フリーターが「今後生活できない」と不安を感じる瞬間7選と対策

 

「今後生活ができないかもしれない」

 

このように、フリーターをしていて危機感を感じたことはありますか?

 

その危機感を肌で感じているとすれば、危険信号です。

今すぐに対策をすべき状況です。

今回は、フリーターで生活に危機感を覚えているあなたに向けて、現状の状態を把握できる情報と解決策を解説していきます。

 

ユーくん
ときどき「いつまでフリーターでやっていけるんだろうか」と不安に思うときがあるんだよね。やっぱり今後生活ができないなんてことになったら困るからさ…
ダルマちゃん
フリーターでは生活できないと思うなら、将来安心して暮らすためにも今からきちんと考えていきたいよね!この記事を読んで、今から何をすべきかを考えていこう!

 

フリーターが「今後生活できない」と不安を感じる瞬間7選

フリーターで普段特に困ることなく生活していても、ふと「やばい!これじゃ生活できないかも!」と慌ててしまう場面は急に訪れるもの。

この章では、フリーターが生活できないと思う瞬間がどのようなときなのか、代表的な例を7つ紹介します。

きっとあなたにも思い当たる節があるはずです。

 

大きな借金をしてしまった時

バイトにあまり入ることができないときや、勤務日数が減ったときなどには、一気に生活が苦しくなるのがフリーターです。

キャッシングなどでお金を借りたり、キャッシュカードでリボ払いを使って買い物をすることで、毎月の支払いが増えていきます。

数十万円や100万円を超える借金をしてしまったとき、「このままでは将来が危うい」「生活ができない!」と感じてしまうフリーターは多いです。

フリーターが一人暮らしをしているとお金絡みでいくつもの壁にぶつかることはあるあるなので、『フリーターで一人暮らしする際にぶつかる3つの金銭的な課題と対策』で課題と対策を把握しておきましょう。

 

貯金額が増えない時

フリーターだと生活費で精一杯になってしまうこと多く、貯金額がなかなか増えません。

調子の良い時は少し貯金に回すことができても、収入が少ない時にすぐに引き出してしまうなど、なかなか貯金額が増えないのはフリーターのよくある悩みです。

「実際にどのくらい貯金している人がいるんだろう」と興味を持った方は、『フリーターの平均貯金額 | 貯金が必要な5つの理由と対策』を読んでみましょう。

 

冠婚葬祭に参加できない時

結婚式に呼ばれたら、ご祝儀はもちろん交通費や宿泊費、そして2次会の費用までかかってしまうことがあります。

結婚式場から遠い場合には、一度の結婚式参列に5万円は覚悟しないといけないといったこともよくあります。

「頼むからもう誰も結婚式に呼んでくれるな」とさえ思ってしまうフリーターもいるかもしれません。

結婚式やお葬式などの冠婚葬祭は、まさに「プラスの出費がかかるとき」です。このようなイベントごとに参加する金銭的余裕がないのがフリーターの現状なのです。

一人の大人として、冠婚葬祭くらいはお金の心配をせずに参列できなければ恥ずかしいと思うのは自然なこと。

普段の生活に加えてさらなる出費があるときにこそ、「やっぱりフリーターでは生活できないのかもしれないな」と実感するものです。

 

低収入が理由で体調不良でも欠勤できない時

フリーターは基本的に時間給で働いているので、正社員と違って有給休暇もとることはできません。

その上収入に余裕があるフリーターはほとんどいないわけですから、簡単にバイトを休むことができないのが現状です。

体調が悪くても、連勤がたたって疲れが限界に来ていてもアルバイトを欠勤することができないときに、フリーターは「この先こんな生活は続けていくことはできない」と感じるものです。

フリーターの収入がどれだけないかを把握したい時には『フリーターの年収や月収 | 年収を戦略的に増やす方法も合わせて解説』をチェックしてみましょう。

 

バイト先の先輩フリーターの解雇を知った時

企業の経営状況が悪化したときには、人件費を見直すのは当たり前のことです。

このとき正社員とアルバイトのどちらが解雇されやすいかを考えると、アルバイトの方が解雇される可能性は圧倒的に高いと言えます。

勤務先の先輩フリーターが突然解雇されたと耳にしたときには、「アルバイトという雇用体系がいかに安定からかけ離れているか」を思い知らされるフリーターも多いでしょう。

明日は我が身とびくびくしがら働くのは気持ちの良いことではありません。「安心して毎日を送りたい」と思うなら、このままフリーターでいることはできないと言えますね。

「不安になってきたから正社員目指したい」と考えている場合には『フリーターから正社員を目指せる3つのルートと正社員になる確実な方法』をチェックしてみましょう。

 

