※今回の記事は、あなたのことを考えて厳しめの意見が多いですが、どの記事にもないノウハウを詰め込んでいます。そのことを頭に入れて読んでみてください。
この記事を見てくださっているあなたは、なんとなく「フリーターでいつまでもやっていくわけにはいかないよな」と危機感を持っているのではないでしょうか。
あなたがフリーターになった経緯は
- なんとなくフリーターになってそのままずるずる
- これからやりたいことがあってそこに向かう過程で今はフリーターをしている
このどちらでしょう?もしも前者だとしたら、「何歳までフリーターでいられるか」なんて考えていること自体が、そもそもずれているのです。
気持ちは分かります。ですが、いずれにせよ正社員として今後働くことを想定しているなら、「フリーターから正社員になることは簡単ではない」と知っておく必要があります。
では、フリーターから正社員になるならどうすればいいのか、いつまでなら目指せるのか、と思いますよね?
案外、ネットで調べてみても「正社員にならなきゃまずい」ということは書いてあっても、「どうやって正社員を目指せば良いか」はなかなか見つけられません。
というわけで、今回の記事は何歳までなら正社員を目指せるのか、ということ以外に、フリーターから正社員になるための具体的な方法について解説します。
フリーターは何歳までなら正社員を目指せるのか
初めの章では、企業がなぜ正社員を雇うのか、フリーターはなぜ正社員として採用されにくいのかなどを解説し、フリーターの年齢的な限界と正社員になる条件についてお話しします。
まず企業が正社員を雇うリスクについて知ろう
企業が人材を増やそうとするとき、正社員を積極的に雇用しようとするのはきっとあなたもお分かりでしょう。ですが、意外にも正社員を雇用するリスクもあります。
- 簡単にクビにできない
- 社会保険や福利厚生があるため人件費は高くなる
- 採用費や採用後の研修費などの費用がかかる
フリーターなら、このようなデメリットはありません。ですが、それでも正社員を雇用するのは、以下のメリットがあるからです。
- 長期的に人材育成できる
- その企業で出世したい成長したいという意欲が高く仕事に対する責任感やモチベーションが高い
また、フリーターには任せられない仕事を正社員に任せることは多く、結果フリーターが正社員を目指そうとしても未経験からの応募となるため企業から採用されにくくなるのです。
フリーターが正社員を目指せるたった2つの条件
フリーターが正社員を目指すとき、必要なのは以下の2つの条件に該当していることです。
- 専門的なスキルがある
- 長期的に見て成長の伸びしろがある
すぐに即戦力として企業に貢献できるスキルがあれば、企業はフリーターでも積極的に正社員として採用します。
また、「この人を雇えば、将来的にこういう仕事を任せられるかも、このポジションについてもらえそう」などのポテンシャルを見出すことができれば、同じく採用されやすくなります。
伸びしろとは、その人の持つポテンシャルのこと。成長の見込みがあると思われることがカギとなりますが、成長するためには時間が必要。となると、結果的に年齢が高くなるとこれに該当しにくくなっていくのです。
フリーターが正社員になれる年齢の限界は本当に30歳なのか
フリーターが正社員を目指すなら、30歳が限界だと言われています。ですが、これは必ずしも正解とは言い切れません。そもそも、30歳が限界だと言われている理由は、「30歳の未経験フリーターを正社員として雇っても伸びしろがそれほど期待できないのでは」と思われるからです。
ですが、例外があります。それは、「スキルのあるフリーター」です。
スキルがあれば30代でも即戦力として正社員雇用される可能性は十分にあります。ならば、スキルを身につけて、スキルがあることが証明できれば良いのです。
- 実務経験として履歴書に記載できるものがある※おすすめ!
