ニートであるということだけで、周りから「ダメ人間」、「クズ」だと思われることがあります。
働いていないだけで人としての価値さえなくなってしまうとは非常に悲しくもありますが、これが現実です。
しかし、ニートは本当に「クズ」なのでしょうか。
ニートの中には確かに単なる「怠け癖」が原因でニートになった人もいますが、全員がクズであるとは言えません。
今回の記事では、
- ニート全員がクズではない理由
- ニートがクズ認定される原因
- 脱ニートして逆転するための裏技
の3つについて、分かりやすく解説していきます。
現在ニートの方、ニート生活にピリオドを打ちたい方にぜひ読んでいただきたい内容です。
ニート全員がクズだとは限らない2つの理由
ニート全てがクズではないと冒頭でお伝えしましたが、その理由についてはっきりさせておきましょう。
クズという言葉が当てはまるのは、
- 努力をしない人
- 逃げてばかりの人
- 頑張らない人
などです。
ニートがこれらの条件に必ずしも該当するかと言えばそうではなく、中には「努力をしても報われず苦しい思いをしている人」もいます。
ここでは、ニート全員がクズだとは言えない2つの理由について解説していきましょう。
1.一時的にニートになっている割合も多い
何年もニートを続ける人もいれば、一時的に短期間ニートになる人もいます。
勤めている会社を辞め転職しようとしたけれど、思いの外転職がスムーズにいかず、結果的にニート期間ができてしまったというケースもあります。
▼年齢ごとのニート期間の比較表
1年以下 | 5年越 | |
---|---|---|
20~24歳 | 71.1% | 2.2% |
35歳以上 | 44.4% | 38.9% |
参照:財団法人社会経済生産性本部 「ニートの状態にある若年者の実態及び 支援策に関する調査研究報告書」
このデータは、ニートの継続期間を年齢別に示したものです。
20代前半の若年ニートの7割がニート期間を1年以下に抑えていることが分かります。
一方35歳以上になると、ニート期間を5年以上継続している人の割合が4割近くにまで増えています。
35歳以上と言えば本来働き盛りの年齢。
この期間を5年以上ニートで過ごすとなれば、世間から「クズ認定」されることも増えてしまうでしょう。
つまり、ニートと一括りにするには、あまりにもニート期間にばらつきがあるということなのです。
半年の期間就活がうまくいかずやむなくニートになってしまう場合、その人のことをクズだと思いますか?
多くの人は思わないでしょう。
2.就活を頑張っていても就職率が悪い
就活は頑張れば必ずスムーズに就職先が見つかるほど甘いものではありません。
特に、一度ニートになってしまってからの就活は、通常の就活よりも厳しいものになります。
▼フリーター期間別に見る正社員になれた者の割合(20~29歳)
上記は、フリーターの継続期間と就職率を示したデータです。
ここから分かることは、フリーター期間が
- 半年以内なら就職率は6割以上をキープ
- 1年を超えると就職率が顕著に下がる
- 3年以上になると就職率は5割に満たない
ということ。
つまり、長いことフリーターをしているとどんどん正社員への道が険しくなるのです。
ニートにも同じことが言えます。
そして、フリーター以上に厳しいのがニートからの就職です。
これらのことから、ニートが死ぬ気でがむしゃらに就活に励んだところで、どうしても結果が出ないことは大いにあり得ると言えます。
ニートは頑張らない、ニートは努力をしない、と思われるからこそ「クズ」だと認定されるとすれば、就活に励みつつも成果が出ないニートはクズの条件に該当しないことになります。
ニートがクズ呼ばわりされる3つの原因
ニート全員がクズではないにしろ、ニートである以上クズ呼ばわりされることがあるのは確かです。
ニートがクズと思われる原因は具体的にどのような点なのでしょう。
この章ではニートがクズ呼ばわりされる原因を3つ挙げ、それぞれについて解説していきます。
1.人付き合いが悪くなる
ニートは傾向として、人付き合いを避けるようになるところがあります。
これは、
- ニート以外の人と接して劣等感を感じるのが嫌
- ニートであることで後ろ指をさされる気がする
- お金がないため交際費をかけられない
などの原因によるものです。
しかし、世間から見れば、「ニートは仕事をしていないから暇なはずなのになんで付き合いが悪いんだ?」と思われてしまいます。
ニートが皆暇を持て余しているとは限りませんが、やはり働いていないと言えば暇だろうと決めつけられるのも無理はありません。
結果、「暇なくせに付き合いまで悪い」=「クズだな」と思われてしまうのです。
2.世の中の一般的な評価が悪い
そもそもニートに対して世間の持つイメージ自体が悪い点も原因の一つになっています。
世間はニートに対して
- 怠け者
- 遊んでいるだけ
- 何も頑張らない
- 親不孝
など、多くのネガティブなイメージを抱いています。
そのため、「仕事をしていない」というたった一つの事実だけで、すでにクズ認定されてしまうことがあるのです。
3.仕事がなかなか決まらない
ニートがクズだと思われる最もシンプルな理由は「働いていないから」です。
働いていない時点でクズ認定、働いていない期間が長くなればそのクズレベルはさらに高くなってしまうということ。
ニート期間が長ければ、正社員就職の難易度は上がります。
その結果、「就活を必死に頑張っているのに就職が決まらない!」ともがいている期間さえ、世間からはクズだと思われてしまうという理不尽な状況ができてしまうのです。
いくら就活していても、努力していても、その時点ではまだニートでいることに変わりはないということですね。
クズ呼ばわりされたニートから逆転するための裏技3ステップ
クズ呼ばわりされて何とも思わない人などまずいません。
クズ認定されるニートの現状から抜け出さなければ、この先あなたはずっと今のまま他人からクズ呼ばわりされ続けてしまいます。
「そんなこと言っても、就活しても仕事が決まらないから困ってるんだよ!」と苛立ちを感じるニートもきっと多いでしょう。
この章では、ニートが確実に脱ニートするための裏技を紹介していきます!
