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『中卒』だと初任給が安い上に、その後もなかなか年収が上がっていかないケースが多いんだよ。
職種も限られるしな・・・・
でも中には、『大卒』や『高卒』と同じくらい稼いでいる『中卒』の人もいるんだよ。
この記事ではまず中卒の年収や月給の実態を踏まえた上で、年収を爆発的に高める方法をご紹介します!
資格取得の必要性も解説しますので、年収や月収が低くて困っている中卒の人はぜひ参考にしてみてください。
では、見ていきましょう!
中卒の年収や月給の実態をデータで見てみよう
この章では、中卒の年収や月収の実態をデータを用いて解説します!
- 中卒の初任給
- 中卒の給料内訳
- 中卒の平均年収
- 20代・30代・40代・50代で年収はどう変わるのか
まずは、実際に中卒でもらえる年収や年齢と共に年収がどう変化していくのかを理解しましょう!
未来を変えるためには、最初に現状把握をすることが大切ですよ。
中卒の初任給
『中卒』の初任給はおよそ15万円で、これは他の学歴と比較すると最も低い額だということがわかります。
「基本給」+「各種手当(住宅手当・資格手当など)」の最初の給与のことを指しています。また、実際にもらえる額は初任給から税金を差し引いた額ということを理解しておきましょう。
以下は、最終学歴ごとに初任給をまとめた表です。
▼最終学歴ごとの初任給
初任給 | |
---|---|
中学校卒 | 150,000円 |
高校卒 | 162,100円 |
高専・短大卒 | 179,200円 |
大学卒 | 206,100円 |
大学院卒 | 233,400円 |
参照:厚生労働省 「平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」
他の学歴と比較すると中卒が最も初任給が低いことがわかりますね。
『大学院卒』だと年齢は20代半ばになりますが初任給が233,400円と考えると、中卒の人とは83,400円の差額があります。
中卒の給料内訳
ここでは中卒の人が貰う給料の内訳をご紹介します!
初任給の額が15万円という話をしましたが、実際に本人が受け取れる額はそれ以下になるので注意が必要です。
- 初任給 150,000円
- 手取り 126,273円
- 初任給から引かれる額 23,727円
▼引かれる額の内訳
金額 | |
---|---|
健康保険料 | 7,402円 |
介護保険料(40〜64歳対象) | 0円 |
厚生年金保険料(一般の被保険者) | 13,725円 |
雇用保険料(一般の事業の場合) | 450円 |
源泉所得税 | 2,150円 |
合計 | 23,727円 |
参照:ファンジョブ 「月給手取り計算|給与シミュレーション」
たくさん引かれている!と思う人が多いと思うが、実は雇用者側も税金を払っているんだよ。
雇っている人の給料は15万円だが、実は税金を含めると雇用者側は173,017円も支払っているんだよ。
税金は国民の義務だからな!仕方ないんじゃ!
中卒の平均年収
先ほど中卒の初任給はご紹介しましたが、ここでは中卒の平均年収をご紹介します!
以下に学歴ごとに平均年収を比較しましたので、ご覧ください!
▼平均年収比較表
平均年収 | |
---|---|
中学卒 | 250.8万円 |
高校卒 | 264.8万円 |
高専・短大卒 | 278.2万円 |
大学・大学院卒 | 369.7万円 |
全学歴平均 | 304.3万円 |
参照:第二新卒エージェント neo 「中卒の年収を上げる方法3選!収入(給料)・初任給をUPさせて平均年収を超える」
中学卒だと平均よりも50万円も低いんだ・・・
大学卒の人と比較すると100万円近く違うね。
そうじゃな!
やっぱり大学卒の人たちは給料の良い大企業の一般職や専門的な資格・知識・技術を生かした職に就くからな。
そうなると給料が良いんだよ!
