年収400万円の気になる現実。仕事や生活費、年収を上げる方法を解説

現在の収入が低く、漠然と「年収400万円あればいいな」と思っている人もいるでしょう。年収400万円は高いのか、また生活レベルや年収400万円に達する方法を解説します。キャリアプランを考える際の参考にしましょう。

また、キャリアチェンジを考えている方におすすめな転職支援サービス「リバラボ」もご紹介します。

年収400万円台は平均よりも低い?

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年収400万円は、果たして高いと言えるのでしょうか。日本人の平均年収との比較や、年収400万円台の人の割合を見ながら解説していきます。

年収の平均値と比較

国税庁が実施した民間給与実態統計調査によると、日本人の平均年収は433万円です。これを男女別で見ると、男性は532万円、女性は293万円でした。

つまり年収400万円は、日本人全体で見るとほぼ平均通りの水準ではありますが、男性の場合は平均よりも低いと言えます。逆に女性の場合は、平均よりも高いと判断できます。

なお20代の平均年収は約311万円のため、20代で年収400万円を稼げているなら、高収入と言っても良いでしょう。

このように細かいデータと比較することで、より実態を把握しやすくなります。

参考:令和2年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-P.13,19|国税庁

年収400万円台の割合

民間給与実態統計調査によると、年収400万円以上500万円未満の人は、全体の14.6%を占めています。日本人の約7人に1人の計算です。男女別では、男性が17.3%、女性は10.7%です。

男性の場合、年収の高さで言うと下位約40%となっています。男性で高収入を目指すなら、年収400万円は通過点の一つとして達成したいところでしょう。

一方で女性の場合は、上位20%の水準です。非正規やパートタイムで働く女性は多いことから、女性の平均年収は男性よりも低い傾向にあると推測できます。

参考:令和2年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-P.21|国税庁

年収400万円の手取り額とは

『年収』とは一般的に、会社から支給される給与の総額を指す言葉です。手取りとは総支給額から、税金や社会保険料を引いた、実際に私たちが手にする金額のことです。年収400万円の手取り額を解説します。

手取りは300〜320万円ほど

年収400万円の場合、手取りは300〜320万円程度です。ボーナスを加味しない場合、月給に換算すると25〜27万円程度です。年収から手取りを求める場合、主に以下の金額を額面の月給から引いて算出します。

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料

それぞれ計算して求めても良いですが、ざっくりと知りたい場合は、年収の約7〜8割と覚えておけばだいたいの手取り額がわかります。なお40歳以上になると、介護保険料の支払いが発生することも覚えておきましょう。

独身と家族がいる場合の違い

配偶者や子どもなど、扶養家族がいる人は控除が適用されるので、同じ年収でも独身の人に比べて手取りが増えます。

扶養控除とは納税者が扶養している家族がいるときに、所定の条件を満たすと所得税の控除を受けられる制度です。控除額は扶養家族1人につき、最大38万円です。

ただし上記は税金が38万円控除されるのではなく、税制上の所得が38万円低くなることを意味します。所得が低くなると所得税も安くなるので、結果的に手取りが増えるわけです。

養う家族がいる人は、その分独身の人よりも生活費が多くかかるので、必ずしも手取りが増える=楽というわけではありません。

年収400万円台の生活レベルが知りたい!

年収400万円の人が、どの程度の暮らしをしているか気になっている人もいるでしょう。年収400万円の生活レベルを解説するので、キャリアプランを考える上での参考にしましょう。

ある程度の節約は必要?

年収400万円の場合、毎月の手取り額は約27万円です。この場合、住む場所や結婚しているかどうかで生活にどれだけ余裕が出るかが分かれます。

独身で実家暮らしをしているなら、かなり余裕のある生活ができるでしょう。家賃や食費として実家に数万円入れたとしても、自由に使えるお金が20万円以上は残るためです。

一人暮らしの場合もある程度余裕の持った暮らしができそうです。仮に家賃が8万円、食費と水道光熱費が合わせて5万円かかったとしても、手取りの約半分が残ります。

結婚している場合は、2人分住める大きさの家を借りる必要があったり、食費や水道光熱費が多くかかったりします。共働きであれば特に問題はありませんが、配偶者が専業主婦(夫)の場合はある程度の節約が必要でしょう。

家賃や光熱費の割合

一般的に家賃の相場は手取り収入の25〜30%までと言われています。それ以上のところに住むと、家計を圧迫してしまう恐れがあるためです。年収400万円の手取り月収を27万円と想定すると、家賃はだいたい6〜8万が目安となります。

水道光熱費は手取りの約5%が相場と言われており、年収400万円の場合は約1万3500円が目安です。結婚して二人暮らしをする場合は、2人の年収を合わせた『世帯年収』で見積もると、家計に無理のない家賃相場がわかります。

貯金に回す金額は?

