高卒の就職情報を集めるときのポイントは?ピッタリの方法から注意点まで徹底解説

高卒で就職を決めても、どのように情報を集めていけば良いか分からない人も多いでしょう。今回は、就職情報を集める上で知っておきたい求人のポイント、それぞれの情報収集法はどんな方に向いているのか、集める上で注意するべき点まで徹底解説していきます。

高卒が就職の情報収集をする上で見るべき「情報」は?

企業が公開している求人票から、多くの情報を得ることができます。高卒の方が就職情報を集める上で押さえておきたい項目を以下に紹介していきます。

雇用形態・就業形態

まず確認するべきポイントは、雇用と就業形態です。自分が望んでいる雇用形態で、その中身が一致しているか確認するようにしましょう。

  • 雇用形態

正規雇用:企業に直雇用され、定められた時間をフルタイムで働く「正社員」と、働く時間が短い「短時間正社員」がある

非正規雇用:正社員と違い、雇用契約の期間が決められていて、企業が必要な期間のみ雇用される。パートタイムアルバイトが当てはまる。

有期雇用派遣:派遣会社所属の派遣社員として、期間限定の雇用形態

無期雇用派遣:雇用形態は有期雇用派遣と一緒。期間の定めがない雇用形態

  • 就業形態

派遣・請負ではない:通常の正社員。

・派遣:派遣社員として働くため、雇用元は求人企業と異なり派遣企業になる。

・紹介予定派遣:最長6ヶ月の派遣期間の後、派遣先企業と派遣スタッフの双方が合意すれば、派遣スタッフは派遣先企業に直接雇用される。

請負:企業に所属することなく、企業と仕事をする形態。

職種・仕事内容

ここでは採用後にどんな部署に配属され、どんな業務を遂行するかが詳細に書かれています。

求人票に書かれている職種や仕事内容が長いため、読み飛ばしてしまう方もいますが、絶対に確認するようにしましょう。将来のキャリアステップや、異動の有無まで書かれていることがあるので、働いてから「思っていたのと違う…」と感じるミスマッチも防ぐことができます。

勤務地

採用後に働く場所が書かれています。基本的に都道府県と勤務する予定の住所が記載されていますが、職種によっては全国転勤があり得ることや、新型コロナウイルスの影響でリモート勤務の有無なども併記されていることがあります。

賃金

就職情報を集める上で、賃金を見ない人は少ないと思います。ほとんどの求人は「月給」で表記されていますが、中には「年棒」で記載されていることもあります。年棒とは、「1年の給料があらかじめ決められており、総額を12ヶ月分割して毎月支給する」ことです。

また、賃金の項目にはインセンティブやボーナス、残業代や固定残業代の有無ついて書かれていることもあります。

働いてから実際にもらえる金額はどれくらいか、社会人になってからの生活費はどれくらい使えるかなども計算することができるので、必ずよく目を通しましょう。

保険・福利厚生

会社が加入している社会保険や、福利厚生について記載があります。社会保険は国の決まりで加入が義務付けられているので、記載がない場合は必ず企業に確認をするようにしましょう。

社会保険には以下のようなものがあります。

・健康保険

・介護保険

・労災保険

・年金保険

・雇用保険

また、福利厚生とは給与や賞与といった基本的な労働対価に加えて、従業員とその家族に与えられる報酬のことです。企業によってはユニークな福利厚生を持っていることもありますので、ぜひ確認してみてください。

・住宅手当

・SNS手当

・社員旅行

・子供の誕生日休暇

・社員旅行

・提携施設の優待サービス

休日

休日の欄を見ると、「完全週休二日制」「週休二日制」と書いてあることが多いです。この2つは全くの別物であることを覚えておきましょう。

完全週休二日制とは、毎週2日間の休みが設けられていますが、週休二日制とは「1ヶ月で2日休みがある週が最低1回も受けられており、それ以外の週は1日以上休みが設けられている」ことを指します。企業によっては1ヶ月のうちに両者の休みで7日ほどの差が出てくることも。