中卒だと給料があまり良くない働き口に限定される上に、昇給が難しいという特徴があるんだ。
だから、平均年収が他よりも低いという結果になってしまうのじゃ。
20代・30代・40代・50代で年収はどう変わるのか
ここでは年代が上がっていくに連れて、年収がどのように変化していくのかを説明します。
まずは、学歴に関係なく年代別の平均年収を表にまとめました。
▼年代別の平均年収
平均年収 | |
---|---|
20代 | 345万円 |
30代 | 442万円 |
40代 | 507万円 |
50代以上 | 622万円 |
参照:転職・求人doda(デューダ) 「(平均年収/生涯賃金)平均年収ランキング 最新版【年齢別】」
年代が上がっていくに連れて、年収も上がっていく傾向があることがわかりますね。
次に、『中卒』年代別の平均収入データと比較してみましょう!
▼中卒と全学歴平均収入の比較
中卒の平均 | 全学歴平均 | |
---|---|---|
20代 | 310万円 | 345万円 |
30代 | 390万円 | 442万円 |
40代 | 440万円 | 507万円 |
50代以上 | 412万円 | 622万円 |
参照:厚生労働省「2017年 賃金構造基本統計調査」
やっぱり結構差があるな〜
働き始める20代でも差があるけど、50代以降でも差があるのが気になる。
中卒の平均年収は50代以降で下がっているね。
そうなんだよ。
中卒の人は現役でバリバリ働けるうちは年収が上がっていくんだけど、50代以降は働けなくなったりパートになったりして年収が下がっていくんだよね。
大学卒・大学院卒の人などは、50代以降で経営者になったり会社役員になったりすると大幅に年収が上がる。
しかも、働けなくなっても収入を確保するために株を買っていたり積立をしていたり様々な方法で貯蓄している人が多いのも特徴だな。
中卒だと他の学歴と比較して年収が少ない上に、50代以降になると年収が下がる傾向にあります。
次の章では、中卒の人は年収をあげるために資格を取得するべきなのかということを検討していきます!
中卒で年収を高めたい人は必見の項目ですよ。
中卒で年収を上げるために資格は必要なの?
この章では、中卒で年収をあげるためには資格が必要なのかどうかを検討していきます。
- 中卒でも取得可能で高収入が得られる資格
- 年収と資格取得の関係性
中卒だと受験資格がない資格もありますので、ここでは受験可能な資格をご紹介します。
また、資格と年収がどのような関係なのかを解説し、実際に資格が年収をあげるために必要なのかを考えていきます!
中卒でも取得可能で高収入が得られる資格
ここでは中卒でも取得可能な資格であり、さらに高収入が見込める資格をご紹介します!
それでは一つずつ説明していきます!
公認会計士
公認会計士とは『会計監査のプロフェッショナル』で、幅広い業務を行います。
開業登録をしたのちに監査・会計のスペシャリストになり、独占業務である監査だけでなく会計・税務・コンサルティングなども行うことができます。
- 監査(財務諸表監査)
- 税務
- コンサルティング
-
組織内会計士
公認会計士の平均年収はおよそ700〜900万円です。
働き方次第で年収は大きく異なるので、そのことを頭に入れておきましょう。
- 大手監査法人 年収900万円
- 事業会社 年収500~700万円
- コンサルティング会社 年収1,200万円
- 独立 年収1,000万円以上も可能
- 補助者 年収500万円
参照:厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」
令和元年(2019年)公認会計士試験の合格率は10.7%です。
- 短答式試験(1次試験) 22.6%
- 論文式試験(2次試験) 39.4%
参照:公認会計士・監査審査会「令和元年公認会計士試験の合格発表の概要について」
弁護士
弁護士とは高度な法律の知識で人々の権利や利益を守る専門家で、弁護士法でその役割を「基本的人権の擁護と社会正義の実現」と規定されています。
