プログラミングでできることは?言語別の得意分野とおすすめの学習法

転職に役立つスキルとしてプログラミングが注目されています。まずはプログラミングでできることを見てみましょう。プログラミングに使う代表的な言語の特徴や、学ぶことで得られるメリット・学習方法なども紹介します。

そもそもプログラミングとは?

よく聞くプログラミングという言葉ですが、具体的にどのような意味があるのでしょうか?詳しく知るためにも、まずはプログラミングの概要をチェックしましょう。

コンピューターへの指示を出す作業

コンピューターはどれだけ高性能でも指示がなければ何もできません。そこでコンピューターが理解しやすい言葉で指示します。その指示をプログラム、『指示に使うプログラムを作ること』をプログラミングといいます。

プログラミングは日常的に使われているさまざまなものに利用されている技術です。例えばインターネットで検索をして、目当ての情報を閲覧するときにも、プログラミングによる指示が使われています。

難しそうな印象のあるプログラミングですが、家電やゲーム・電車の運行スケジュールなど、身近な場所で使われている技術です。

プログラムが得意なこと

プログラムは『高速処理』が得意です。1秒間に約1000万回もの足し算や代入など、単純作業を行えます。また特定の処理を決められた手順で繰り返す『自動処理』も完璧に実施可能です。

人間のように自分で考え状況に合わせて処理する仕事は苦手ですが、人間では不可能な大量の作業を1度の指示でこなせます。しかもプログラムさえ正確であれば『正確処理』ができるため、計算ミスは起こり得ません。

プログラミングでできること

コンピューターへ指示を出すプログラミングができると、具体的にどのようなことが実現するのでしょうか?プログラミングでできることを紹介します。

アプリやゲームの開発

スマホで使っている『アプリ』や、家庭用ゲーム機を始めとする『ゲーム』の開発にプログラミングは欠かせない技術です。例えばアプリ内で何かボタンを押すと、メッセージが表示される仕組みになっているとします。

このときプログラミングによって、アプリ内では下記の動作をするよう指示されています。

  • タップを検知
  • タップにより動かす処理の実行
  • メッセージの表示

アプリはさまざまな機能を持ったものがあります。その全てが、プログラミングによる細かな指示の組み合わせでできているのです。

システムやツールの開発

ビジネスシーンにはさまざまな業務を効率化するための『システム』や『ツール』があります。これらを作る過程でもプログラミングは欠かせません。

例えば銀行のATMで入出金によって残高が増減するのも、コンビニエンスストアに売れやすい商品が自動的に納品されるのも、全てシステムの働きによるものです。

ほかにもシステムやツールにはさまざまなものがあり、仕事の効率化に役立てられています。

AIやロボットの開発

近年注目されているのが『AI(人工知能)』や『ロボット』の開発です。プログラミングによってそのように指示されているからこそ、AIは物事を学習しどんどん精度が上がっていきます。

またロボットも、プログラミングがなければ機械の人形です。プログラミングを用いあらかじめ指示されていることで、特定の働きをするロボットに仕上がります。

例えば、医療福祉・建設・スポーツ・災害現場など、活用範囲が広がっている技術です。

プログラミング言語とできること

アプリ・システム・AIなど、さまざまな分野でコンピューターへ指示を出すプログラミングが使用されています。ただし人間が使う言葉のままではうまくコンピューターへ指示が伝わりません。

そこでさまざまなプログラミング言語を用います。代表的な言語とその特徴を見ていきましょう。

汎用性の高いJava

銀行や公的機関のシステムにも使われている『Java』は、プログラミング言語の中でも高い人気があるのが特徴です。指示を処理するスピードの速さや、セキュリティの高さがポイントといえます。

またWindowsとMacのどちらにも使える、汎用性の高さも魅力です。開発するプログラムが1種類のみでよいため、開発の効率化にも役立ちます。

システム開発の他、ウェブアプリ開発・PCアプリ開発・Androidアプリ開発などにも利用可能です。覚えておくといろいろなシーンで使える言語ですが、学習の難易度は高めです。

初心者でも学びやすいRuby

まずは学びやすい言語で、プログラミングがどのようなものか体験したいなら『Ruby』が向いています。日本で生まれで、さまざまな言語のよいところを集めて作られました。

少ない記述量で直感的にプログラムを作れるため、スピーディーにプログラムを組めます。スピード重視の開発現場で用いられるケースが多いでしょう。

またパソコン上で動かすツールを簡単に作れるため、知っておくと仕事で発生する日常業務の効率化に役立つかもしれません。ほかにもウェブアプリ開発やウェブサイト制作などにも用いられます。

人工知能関連で使われるPython

『Python』は人工知能関連で使われるケースが多い言語です。組み上げたプログラムが読みやすいよう作られており、初心者でも高品質のプログラムを作成できます。言語そのものの習得は比較的簡単です。

