大人になったら就職しないといけない? 就職せず生きていくのは難しい?

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子どものころは、将来の夢を思い描くことはあっても、「●●会社に就職したい」「▲▲業界に絞って就職活動したい」などと考えることはほとんどないでしょう。しかし、早い人だと10代後半に差し掛かるころには、就職の意味や理想を考えるようになるもの。とはいえ、最終的に全員就職するかというとそうではありません。では、大人になっても就職しない場合、辛いことや大変なことはあるのでしょうか?反対に、就職することにはメリットやデメリットはあるのでしょうか。

就職とは?

まずは、就職の定義について考えてみましょう。

就職とは、「職に就くこと」「職場を得ること」を意味します。基本的には、NGOなどの団体職員や公務員としての働き口を得ることを含め、人や企業から雇われることになります。

就職しない場合の選択肢は?

では、学校を卒業して学生ではなくなるのに、雇われることがなければ、そこからどうやって生きていくかというと、以下のような選択肢が考えられます。

フリーランスになる、起業する

フリーランス(個人事業主)として収入を得ていくには、企業などに自分を売り込んだり、仕事をする対価としていただく報酬の金額を交渉したりすることが必要になります。自分が代表となって会社を摂理酢するなどして起業する場合もこれに同じくです。

自営業をはじめる、家業を継ぐ

実家が自営業である場合などは、小さいころから「大人になったら家を継ごう」と考えていて、就職する道を思い描いたことすらない場合もあるでしょう。

フリーターになる

アルバイトとして生計を立てていくのもひとつの選択肢です。しかし、将来の夢や目標が見付からない若いうちに短期間だけフリーターとして生きるならまだしも、年齢を重ねて、親の介護や自らが病に倒れる可能性が大きくなってくると、不安定な生き方に不安を覚えることが多いでしょう。また、ローンの審査に通りにくい、結婚したい相手の家族に認められにくいなども難点です。

進学や留学することで学び続ける

大学院進学や留学で学問を究めることも就職以外の選択肢ではありますが、学び続けるためにはお金が必要。しかもかなりの金額である場合がほとんどでしょう。アルバイトするなどしてそのお金を自分で捻出できるならいいですが、そうでなければ身内の援助が不可欠。もしくは、よほど成績がよいか一芸に秀でているなら、奨学金などを利用できる場合もあるかもしれません。

また、留学とは異なりますが、働きながら語学などを習得したいなら、ワーキングホリデーなどの制度を利用するという手もあります。

就職するメリットは?

「就職したくない」と考えている人も、メリットを知ると気持ちが変わることがあるかもしれません。そこで続いては、就職するメリットをみていきましょう。

生活が保証される

就職すれば、社会保険などにも加入できるうえ、給料をもらえます。毎月の給料に加えてボーナスももらえるとなれば、贅沢をしない限り生きていくことはできます。企業によっては寮や住宅を用意していることもあります。

貯金できる

やりたいことが見付からない、将来の夢や目標もないなら、貯金をしながら機が熟すのを待つこともできます。ある程度の金額を貯めておけば、いざやりたいことや夢や目標が見付かったとき、そこに投資できるからです。

「やりたいことなんて一生見付からないかもしれない」と思うかもしれませんが、「健康になりたい」「親の病気を治してあげたい」「結婚相手を幸せにしたい」「ペットにおいしいものを食べさせたい」だって立派な「やりたいこと」です。また、少し考えたらわかる通り、「やりたいこと」は年齢を重ねるほどお金がかかる場合が多いのです。

出逢いがある

「出逢い」とは異性との出逢いだけを指しているのではありません。刺激を与えてくれる先輩や同僚、将来を左右するような出来事、時間を忘れて没頭できる仕事や作業に出逢える可能性は大いにあります。

少なくとも、フリーターとしてなんとなくアルバイト生活を続けているより、遥かにチャンスは多いと考えられます。また、万が一、人にも仕事にも魅力を感じられず退屈な日々に辟易とさせられた場合は、就職先を変えればいいだけの話です。

新しい経験ができる

経験を積めば積むほど、人生は豊かに彩られていきます。よい経験だけでなく悪い経験も含みます。辛いことややるせないことがあっても、それを乗り越えたり逃げたりしたことが、後々役に立つ日もくるでしょう。

社会的信用を得られる

家や車を購入するのにローンを組みたいとしても、社会的信用がないと難しい場合が多いでしょう。ローンまでいかなくとも、クレジットカードを作るにしてもなんらかのサービスを利用するために会員になるにしても、多くの場合、勤務先の入力が求められますし、雇用形態や勤続年数によっては利用を断られる場合もあります。

就職するデメリットは?

就職することにはもちろんデメリットもあります。

就職先のルールに合わせなければならない

働き手として雇われるとなると、就業時間や納期を守ることは必須です。しかしなかには、毎朝同じ時間に起きることや締切を守ることが苦手という人もいるでしょう。そうしたタイプの人にとっては、就職のデメリットが大きく感じられるかもしれません。

しかし、特に最近は働き方のバリエーションが豊かになり、週休3日の企業や在宅OKとする企業も増えるなど、自分に合った働き方を選択しやすい傾向にあります。また、「いつまでにここまでやらなくてはならない」「今月はこれだけのノルマがある」ということにプレッシャーを感じやすい自覚があるなら、日々黙々とひとつの作業を続ける仕事や、顧客からの問い合わせに対応することがメインの仕事などもあります。

人間関係に悩まされる場合がある

生きている限り、誰しも人間関係に悩まされる可能性はありますが、付き合う人が多ければそのぶんその可能性が大きくなるのは事実です。ただし、付き合う人が増えれば、そのぶん、自分の見方になってくれる人も多くなる可能性もあります。

夢や目標の足かせになる場合もある

「絵描きとして有名になりたい」「インフルエンサーとして食べていきたい」などの夢や目標がある場合、生活費のためと割り切って就職していたとしても、「仕事が忙しすぎて絵を描く時間がなかなかとれない」「同僚に見つかった場合を考えると見栄を張った投稿ができない」などの弊害が出てくる場合があるでしょう。

しかし、これは、社会人になるタイミングまでに夢や目標を叶えられていないすべての人が通る道。悔しい思いをバネにできるかどうかは自分次第です。また、足かせになるからといって、ただただ親のスネをかじって生活しているようでは、いつまでたっても本気になれず、叶う夢も叶いません。

就職は「ゴール」ではない

就職するメリットを見てもデメリットを見てもわかる通り、就職することは「人生のゴール」ではありません。就職して働きながらもその先の未来について考えるものですし、就職して得たお金や知識、人脈を先のキャリアに活かす人も多いでしょう。

「人生100年時代」と言われる今、この傾向は昔よりさらに強くなっています。一度就職したからといってその先の人生の選択肢が狭まるわけでもないどころか、むしろ選択肢は増える一方なので、今現在、就職を希望していない人でも、一度就職してみると、視野が広がってさらに人生が豊かになることだって十分あり得ますよ!



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