高度な専門性が要求され複雑な紛争を解決するので、社会的ステータスも高く高収入で人々から大きな信頼を寄せられる仕事です。
具体的には以下の二つの業務に分けられます。
- 民事事件に関する業務
- 刑事事件に関する業務
弁護士は経験年数や働いている地域によっても大きく年収に差が出る職業です。
- 開業弁護士 1000~1500万円程度
- 勤務弁護士(東京大手弁護士事務所) 1000万円以上
- 勤務弁護士(東京中小弁護士事務所) 700~800万円
- 勤務弁護士(東京都以外の弁護士事務所) 500~700万
参照:法務省「法曹の収入・所得,奨学金等調査の集計結果(平成28年7月)」
弁護士になるためには司法試験に合格することが必須で、さらに司法試験の受験資格のために予備試験も事前に受ける必要があります。
法科大学院を卒業した人は自然に司法試験の受験資格が得られます。
そして、司法試験合格後も1年間司法修習生となり、期間終了後に『二回試験』に合格する必要があります。
- 予備試験合格率 23.9%(2019年度)
(短答式試験、論文式試験、口述試験) - 司法試験 33.63%(2019年度)
- 二回試験 およそ90%(例年)
税理士
税理士は税務・会計のプロフェッショナルで、仕事内容は税務申告や会計業務は勿論のこと、税務・会計をベースにしたコンサルティング業務も行うことができます。
税理士になるためには、『税理士試験』に合格に加えて、通算2年以上の実務経験が登録要件になります。
- 開業税理士 約3000万円
- 勤務税理士 約700万円
参照:日本税理士会連合会「日本税理士連合会が2004年4月に実施したアンケート結果」
税理士試験の合格率は毎年15%〜20%の間で推移しています。
- 令和元年度 18.1%
会計学に属する科目の2科目(必須)と税法に属する科目のうち3科目(選択必須・選択)の合計5科目に合格した時点で合格になります。
各科目とも合格基準点は満点の6割で、一度に全ての科目に合格する必要はなく計画的に受験し合格を目指すことのできる資格です。
年収と資格取得の関係性
中卒の人が年収を高めるためには、資格取得よりも実務経験と実績の方が有益である場合が多いです。
実際に中卒の人が資格を取得することで年収を高められるのは、年収の高い職種に挑戦できる権利を与えられるからです。
しかし、資格取得には入念な準備と莫大な勉強時間が伴うことを忘れてはいけません。
全てをかけて勉強するのであれば短期間で合格する可能性もありますが、その期間の収入はほぼ0になります。
また、中卒の人が受験を考える様々な資格の中にはスキルを証明するための資格が多く含まれます。
『スキルを証明する資格を持っている人』と『実務での実績や経験がある人』のどちらが評価され高収入を得られるかと言ったら、実は後者なんです。
高収入が得られる企業や職種につくためには『資格取得<<<実務経験と実績』なので、資格取得に時間を使うよりも一刻も早く実務を経験した方が良い場合が多いのです。
「時間をかけて勉強して受験する」「早く就職して現場で経験を積むこと」、どちらが自分にとって有益かをしっかり考えないとな。
収入がとびきり良い職種にチャレンジすることのできる資格ならまだしも、ただスキルを証明できるだけの資格を狙っているのなら一回考え直した方が良いぞ。
無資格の中卒でも年収を爆発的に高める方法【3ステップ】
ここでは資格取得を辞め無資格で戦っていこうと決めた人にむけて、無資格の中卒でも年収を爆発的に高められる方法をご紹介します!
- 無資格でも高収入が得られる職種を理解する
- 高収入な職種につくための戦略を理解する
- 最適なインターン先を見つける
中卒だからと諦めてしまう前に、まずはこの章を読んでみてください!
ステップ1:無資格でも高収入が得られる職種を理解する
まず、無資格でも高収入が得られる職種を理解し、狙いを定めていきましょう!