歳を取るにつれて相談相手が減ったことを感じる時

自分はフリーターなのに、周りの友達の多くは正社員として働いていると、自然にその付き合いもなくなり疎遠になることが多いです。

正社員として働く周りの友達の出世話や結婚話を聞くのがだんだんと苦痛になり、自分から距離を置いてしまうフリーターは少なくありません。

年齢を重ねてもなおフリーターを継続していれば、自然と交際範囲は狭くなってしまうのも当然の流れかもしれません。

同じバイト先のバイト仲間しか話せる相手がいない上に、バイト仲間のほとんどが自分よりもかなり年下であるケースも多いでしょう。

何か心配事や悩みがあるときに、周りに相談できる人がいないと感じているフリーターもまた、「このまま相談相手もいない生活を送ることはできない」と不自由を感じるようになるものです。

ちなみに、フリーターのリアルな行く末を語った記事『2chでフリーターが語った老後までの人生とフリーターが抱える問題点』を読んでみると交友関係の深刻さが分かります。

 

将来的にもらえる年金額を知った時 

フリーターのほとんどは国民年金だけしか加入できていません。

その理由は、厚生年金の加入条件を満たすフリーターが少ないことが原因です。

将来もらえる年金について調べてみたら、到底年金だけで生活することはできないと知ったときに、「今後生活できなくなるリスク」を考えて不安に感じるケースはとても多いです。

フリーターを老後に入る直前まで継続した場合の月々の年金額、正社員の年金受給額との違いをチェックしたい時には『フリーターになると年金が少なくなる?老後に備えた年金対策まとめ』を読んでみましょう。

 

フリーターが「生活できないこともない」と余裕を感じる瞬間2選

今後生活ができないのではないか、と不安になる瞬間は多いものの、今のままでも大丈夫と思えるときもあるのがフリーター生活。

この章では、フリーターが「フリーターでも生活できるし大丈夫」だとまだまだ余裕を感じる瞬間を2つ紹介します。

 

借金するほど困窮していない時

生活が苦しくなれば、親に借金をせざるを得なくなることも多いのがフリーターですが、誰にも頼らずきちんと自分のお給料だけで生活できているときはあるものです。

  • プラスの出費がない
  • 体調を崩さず欠勤なしに出勤できている

この状況が続いているうちは、借金する必要もなく、それなりに生活は成り立っているはず。そして、この2点の条件が継続しているうちは「フリーターでも生活できないわけではない」と思えるものです。

 

同世代の社会人と生活レベルが変わらない時

たまに食事や飲み会で顔を合わせる正社員勤務の友人と話をしていても、全く生活レベルの違いが感じられない場合には、「結局フリーターも正社員も大差ないな」と思ってしまいがち。

しかしこれには落とし穴があります。

  • 正社員とフリーターの年収に差がでないのは20代前半まで。それ以降はどんどん差が開いていく
  • 正社員は厚生年金に加入しているため、今の生活レベルが変わらなくても、老後の生活レベルは確実に変わる

つまり、正社員と比較してフリーターの自分の生活レベルが変わらないと見えるのは今だけであり、5年後10年後になると「完全に生活レベルが違う」と思い知らされることになるのです。

 

【年代別】フリーターは本当に生活できないレベルなのか

フリーターの生活は一体具体的にどのくらいギリギリなのでしょう。生活できないと言えるほど厳しいものなのかどうか、ここでより詳しく解説していきましょう。

この章では、20代・30代・40代に分けて、収入と支出の内訳を実例を挙げて紹介します。あなたもぜひご自身の生活と比較しながら読んでみてくださいね。

ちなみに、月収については以下のデータを参考に、

  • 20代手取り月収平均 127,000円
  • 30代手取り月収平均 140,000円
  • 40代手取り月収平均 138,000円

と算出しています。

 

▼フリーターの年齢別平均収入

年齢 平均年収(手取り収入) 平均月収(手取り収入)
20~24歳 1,837,000円(1,469,600円) 153,000円(122,400円)
25~29歳 1,996,000円(1,596,800円) 166,000円(132,800円)
30~34歳 2,106,000円(1,684,800円) 176,000円(140,800円)
35~39歳 2,105,000円(1,684,000円) 175,000円(140,000円)
40~44歳 2,096,000円(1,676,800円) 174,000円(139,000円)
45~49歳 2,070,000円(1,656,000円) 172,000円(137,000円)

※出典:厚生労働省「雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」より

 

20代フリーターの生活

総務省統計局の調査によると、34歳までの単身世帯の平均支出額は以下の通りとなっています。

支出額は、35歳から59歳までの数字と比較しても1万円ほどしか変わらないため、ここでは34歳までの支出平均のデータのみ紹介します。
  • 食費:44,048円
  • 光熱費:7,265円
  • 家具・家事用品費:3,692円
  • 被服・履物代:8,217円
  • 保険医療費:4,580円
  • 交通・通信費:27,205円
  • 教育娯楽費:20,096円
  • その他雑費(交際費を含む):23,774円
  • 支出総額・・・133,379円

参考:総務省統計局「2019年家計調査」より

この支出に加えて家賃がかかるわけですが、家賃平均は55,675円となっています(参考:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」より