- 資格をもって証明する
スキルを証明する場合、資格よりも実績の方が評価されることが多くなっている今日この頃、「何のスキルを身につけ、何の業務に携わっていたか」が重要視されるのです。
なぜなら、資格があるだけで実績を積んでいない人よりも、実際にこれまでに実績を積んだ人の方が、「確実に使える」と企業が考えるからです。
つまり、30歳が限界なんていうのはナンセンス。年齢よりも、「自分は役に立つ、企業にとってプラスになる人材だ」ということがアピールできるかどうかにかかっています。
「フリーターは何歳までならOK?」という疑問を持つと危険
ここで、もう一度「フリーターは30歳までは大丈夫」という考え方について念を押しておきたいと思います。
確かに、30歳くらいまでならフリーターでいても、その先正社員になれる可能性はゼロではありません。ですが、ゼロではないだけであって決して安心できる状況ではないことに気づかなければなりません。
フリーターは正社員として就職する際に、必ず足かせになります。あなたはフリーターなのですから、すでにもうマイナスからのスタートなのです。「今のうちはいいや」と思う理由など一つもありません。
だったらどうすればいいか、答えは簡単です。
- なんとなくフリーターでいる自分に危機感を持つ
- 今のうちにこの先何を自分の専門にするか、職種を絞る
結局、フリーターからいきなりサッと正社員になれるほど人生甘くないわけですから、まず今はその準備に入る必要があります。
今準備をして、今後の就活に備えることをしなければ、あなたはこの先の未来苦労することになってしまいます。今の自分が、「すでに黄色信号でもう赤に変わる寸前」であることを自覚し、行動を開始する必要があると理解しましょう。
フリーターが正社員になるための確実な方法
最初にも言いましたが、この記事で伝えたいことは「もうやばいよ!フリーターじゃまずいよ!」ということだけではありません。
これからお伝えする「フリーターが確実に正社員になるための方法」をみてください。
これからお伝えする5項目は、確実に正社員になれて、さらに高収入が得られる正社員になるまでの過程を先手を打ちながら実践していく戦略を解説していきます。
無資格でも挑戦可能な将来性もある業界&職種に絞る
最初から資格やスキルを持つ人は一人もいません。大事なのは、今から何を目指して進むべきかを決めること。これから目指すなら大事なのは将来性です!
無資格でも挑戦可能で、将来性のある業界や職種には以下のようなものがあります。
- プログラマー
- 営業
- コンサル
これらは、実績さえ積めばそこから先、高収入を目指して転職しやすい職種の代表格。何をしたいかわからない、という方にはぜひこの中から候補を見つけることをおすすめします!
給料が高収入になる仕組みを理解する
良い給料をもらいたいと思うのは自然なことです。少しでも高い給料をもらおうと思うなら、どうすれば高収入になるのか、その仕組みを理解することが必要です。
- 給与自体がそもそも高い企業に就職した
- 会社に貢献できた度合いが高く評価されやすい職種に就いていた
高収入は以上の条件により実現します。あなたがどれだけ「がんばった」と思っても、それが実際に給与に反映されるとは限りません。
ここで、「高収入が叶わない」事例を紹介しましょう。
Aさんは、接客業に就き毎日真面目に働いています。周りの誰よりも、自分が接客のスキルが高いという自負があるAさんですが、給与はまったく上がっていきません。
この場合、接客の上手い下手は数字で客観的に評価することができないことが理由です。自分が明らかに周りより「がんばっている」としても、それを測る物差しはありません。
逆に、
- 自分の頑張りによって企業の売り上げが○%伸びた
- 自分の作ったWEBサイトでこれまでよりも閲覧数が○%UPした
- 自分がコンサルした企業の利益が○%UPした
このようなケースは、あなたの功績がはっきりと企業に伝わり、その功績に見合うだけのリターンが期待できます。高収入を目指すには、「評価しやすい職種」を選ぶことがポイントとなるのです。
職種の決定と職種のキャリアパスの確認を行う
先ほど紹介したおすすめの職種
- プログラマー
- 営業
- コンサル
の中から、「これを目指そう」と思うものを一つ決めたと仮定します。次にするべきことは、「キャリアパスの確認」です。