中卒でも目指せる高収入の職種は以下の通りです。
- エンジニア
工学(エンジニアリング)に関する専門的な知識やスキルを持った人材。システムエンジニアとして働くのに資格は不要。実績が評価されやすい世界。 - マーケティング
新しい商品・サービスを企画するための市場調査、販売に向けて営業戦略やプロモーション手法検討などを行う人材。売り上げ数字として結果が出るので、数字が評価に直結する役職。 - 人事・採用
採用計画に基づく社員の募集、就職フェアや会社説明会などの手配や実施、エントリーの管理、適性試験や書類選考の実施や管理、面接の実施や関係部署への各種連絡、採用・不採用の判断、内定通知の発送、内定後の事務処理などを行う人材。いかにお金をかけずに良い人を採用するかという部分で評価される役職。
- 営業
自社の商品を相手に紹介して購入を促す仕事で、法人営業・個人営業・ルート営業・新規開拓など多数の種類がある。どの業界でも結果重視の役職なので、数字を出せば評価される世界。
上記の職種に共通するポイントは、『実績重視』『資格不要』という部分です。
勿論より質の高い仕事をするために後々資格を取得する必要性が出てくることはありますが、始める時点では資格の取得が必須ではありません。
高収入を目指すのであれば、まずはご自身が挑戦しやすい業界で『エンジニア』『マーケティング』『人事・採用』『営業』のいずれかの職を検討してみてください。
ステップ2:高収入な職種につくための戦略を理解する
職種に狙いを定めたら、その職種につくための戦略を理解することが必要です!
高収入な職種に転職するために必要な戦略を簡単に説明すると・・・
『スキルアップ→実績を残す→転職』です。
スキルアップに必要な環境に飛び込み、実績を残し、実績や実務経験を持って転職活動を行うということです。
転職のために必要なことは、スキルアップして実績を残すことで周りから欲しがられる人材になることです。
- スキルアップ
自分自身のスキルをあげることにフォーカス - 実績を残す
今いる企業で胸を張って言える実績を残す
このスキルアップは非常に重要なステップになりますが、この記事を読んでいる人におすすめしたい具体的な方法があります。
それは『インターン』です!
インターンとは有償・無償どちらもありますが、企業で実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的とした活動です。
このインターン活動は自分自身のレベルアップに非常に有効な方法で、現在は学生向けだけではなく社会人向けのインターンも増えてきているのでチャンスなんです。
ステップ3:最適なインターン先を見つける
ここまできたら、最後は最適なインターン先を見つけるステップです!
『スキルアップ→実績を残す→転職』の一番最初のスキルアップのためには、やはりインターンがおすすめです!
では、インターン先の企業を探す場合の注意点をご紹介します!
- 実績を評価してくれる
学歴社会ではなく、成果主義・実力主義の企業を選ぼう - 『エンジニア』『マーケティング』『人事・採用』『営業』がある
中卒でも高収入を得られる職種がその企業にあるかどうか - スキルアップのサポート体制が整っている
未経験から始める職種である場合、周りのサポートがないと厳しい - 有償のインターン
ある程度自己投資に必要なお金をもらいながらインターンできる企業がベスト
中卒の人は大きな企業に知り合いがいないケースや実際にその会社が実力主義かどうかわからないケースもあります。
そうなるとインターン先の企業を選定することがかなり難しく、ハードルが高いように感じてしまうかもしれません。
そこで【就職orインターン→実績を積む→転職】をサポートしてくれるサービス『リバラボインターンシップ』をご紹介します!
リバラボは学歴や職歴が無い人向けに、ハイキャリア転職に必要な3つの実績(雇用、実務、収入)を習得するプログラムを提供しているのでとってもおすすめのサービスです。
ぜひ一度見てみてくださいね。
中卒でも年収を爆発的に高められる!
こちらの記事「中卒の年収や月収の実態 | 無資格でも年収を爆発的に高める方法」をご覧いただき、いかがでしたか?
中卒で無資格でも高収入の職種に転職できれば、年収を爆発的に高めることができるというのをお分かりいただけたかと思います。
それでは、最後にこの記事をおさらいしていきましょう。
- 中卒だと他の学歴よりも給料水準が低い
- 初任給で15万円、手取りは12万円ほど
- 高収入につながる資格『公認会計士』『弁護士』『税理士』は中卒でも受験可能
- 高収入の職には資格取得より実績重視の職種も多い
- 中卒で高収入を目指すなら『インターン→スキルアップ→実績→転職』がおすすめ!
高収入を得られる職種を理解して、それを手に入れるためにスキルアップすることが重要です。
道筋が見えないという方は、ぜひ一度リバラボインターンシップの活用をご検討ください。
中卒だと年収が低くなるのかな・・?
でも中卒でも年収の高い人っているよね?どうやったら年収を高められるのかな。