年間で見るとさらに違いが出てきますので、求人を確認するときは注意してみていきましょう。

就業時間

この項目では1日の勤務時間を知ることができます。

一般的には朝9:00〜10:00からスタートすることが多いですが、企業や職種によっては昼過ぎ、もしくは夕方から稼働開始などもあり得ます。

また、就業時間と一緒に休憩時間も書いてあるところもあるので、しっかり目を通しておきましょう。

高卒の就職・求人情報収集におすすめの方法

次に、高卒が就職情報収集をするときに使えるおすすめの方法を紹介します。自分にあったやり方をぜひ見つけましょう。

SNS

就職情報をSNSで集める1番大きなメリットは、常に新しい情報を知れることです。求人が公開されたことを告知をしているところに応募することで、自身の志望度の高さをアピールできるかもしれません。また、SNSの個人メッセージなどで採用担当の方と直接連絡をとることで、スムーズに選考に進めることも考えれるでしょう。

しかし、中小企業だとSNSで発信をしていない可能性もありますので、注意が必要です。

「気軽に就職情報を集めたい」「隙間時間を使って情報収集したい」「企業の中身をより知りたい」という方はSNSで情報収集してみても良いかもしれません。

学校

学校に来る求人で就職情報を集める1番のメリットは、学校の就職担当の先生から就職サポートを受けられることです。その人の特徴や性格に合った仕事や業界を紹介してもらえるかもしれません。

しかし、中には成績優秀者を優先してサポートする学校もありますので、条件等はしっかり確認する必要があります。

「1人で就職活動を進めることに不安がある」「高校の勉強と両立しながら進めたい」という方には合っているかもしれません。

求人サイト

求人サイトで就職情報を集めると、何万社という企業から様々な仕事内容を知ることができるので、これまでは気づかなかった自分の新たな興味などを知れるでしょう。履歴書やエントリーシートを準備しておけば、興味がある企業にすぐサイト内でエントリーすることができるのも魅力です。

しかし、登録企業数が多すぎて選べないとなってしまうこともあります。漠然と探すのではなく、事前に自己分析などを通して業界や職種を絞れるようにしておきましょう。

「とにかくたくさんの求人を見たい」「自分の力で就職を進めたい」「業界や職種、条件が自分の中で決まっている人」などは求人サイトで情報収集してみても良いかもしれません。

就職エージェント

転職エージェントでは担当のキャリアカウンセラーがその人の適正にあった企業や求人を提示してくれます。第三者の意見をもらいながら情報収集することができるので、迷うことなく進めることができるでしょう。

エージェントを利用すると、キャリアカウンセラーと面談の時間を複数回設定する必要もあるため、勉強に支障をきたさないよう注意しましょう。

「第三者のアドバイスをもらいながら進めたい」「自分にぴったりの企業や職種を知りたい」という方にはおすすめのやり方です。

ハローワーク

就活に関するサポート全面が無料で受けることができるハローワークは高卒にも人気の情報収集法です。数多くある求人をみて興味があるところにすぐエントリーでき、迷ったら相談員にも就活相談することができるのも魅力です。

しかし、掲載されている企業求人の種類が膨大なため、自身で求人票の中身を見極める力が必要になります。

「地元企業の求人情報が欲しい」「企業規模に関係なく情報が欲しい」「就職情報について誰かに相談したい」という方におすすめの方法です。

就職コミュニティー

就職関連のコミュニティーに参加して就職情報収集をすると、同じ年代や境遇の知り合いを増やすことができます。今まで知らなかった業界や職種の情報や、同世代特有の悩みなども解決することができるでしょう。

しかし、情報によっては正確性に欠けるものも含まれるため、得た情報をさらに自分で調べて正確に把握するスキルが求められます。

「同じ境遇の仲間と人脈を広げたい」「気軽に情報交換できるコミュニティーが欲しい」という方には向いているでしょう。

高卒の就職情報収集でやっておくべきポイント

高卒で就職情報を集める時、見るべき求人の項目や方法だけでなく以下のような点も意識しながら取り組みましょう。

どんな会社か知ること

入社する前と後で会社に対して感じるギャップが大きければ大きいほど、早期退職に繋がってしまいます。せっかく苦労して入社したのに、すぐに辞めたい…と思わないためにも、「企業分析」をしっかり行いましょう。