職種ごとにキャリアパスがあります。おすすめした職種はどれもキャリアパスが広がりやすいものです。
例えばプログラマーを例にとってキャリアパスがどう広がる可能性を秘めているかを確認してみましょう。
- プログラマーからシステムエンジニアになり、さらに高収入を目指して転職する
- プログラマーからシステムエンジニアになり、その後フリーランスになる
エンジニアになれば、さらに高い給与を狙えるのがプログラマーの魅力。エンジニアになって終わりではなく、その後の転職や独立など道は多岐に渡ります。
今の時点では遠い未来のことのように思えるかもしれませんが、今のうちから、さらに先の目標までを設定しておくためにはキャリアパスを確認することが必須です。
キャリアパスに沿って必要なスキルを確認する
職種が絞り込めたら、そこからやみくもに正社員雇用してもらうために就活をすると思った人はここで考えを改める必要があります。なぜなら、そんなにシンプルではないからです。
キャリアパスの確認では、今後進むべき道をどこに設定するかを確認しました。ここからは、まずそれぞれ目標とする職種に就くにあたり必要なスキルを確認していきましょう。
- プログラミング能力
- コミュニケーション能力
- 数学的な処理知識
- 論理的な思考
- コミュニケーション能力
- 論理的な思考
- 専門的な知識や技術(コンサルに入る企業の業種によりさまざま)
- ヒアリング能力
- タイムマネジメント能力
- トラブル対応能力
- ストレス耐性能力
このように、業種により必要となるスキルは異なります。これから実際に目指していくにあたり、必要なスキルがどれだけあるのかを把握しましょう。ここでは「どうやってスキルや実績を身につけるか」はまだ考えなくてOKです。
スキル獲得のために必要な環境を探す&実績を出す
必要なスキルを獲得し、実績を積んだ上で「すぐにでも役立てる人材」と自分をアピールすることができれば、目指す職種に正社員として採用されることは難しくありません。
では、どうやってスキルを獲得できるのか、実績を積んでいくのか、という点についてです。
自力でスキルを身につけていくことはものすごく頑張ればできるかもしれません。でもどちらにしろ、実績を積むというところで「実績を積む場所がない」という壁にぶち当たるのは目に見えています。
そこでおすすめしたいのがリバラボインターンシップです。今現在フリーターのあなたが、今後正社員雇用を目指していくなら、まず「下積み期間を経て実績を地道に積み上げる」ことが大事です。そうすることで、初めて「経験者」として就活することが可能になります。
下積みをするにしても、その間のお給料がなければ生活はできません。ですが、インターンならお給料ももらいながら、必要なスキルと実績が身につけられるのです。
リバラボインターンシップでは、あなたが必要としているスキル獲得のための環境を提供するだけでなく、その後の転職までを一直線でサポートしています。
そんな、あたらしい就職支援サービスの詳細はこちらからご覧いただけます!
まとめ
やや辛口が多くなってしまったものの、あなたのこれからの人生をより良いものにすることを考えれば、知っておいて損はない内容だったはずです!
今フリーターのあなたは、今後を考える必要があります。「今はまだ若いしいいだろう」、「とりあえず給料はそれなりにあるし、やっていけてるから問題ないだろう」などと思っていたら大間違い!
今回の記事の要点をポイントにまとめると
- 30歳まではフリーターでも大丈夫、はキケン!
- 就活において大事なのは年齢よりも、自分にスキルや実績があるかどうか
- 今のうちから目指す職種を決めておくべき
- フリーターから正社員をいきなり目指すのは厳しい
- インターンでスキルと実績を身につければ、目標とする職種に正社員雇用される可能性は上がる
うかうかしていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。
今日、この記事を読んでくれたあなたには、これからの未来を大きく変えるチャンスがあるのです。ここから行動を起こすか起こさないかはあなたの決めること。
でも、少しでも将来の暮らしをいいものにしたいと思えば、答えはひとつですよね!