貯金に回す金額の目安は手取りの10%以上です。年収400万円で毎月の手取りが27万円であれば、3万円弱は貯蓄に回したいところです。実家暮らしであれば家計に大きな余裕が出るため、20%かそれ以上を貯金に回しても良いでしょう。

確実に貯金をするコツは、給料が入ったら先に貯金をしてまうことです。「余った分を貯金しよう」と思うと、ギリギリまでお金を使ってしまい、なかなか貯金が進まない可能性があります。

そのため財形貯蓄や積立定期預金などを活用して、強制的に貯金をする仕組みを作ると良いでしょう。

自分の得意や興味を生かして年収を上げるには?

自分の趣味や得意なことを生かして、年収を上げるにはどんなことをすれば良いのでしょうか。年収を上げる四つの方法を解説します。

趣味を生かして副業をする

副業可能な会社で働いているなら、副業をすることで月数万円の副収入を得ることができます。副業のメリットは、収入が上がるだけではありません。

会社の収入だけに頼ってしまうと、万が一その収入源が断たれたときに、収入がなくなってしまいます。副業によって複数の収入源を持つことで、自分をより経済的に安定させることもできます。

ただし副業は本業以外の時間を使って行うことになるので、体力的な負担をかけすぎないよう注意が必要です。本業に支障が出ない範囲で行いましょう。

スキルアップにつながる資格の勉強をする

今行っている業務に関する資格があれば、積極的に取得することをおすすめします。資格を取れば、その分野についての体系的な知識が身につくだけでなく、会社によっては毎月の給料にプラスして資格手当がもらえることもあるためです。

また現在の仕事に関係のある資格を取れば、実務経験も積むことができます。これは転職するときに有利に働きます。資格だけ持っている場合と、実務経験も合わせて持っている場合とでは、やはり後者の方が即戦力として採用されやすいでしょう。

正社員を目指して転職する

資格を取得することでも年収アップは図れますが、それだけでは大幅な昇給は難しいでしょう。もし現在非正規雇用で働いているといった場合は、正社員を目指して転職することで、一気に年収アップを実現させることができるかもしれません。

特に初めての転職では、年収アップを達成できる確率が高いというデータもあります。しかし年収だけを見て転職先を決定するのは避けた方が良いでしょう。

年収だけに気を取られると、社風が合わなかったり、自分のスキルに見合っていない仕事を任されてしまう可能性があります。そうなると早期の離職につながりかねません。

参考:転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策|doda

まずはリバラボインターンシップへエントリー!

現状を変えたいけれど、自分のスキルや学歴に自信がなく、なかなか一歩を踏み出せない人もいるでしょう。そんな人には、リバラボインターンシップへの参加がおすすめです。リバラボインターンシップについて解説します。

リバースラボとは?

リバースラボとは、学歴や職歴がない状態からでも、一流企業への就職を支援するサービスです。学歴社会から外れてしまったり、派遣やフリーターをしていてタイミングを逃してしまったりして、キャリアを築くチャンスを失った若者は少なくありません。

リバースラボではそのような人材を『ドロップアウト人材』と呼び、チャンスさえあればどこまでも輝ける人材として見なしています。リバースラボは、ドロップアウト人材が一流のビジネスパーソンになるのを支援するために設立されました。

参考:若者向けの無料転職支援サービス・リバースラボ(リバラボ)とは?

リバラボインターンシップの特徴

リバラボインターンシップでは、研修期間中は直接雇用という形で、一流企業に就職するためのスキルを身につけます。雇用される形になるので、職歴にも書ける上、固定給も発生するので生活も保証してくれます。

社員寮も完備しているので、地方からの参加でも安心です。また一人一人にコーチがつくため、挫折しにくい環境が整っています。

研修期間中は実際に売り上げを作っていき、成果を上げたら報酬も支払われます。リバラボインターンシップに参加すれば、就職・転職の面接でアピールできる実績を作ることができるのです。

参考:給料がもらえる「リバラボインターンシップ」とは?

年収を上げたいならすぐに行動を

年収400万円は、おおよそ平均並みの水準ですが、男性の場合は平均よりも低い金額です。実家暮らしや一人暮らしであればまだ生活に余裕を出せますが、これから結婚をして子どもを持つとなると、年収400万円では心もとないでしょう。

年収を上げるにはいくつか方法がありますが、中でも副業や転職、資格の取得はオーソドックスな方法です。自分のスキルや経歴に自信が持てない場合は、リバラボインターンシップがおすすめです。まずは無料相談を受けてみましょう。



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