居場所」を見つけるのです。
5.情緒不安定
小卒ニートは学歴に強いコンプレックスを持っており、将来に対する不安と日々戦っています。
「このままではヤバい!」、と不安になり就活を始めようと決意することもあれば、「まあ、どうにかなるさ」と思うこともあり、情緒は常に不安定。
結局は小卒ニートである自分のこの先の将来が心配なのです。
「何か行動を起こさないとまずい」という気持ちを常に持つニート。
だからこそ行動を起こせない自分に対し苛立ちを感じたり失望したりしてしまい、日々感情の浮き沈みが激しくなってしまいます。
小卒ニートを脱出する裏技3ステップ
高卒ニートよりも中卒ニート、中卒ニートよりも小卒ニートの方がどうしてもコンプレックスが強くなりがちです。
ニートである以上職歴に自信がないのは共通して言えることですが、そこに低学歴が加わることで、さらに現状を打破することが難しく思えてきます。
それでは、小卒ニートはどうすればニート生活を脱出することができるのでしょう。
この章では、小卒ニートが脱ニートするための3ステップを紹介します。
いくらあなたがニートであっても、学歴が小卒であっても、この3つのステップを確実に踏んでいくことで脱ニートは叶います!
1.年齢や職歴に依存しない職種を選ぶ
ニートを脱するためにはもちろん就職する必要があるのですが、このときに職種をどう選ぶかは重要なポイント。
なぜなら、仕事の中には
- 年齢や職歴に依存する職種
- スキルや実績が重視される職種
の2つの種類があるからです。
小卒ニートがこれまでの学歴や職歴、そして年齢を今から変えていくことは不可能です。
でも、スキルや実績なら今から積んでいくことができます。
脱ニートの際には、スキルや実績が重視される職種を選んでください。
具体的には、
- ITエンジニア
- Webデザイナー
- 営業
などの職種が、「スキルと実績が重視される職種」として挙げられます。
今これらの職種に役立つスキルを全く持っていなくても大丈夫!
スキルと実績はこれから積み上げていきましょう。
2.スキルや実績を積み上げられる環境を選ぶ
例えばWebデザインの仕事に興味を惹かれたとします。
ここで小卒ニートのあなたが、「とりあえずWebデザイン系の会社に就職しなきゃ」と就活したところでなかなかうまくいくとは思えませんよね。
なぜならまだ今のあなたにはスキルも実績もないのですから。
この場合、以下の流れで就職を目指す必要があります。
- スキルと実績を積み上げられる環境を探す
- スキルと実績をコツコツ積み上げる
- 積み上げたスキルと実績を武器に就活
実際、スキルと実績を積むために必ずしも就職する必要はありません。
- 個人事業主として実績を積む
- アルバイトで実績を積む
- 社会人インターンシップに参加する
正社員として就職する以外にも、このようにスキルと実績を身につける方法はたくさん存在します。
しかし、ここで難しいのが以下の点。
- 個人事業主として案件を見つけるのが難しい
- アルバイトではスキルが身につかない可能性もある
個人事業主として案件を無料で受け、それを実績にするのは確かに有効な方法です。
しかし、案件が簡単にたくさん見つかるとは限りませんし、案件を受けられるまでのスキルを独学で学ぶのも大変です。
また、アルバイトには責任のある仕事を全く任せようとしない会社も多いため、バイトで確実にスキルが積めるわけでもありません。
社会人インターンシップのメリットは、大きく以下の3つです。
- 収入が得られる
- スキルと実績を確実に得られる
- 職歴としてアピール可能
逆にデメリットと言えるポイントは、「ニートにとって社会人インターンの機会を得るのは簡単ではない」という点。
しかし、ここであきらめる必要はありません!
小卒ニートでも確実に社会人インターンシップの機会を得られる方法は存在するのです。
それは、リバラボインターンシップを活用すること!
- まず、リバラボで働く
十分な給与(平均年収400万円)や社宅完備等の福利厚生も充実 - スキルと実績を積み上げる
スキルと実績を積む環境が整っている - 高収入/高待遇な優良企業に転職
平均年収490万円以上の企業に就職することが可能
何よりもありがたいのは、リバラボインターンシップが「職歴・学歴に自信のない人に特化したサービス」である点です。
これまでニートを続けてきた人や、低学歴にコンプレックスのある人にも、確実にインターンの機会を与えてくれるのがリバラボ。
小卒ニートからでもいくらでも挽回することが可能です。
リバラボインターンシップには、ここでは書き切れないほどたくさんの素晴らしいメリットがあります。
気になる方は、こちらからぜひ詳細を覗いてみてくださいね!
3.成果を上げる過程を細かく記録しておく
就職活動においては、
- 書類選考
- 面接
の両方をクリアしていく必要があります。
せっかくスキルと実績を身につけても、その内容を100%伝えなければうまくいくものもいきません。
あなたがこれから脱ニートを目指し、専門スキルを身につけ実績を積み上げていく過程は、必ず事細かに記録しておく必要があります。
- 身につけたスキル
- 努力したポイント
- 具体的な成果
以上の3点を就活の際に明確に伝えられるように、日々記録を残しましょう。
毎日同じことを繰り返しているように感じても、必ずその過程であなたは成長し、できることが増えていくのです。
目先の業務や研修に夢中になってしまうとつい記録を怠りがちですが、毎日必ず日記のように記録を残していくことを徹底しましょう。
まとめ
小卒ニートの数はかなり少ないです。
しかし、これを読んでいるニートの中には、中卒ニートも高卒ニートもいるかもしれません。
結局、学歴や職歴に自信がない低学歴ニートがやるべきことは、
- 学歴や職歴に依存しない職種を選ぶ
- スキルと実績を積む
- スキルと実績を武器に就活する
以上の流れで計画的に行動することです!
必ず道は開けます。
「どうせ○卒だし」、などと言い訳するのではなく、今すぐに行動を起こしましょう!