世帯年収とは?将来設計を立てるためにも知っておきたいこと

ニュースや報道番組で耳にする機会も多い「世帯年収」という言葉の意味を、正しく説明することはできますか?世帯年収とは、読んで字のごとく世帯全員の年収総額のこと。

高校を卒業するまでは、家族の世帯年収について考える機会も少ないですが、社会人になって、これから家庭を築いていくうえでは、世帯年収を正しく理解しておくことはとても大切。そこで今回は、世帯年収について知っておくべきことを解説していきます。

世帯年収とは?

前述の通り、世帯年収とは、「同一の生計を立てる世帯全員の年収」のことです。夫婦共働きの家庭であれば、それぞれの年収を合わせた額が世帯年収ですし、子どもも収入を得ているならその額も足すことになります。また、雇用形態がアルバイトであっても、得た収入は世帯年収に含まれるので、子どもが学生かどうかは関係ありません。

また、アルバイトなどの収入を得ることなく、親からの仕送りなどで一人暮らししている学生も、「同一の生計を立てている世帯」の一員であるため、実家の世帯年収が500万円であれば、この学生の世帯年収も500万円ということになります。夫が単身赴任をしている場合も同様の考え方をします。

世帯年収は手取り額の総額ではない

世帯年収について考える際、注意すべきは、世帯年収と手取り額の総額は異なるということです。どういうことかというと、世帯年収は税金や社会保険料などが引かれる前の収入の総額だからです。

そのため、世帯年収は同じでも手取り金額が異なるということがあり得ます。なぜかというと、個人の所得にかかる「所得税」は、所得が多くなるほど高い税率が適用される「超過累進税率方式」で計算されるため、たとえば世帯年収600万円を父親がひとりで稼いでいる場合と、夫婦ふたりで600万円を稼いでいる場合とでは、税金として引かれる金額が異なるのです。

世帯年収についてきちんと知っておくことは大切

現在、就職活動真っただ中であれば、「片働きと共働きどちらが得か?」などはまだあまり考える必要がないかもしれませんが、考え方を知っておくときっと将来役に立つときがくるはず。また、現在、高校を卒業して就職活動中または転職活動中なら、自分が世帯の一員であることを意識することで、給与のうちいくらかを家にいれたい、実家に仕送りしたいとの責任感が強まるでしょう。

参考:年収が高い職業とは?学歴不問の高年収な職業と目指すためのポイント

世帯年収の平均値、中央値は?

厚生労働省が公表している「2019年 国民生活基礎調査の概況」によると、2018(平成30)年の世帯年収の平均値は552万3,000円、中央値は437万円です。中央値とは、データを小さい順または大きい順に並べたときにちょうど真ん中にくる値のこと。

ふたつを比較して、一般的な感覚に近いのは中央値といわれています。実際、「世帯所得の分布」を見ても、約61%の世帯が平均所得以下であることから、多くの世帯の年収が中央値のほうに近いことがわかるでしょう。では、なぜ平均値が中央値よりだいぶ高いかというと、1,000万円以上の世帯がそれなりにあるためです。

【世帯年収の分布】

年収 割合
100万円未満 6.4%
100~200万円 12.6%
200~300万円 13.6%
300~400万円 12.8%
400~500万円 10.5%
500~600万円 8.7%
600~700万円 8.1%
700~800万円 6.2%
800~900万円 4.9%
900~1,000万円 4.0%
1,000万円以上 12.1%

参照:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」「各種世帯の所得等の状況」

世帯主の年齢階級別平均世帯年収は?

続いては、世帯主の年齢階級別平均世帯年収をみていきます。

【世帯主の年齢階級別世帯年収】

29歳以下 362.6万円
30~39歳 614.8万円
40~49歳 694.8万円
50~59歳 756.0万円
60~69歳 566.0万円
70~79歳 394.6万円

世帯の内訳までは出ていないので、一人世帯もいれば夫婦やファミリーもいることになりますが、自分の世代の世帯に注目することで、一人暮らしであろうと結婚していて家族を養っていく立場であろうと、だいたいどのくらい稼ぐことが必要かがみえてきます。

世帯年収について考えると同時に、将来のプランも考えよう

現在、親と同一世帯であったり、一人暮らしであっても十分に稼いでいたりすることから問題なく生活できていたとしても、結婚や出産などでライフステージが変化すると、今の収入では十分でなくなることが十分考えられます。先々のことも見越して、キャリアアップや転職も視野に入れていけるといいですね。

執筆者
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