STEP1:逆転できる3つのポイントを押さえる
クズ認定されるニートが逆転するために必要なポイントは以下の3つです。
- 高収入を得る
- 人から一目置かれる職種に就く
- 優良企業に就職する
これら3つの条件をクリアすることで、確実にクズのレッテルを捨て去り、「成功している人」とみなされるようになります。
全てをクリアするのが理想的ですが、収入・職種・企業のいずれかを満たすだけでも十分な効果が見込めます。
職種を選ぶ際には、伸びしろや汎用性を意識すると良いです。
例えば、
- 営業系
- エンジニア系
- 人事・労務系
などの職種は、将来的にさらなる転職をする際にも非常に役に立つためおすすめです。
ただニートからの脱却を目指すのではなく、逆転を目指すのであれば積極的に狙うべき職種は限られるということも理解しておきましょう。
STEP2:実績を積むための会社を見つける
ニートから逆転し、ハイレベル就職を実現することは可能です。
しかし、そこには「スキルを身につけ実績を積む期間」が必要です。
ここで重要なのは、「どこでスキルと実績を積み上げるか」という点です。
ニートから簡単に就職先を見つけ、それなりの会社で実績を積むとなると、当然その前に採用試験をクリアしなければなりません。
ここで、「いやいや、ニートなんだからそんな簡単に就職なんてできないから悩んでるんだよ!」と思う人がほとんどでしょう。
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その方法とは、リバラボインターンシップを活用すること!
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十分な給与(平均年収400万円)や社宅完備等の福利厚生も充実 - スキルと実績を積み上げる
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つまり、リバラボインターンシップなら、時間を無駄にすることなくやる気さえあれば確実にスキルと実績を身につけることができるということ。
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リバラボでスキルと実績を身につけて、営業・エンジニア・人事の職種で正社員を目指す方法こそ、あなたがニートから逆転できる確実な方法なのです!
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STEP3:実績を積み上げた過程を記録しておく
3つ目のステップもとても大事です。
ここまでで、職種を絞りインターンでスキルと実績を積み上げる方法についてはご理解いただけたことと思います。
そして、忘れてはならないのが、「実績を積み上げた過程の記録」です。
何のために実績を記録するか、その理由は以下の通りです。
- 自分の保有スキルを明確にするため
- 何のスキルでどのような成果を挙げたかを明確にするため
これらは、インターン後に待ち受ける就活の際にものすごく重要な武器になります。
いくらスキルを身につけても、その実績を企業に具体的に伝えられなければ意味はありません。
いつ、何のスキルを習得し、具体的にどのような実績に繋げたのか、その詳細を「毎日必ずメモに残す」ことを習慣にしましょう。
長々と書く必要はありません。
大事なのはインターン中に毎日記録すること!日記のように習慣化してしまいましょう!
まとめ
ニートにだっていろいろな事情があるケースも少なくありません。
怠けて家でゴロゴロしているわけじゃない!と文句を言いたくなるニートもたくさんいるでしょう。
それなのに、「ニートはクズだ」なんてひとくくりにされたらたまりませんよね。
ただ黙って悔しい思いをするか、行動を起こして未来を変えるのか、どちらの選択肢をあなたは選びますか?
ニートの状況から抜け出し勝ち組になるためには、あなたの努力が必須!
すぐに逆転できるほど世の中は甘くありません。
しかし、今行動を起こせば数年後きっと「あのとき頑張ってよかった!」と心から過去の自分を褒めてあげられるはずです。
あなた自身の未来のために、思い切って行動を起こしましょう!