社員インタビューや企業ホームページから、会社の雰囲気、活躍する社員の特徴、会社の売り上げなど得られる情報は全て把握するようにしましょう。もし機会があれば、実際に働いている社員と直接話す機会を設けても良いかもしれません。

世の中の流れを知ること

その企業が所属する業界を調べる「業界分析」も行いましょう。興味がある企業が世間一般的にどのような立ち位置にいて、どんなイメージを持たれているのかなどを知ることで、自分が知らない知識をより深めることができます。

ネットニュースはもちろん、新聞などに毎日目を通しておくと良いでしょう。

本当にやりたいことを知ること

就職情報を集める上で1番大事なのは、まず自分自身のことを知ることです。この「自己分析」をすることで、本当に自分が興味があることは何か、何を成し遂げたいか、どんな仕事をしたいかを知ることができ、より具体的に行動にうつすことができます。

自分の生い立ちや経歴を細かくノートに書き出して可視化すると、よく理解できるかもしれません。

高卒が就職の情報収集をする上で注意することは?

次に、高卒が就職情報収集をする中で注意しておきたいポイントを紹介します。

口コミに流されすぎない

 

興味がある企業を見つけて企業分析をする中で、口コミサイトを利用することがあります。実際に働いた人の声を見ることができるため、働くイメージを具体的に描くことができる一方、中には偏った情報ばかりが上がっていることも。

ネットの口コミには「企業に不満を持っている人」のコメントも多く見られるため、参考程度にするようにしましょう。そこで気になった点は、直接企業に問い合わせてみても良いかもしれません。

企業名や規模数だけで決めない

企業名や企業規模だけで就職情報を絞ってしまうと、スムーズに進まないことも。よく耳にする企業だから、よく広告でみる企業だからいい仕事だろう!と決めてしまうと、よりギャップを感じてしまうかもしれません。

「どこで働くか」ではなく、「自分が何をしたいのか」を重点的に考えて調べるようにしましょう!

高卒の就職情報が分からなくてもOK!「リバラボインターンシップ」とは?

高卒の就職情報収集のやり方は理解できたが、1人で進めるのは不安。就職前にワンクッション置いて、本当に自分がやりたいことを見つけたい人は、「リバラボインターンシップ」に挑戦しても良いかもしれません。理由を以下に紹介します。

働きながら実績とスキルを得られる

リバラボインターンシップとは、学歴・職歴に関係なく、18歳~29歳の若者が約2年間の実務研修を通して大卒に負けない実績とスキルを身につけ、転職までをサポートする日本初のジョブ型インターンシッププログラムです。

実務研修では、営業・人事・エンジニアの知識やノウハウを実践的に学ぶことができます。また、研修期間中はリバラボの社員として働くことができるため、収入を得ながら優良企業で通用するスキルを最短で身につけることが可能です。

プログラム修了後は転職まで一貫サポート

リバラボでは2年間の実務業務をして終わりではなく、プログラム卒業後の就職活動のサポートも充実しています。以下のようなサポートを無料で受けることができます。

  • セカンドキャリアに関するカウンセリング
  • 自分に合った業界、職種、企業の紹介
  • 履歴書、職務経歴書の作成
  • 面接対策
  • 自己分析
  • 企業との面接調整
  • 入社後のフォロー

完全無料で参加できる

最大の特徴はこれらのプログラムが全て無料。さらに給与をもらいながら学ぶことができることです。高卒ですぐ企業に就くのではなく、まずは働くとはどういうことなのか、本当に自分がしたいことは何なのか時間をかけて理解したいという方は、一度問い合わせても良いかもしれません。

\詳しくはこちらの記事をチェック/

リバラボとは?メリットや特徴、他社サービスとの比較まで徹底解説!

高卒の就職情報を正しく得よう!

高卒の就職情報収集にもいろんなやり方があると理解できましたか?正解はないので、自分に合ったやり方を見つけて、正しい情報を得るようにしましょう!



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リバラボインターンシップの特徴
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リバラボ内で1~2年間の実務インターンを行い就労実績や収入実績を積み上げ(平均年収400万円以上) インターン後の優良企業への転職まで支援するサービスです。社宅完備等の福利厚生も充実しています。
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