使用範囲は人工知能にとどまりません。各種アプリ開発・データ収集に役立つスクレイピング・金融業界のシステム開発などもできます。

プログラミングを学ぶメリット

プログラミングを学習すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?仕事に役立つ三つのスキルを紹介します。

論理的思考が身に付きやすい

専用の言語を使いコンピューターへの指示を作成するには、筋道立てて考える『論理的思考』が欠かせません。想定した働きをさせるには、プログラムの筋が通っている必要があるからです。

繰り返しプログラミングに取り組めば、さまざまな物事を論理的に考える力が身に付くでしょう。考えていることを論理的に伝えられるようになり、相手に理解してもらいやすくなるのもメリットです。

さらに「効率的に作業するのに必要な機能は何か?」「この機能を付けるにはどのような工夫をすればよいか?」など、今までと異なる視点も持てるようになります。

就職や転職に有利

プログラミングをできる人材は不足しています。IT系の企業はもちろん、そのほかの企業でも必要とされており、就活にも転職にも役立つスキルです。

人材が不足している企業では、未経験者を雇い入れてからプログラミングの教育をしているケースもあります。そのような中、必要なスキルを習得していれば、優遇される可能性が高いでしょう。

就職や転職でスキルをアピールするには、資格を取得しておくのがおすすめです。またほかの職種と組み合わせても役立ちます。

営業なら知識を生かしてIT関連製品の魅力を伝えやすくなりますし、ウェブデザイナーであればウェブ制作の仕事をスムーズに進行可能です。

柔軟な働き方もできる

十分なプログラミングのスキルがあれば、勤務場所や勤務時間に捉われない『柔軟な働き方』もかないます。パソコンとスキルさえあればできるため、在宅ワークやフレックスタイム制で働ける企業が多いからです。

自宅で働けば通勤時間が不要になる分、より効率的に働けるでしょう。カフェやワーキングスペースなど、その日の気分に合わせて仕事場所を選ぶことも夢ではありません。

また企業に雇われるのではなく、フリーランスとして仕事をしたり、起業して自分の会社を立ち上げたりもできます。理想の働き方を実現しやすいスキルです。

プログラミングの学習方法

就活や転職にも役立つプログラミングを学ぶには、どのような方法があるのでしょうか?自分に合う学習方法を選ぶことで、効果的に身に付けられるはずです。

独学で学ぶ

できるだけ安く学ぶには『独学』が向いています。専門の本やインターネット上の情報を利用する方法です。本を数冊買っても数千~1万円で学べるため、気軽に始められます。

ただし1人で勉強しなければならず、モチベーションの維持が難しいという人もいるでしょう。自分で目標を立て、達成のために行動するのは、習慣がないうちは難しいものです。

分からないことにぶつかると、挫折してしまうかもしれません。その反面、自力で調べる習慣が身に付き、調査スキルを高められる可能性もあります。

完全に自分のペースで進められるのもメリットです。理解したところはさっと終わらせ、分かりにくいところを繰り返し確認できます。

オンラインスクールを活用する

『オンラインスクール』は、プログラミングを体系的に学べるのが利点です。理解しやすいようカリキュラムが決まっており、つまずきやすい部分を重点的に学べる仕組みができています。

その分費用はかかりますが、途中で挫折し学習を諦める可能性は低いはずです。一緒に学ぶ仲間がいますし、分からない部分があれば講師のサポートを得ながら理解を進められます。

また学習内容だけでなく、学習の進み具合のチェックもあります。1人だとだらだらしてしまいがちな人にもぴったりです。

インターンで仕事をしながら覚える

プログラミングは学べばすぐに実践で使えるわけではありません。実際に仕事の場で使えるようにするには、現場を体験するのが一番です。『インターン』で仕事をしながら学べば、現場で役立つ仕事の進め方も身に付けられます。

ただしプログラミングを学べるインターン先を自力で探すのは難しいかもしれません。そのようなときには『リバラボインターンシップ』の利用がおすすめです。

仕事をしながらプログラミングを学ぶ『エンジニアコース』に参加すれば、学びながら職歴も得られます。加えて固定給や成果に応じた歩合給を受け取れるのも魅力です。

また、都心に社員寮も完備しているため、地方出身者や一人暮らし希望者にも向いています。

リバラボインターンシップ

プログラミングを学ぼう

(出典)unsplash.com

専用の言語を使いコンピューターへ指示を出すプログラミングは、就職や転職に役立つスキルです。アプリやシステム・AIなど幅広く必要とされているため、プログラミングができる人材は不足しています。

独学・オンラインスクール・インターンなどの学習方法で学べば、これからのキャリアに役立つでしょう。フレックスタイム制や在宅ワークはもちろん、フリーランスや起業も目指せます。プログラミングを学び仕事の幅を広げましょう。



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