つまり、平均19万円ほどの支出が毎月発生していることが分かります。

フリーターの手取りでは到底足りないことに気が付きますよね。

つまり、フリーターは支出を節約して生活を成り立たせていることが分かります。

 

ダルマちゃん
ここで、リアルな20代フリーターの生活費を覗いてみましょう。

 

▼20代フリーターの生活費

実際の手取り額 +127,000円
交通費(遊びや冠婚葬祭も含む) 10,000円〜50,000円(冠婚葬祭があるかないかで異なる)
家賃 50,000円
食費 35,000円
光熱費 7,500円
通信費(携帯代・インターネット利用料) 12,000円
交際費・被服代 10,000円〜30,000円

 

支出の合計は一番低く見積もっても124,500円。手取り額とほぼ変わりありません。この表から分かることは以下の通りです。

  • 家賃はなるべく安いところに決めるに限る
  • 結婚式が一度あれば親への借金をする羽目になる
  • 交際費に1万円しかかけられないため、友人と食事に行く機会は最低限にする必要がある
  • なるべく食費を減らすために自炊すべし

20代のフリーターの生活では貯金に回せるお金はありませんし、交際費や食費を大きく節約して行かない限り「下手すれば給料でやりくりできなくなる」という事態になってしまいます。

 

30代フリーターの生活

ダルマちゃん

30代になったフリーター。

20代よりも生活は楽になったのか、詳しく生活費からみていきましょう。

 

▼30代フリーターの生活費

実際の手取り額 +140,000円
交通費(遊びや冠婚葬祭も含む) 10,000円〜50,000円(冠婚葬祭があるかないかで異なる)
家賃 50,000円
食費 35,000円
光熱費 7,500円
通信費(携帯代・インターネット利用料) 12,000円
交際費・被服代 10,000円〜30,000円

 

20代と30代で一人暮らしにかかる生活費が大きく変わるとは思えません。おおよそ同じくらいの支出が予想されます。

支出合計は124,500円となり、20代のときよりはほんの少し給料が上がると考えれば、若干の余裕や暮らしやすさを感じることもあるかもしれません。

しかし、とは言っても余らせることができる金額で見るとたったの1万5千円ほど!これを地道に貯金したとしても、年間18万円にしかなりません。

30代フリーター生活の特徴として分かることは以下の通りとなります。

  • 頑張っても年間20万円の貯金も難しい
  • 一度結婚式に招待されたら食費や交通費を切詰める必要あり
  • 20代のときと比べても生活が楽にならない

注目すべきは支出は決して減っていくものではないという点です。貯金ができていないフリーターにとっては、その月の収入を増やす以外に生活を楽にする手段がありません。

一方で収入は20代と比較して月収が1万3千円UPしただけ。これでは生活していくのがやっとという状況からまったく逃れられる気がしませんね。

 

40代フリーターの生活

ダルマちゃん

40代ともなると同世代のほとんどは結婚している歳です。

40代フリーターの暮らしぶりは30代と比較して変化したのでしょうか?

 

▼40代フリーターの生活費

実際の手取り額 +138,000円
交通費(遊びや冠婚葬祭も含む) 10,000円〜50,000円(冠婚葬祭があるかないかで異なる)
家賃 50,000円
食費 35,000円
光熱費 7,500円
通信費(携帯代・インターネット利用料) 12,000円
交際費・被服代 10,000円〜30,000円
医療費 5,000円

 

40代になると何かしら体の不調を感じることは増えるのが人間です。

腰が痛くなって整形外科にかかったり、体調を壊して病院に行く頻度が上がったりと、「医療費」がこれまで以上にかかることが多いのが40代の特徴です。

40代フリーターの収入は平均して月に138,000円。

これは30代の平均を少し下回っています。それに対して支出額はおおよそ13万円となり毎月貯金に回すお金はおろか、生活していくことさえままならないことが頻繁に起こり得ます。

40代のフリーター生活に関して言えることは以下の通りです。

  • 20代の頃と変わらない月収でやりくりしなければいけない
  • 病気にかかったら生活が一気に危うくなる
  • 冠婚葬祭のたびに借金しなければならない
  • 貯金が一向に増えて行かない

40代になっても貯金がほぼないとなると、この先の将来はとても心配になります。フリーターの生活レベルは20代・30代・40代ともに非常に苦しいものと言えますね。

生活できないわけではないから安心、と考えるのではなく「ずっと今のままで本当にいいのか」を考えるきっかけになれば幸いです。

 

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まとめ

今回は、フリーターでは生活ができない!と感じる瞬間を紹介し、その対策について解説してみました。あなたのフリーター生活は、「今はまだ大丈夫」かもしれません。

しかし、長い目で見ると、フリーター生活ではさまざまな面で限界を感じるようになるでしょう。

今のうちに行動を起こし、フリーターからの脱却を目指すのが「今後の生活を安定させる」ための最善の方法だと言えます。

あなたの生活レベルが今よりさらに高くなるよう、今行動を起こしましょう!!



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